シグマクシス・ホールディングス

シグマクシス・ホールディングス、2026年3月期は営業利益・経常利益が過去最高 当期純利益は減益

決算サマリー 2026.08.28
シグマクシス・ホールディングス、2026年3月期は営業利益・経常利益が過去最高 当期純利益は減益

※本記事はシグマクシス・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

2026年3月期の連結業績は、売上高238.3億円(前期比▲9%)、経常利益63.5億円(前期比+8%)となった。営業利益は6,064百万円(前期比+8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,971百万円(前期比▲10%)。営業利益・経常利益は外注費の抑制等により過去最高となり、通期業績予想(2025年11月修正)に対する達成率はそれぞれ99%、101%となった。売上高は下半期の外注減少等により前期を下回り、業績予想達成率は97%だった。旧投資事業の承継資産の再評価・処分を進めた結果、特別損失を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比▲10%となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上原価は外注費の大幅な減少(前年比で4割減)等により12,047百万円(前期比▲17%)となり、売上総利益は11,783百万円(売上総利益率49.4%、前期比+51百万円)となった。販管費は5,718百万円(前期比▲6%)に減少し、営業利益は6,064百万円(前期比+8%)となった。経常利益は持株会社の余資運用資産の受取配当金や投資有価証券売却益等により6,351百万円(前期比+8%、経常利益率26.7%)となった。税金等調整前当期純利益は、株式会社SXF・株式会社SXDの株式売却益がある一方、投資先の減損処理に伴う特別損失計上(第1・4四半期)により5,773百万円(前期比▲1%)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は法人税等の増加等により3,971百万円(前期比▲10%)となった。

項目2026年3月期2025年3月期前期比
売上高23,831百万円26,293百万円▲9%
営業利益6,064百万円5,638百万円+8%
経常利益6,351百万円5,876百万円+8%
親会社株主に帰属する当期純利益3,971百万円4,394百万円▲10%

事業の状況(コンサルティングサービス)

2026年3月期第1四半期より単一セグメント(コンサルティング事業)での開示に変更となった。プロジェクト数は956件(前期比+4%)、クライアント数は171社(前期比+10%)といずれも増加した一方、第3・4四半期の外注減少等により契約あたり売上は24.3百万円(前期比▲9%)に減少した。上位10クライアントの売上高占有率は46.7%となり、前期の54.2%から低下した。産業別では運輸、金融、情報通信、小売、商社、建設が顧客層の中心となっている。

指標2024年3月期2025年3月期2026年3月期対前年同期比
プロジェクト数(件)941923956+4%
クライアント数(社)164155171+10%
契約あたり売上(百万円)22.326.824.3▲9%
上位10クライアント売上高占有率52.0%54.2%46.7%開示なし
2026年3月期連結損益計算書
出典:シグマクシス・ホールディングス 決算補足資料(2026年3月期 通期) P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高25,300百万円(前期実績比+6%、子会社3社の影響を除く売上高は+9%)、営業利益6,600百万円(同+9%)、経常利益6,700百万円(同+5%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,460百万円(同+12%)としている。外注比率は前年度下半期と同水準、採用計画・社内人財稼働率は前年度と同水準を想定している。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績対前期実績増減率
売上高25,300百万円23,831百万円+6%
営業利益6,600百万円6,064百万円+9%
経常利益6,700百万円6,351百万円+5%
親会社株主に帰属する当期純利益4,460百万円3,971百万円+12%
2027年3月期連結業績予想
出典:シグマクシス・ホールディングス 決算補足資料(2026年3月期 通期) P.14

株主還元

2026年3月期の年間配当金は1株当たり26円(前期比+5円の増配)となり、配当性向は54.5%、DOEは15.1%だった。2027年3月期の配当予想は26円(前期実績比±0円)で、配当性向目標50%を考慮し前年度水準を維持する方針としている。当連結会計年度は26億円超の自己株式取得を実施し、2025年11月に自己株式300万株を消却済み。配当と自己株式取得をあわせた2026年3月期の総還元性向は100%以上、ROEは27.8%だった。2026年5月~7月に新たに3億円の自己株式取得を決定している。

項目2025年3月期2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
年間配当金/1株当たり21円26円26円
株主還元施策の強化
出典:シグマクシス・ホールディングス 決算補足資料(2026年3月期 通期) P.4

中期経営計画・トピック

中期ビジョン「シグマクシス・グループ2030」では、2030年3月期のありたい姿として売上高500億円、経常利益150億円(経常利益率30%)、コンサルタント数1,100名を掲げ、2025年3月期から2030年3月期のCAGRは売上高で約14%、経常利益で約21%としている。配当性向目標は2030年3月期に50%、ROE目標は同期に35%としている。また、2026年4月13日には株式会社コアコンセプト・テクノロジー(東証グロース市場、証券コード4371)との資本業務提携の検討を開始することを決議した。同社の持株比率は2026年4月27日時点で10.64%(株式数1,874,000株)で、2027年3月末までに持分法適用となる水準まで議決権比率を引き上げたい意向としている。資本業務提携について、現段階では両社間で合意した事実はないとしている。

シグマクシス・グループ2030 ~2030年3月期 ありたい姿~
出典:シグマクシス・ホールディングス 決算補足資料(2026年3月期 通期) P.17

※本記事はシグマクシス・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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