ウチヤマホールディングス

ウチヤマホールディングス、2026年3月期は営業利益164.6%増 当期純利益は85.6%減少

決算サマリー 2026.08.28
ウチヤマホールディングス、2026年3月期は営業利益164.6%増 当期純利益は85.6%減少

※本記事はウチヤマホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ウチヤマホールディングスの2026年3月期連結業績は、売上高29,577百万円(前期比+1.6%)、営業利益551百万円(同+164.6%)、経常利益851百万円(同+50.6%)となった。介護事業の入居率上昇による増収増益、カラオケ事業の赤字縮小が寄与した一方、親会社株主に帰属する当期純利益は296百万円(前期比△85.6%)となった。会社は2026年2月13日に通期連結業績予想を修正している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

税金等調整前当期純利益は前期685百万円から当期725百万円に増加した。法人税等は前期がマイナス1,365百万円だったのに対し、当期は429百万円の費用計上となり、親会社株主に帰属する当期純利益は296百万円(前期比△85.6%)となった。1株当たり配当金は10円で前期と同額。

項目2026年3月期2025年3月期前期比
売上高29,577百万円29,105百万円+1.6%
営業利益551百万円208百万円+164.6%
経常利益851百万円565百万円+50.6%
親会社株主に帰属する当期純利益296百万円2,051百万円△85.6%
1株当たり当期純利益15.26円105.85円開示なし
1株当たり配当金10円10円±0円

事業別の状況

介護事業の売上高は24,457百万円(前期比+3.1%)、セグメント利益は1,773百万円(同+4.0%)となった。入居率は全施設93.8%(前期92.3%)、既存施設93.9%(前期93.1%)に上昇した。施設数は116カ所195事業所(2026年3月31日現在)で、前期から住宅型有料老人ホーム1カ所、訪問介護事業所1カ所を閉鎖した。退去率(退去者数/総入居者数)は2.7%(前期2.8%)。

カラオケ事業の売上高は4,110百万円(前期比△6.4%)となったが、不採算店舗の閉店を計画より前倒ししたことなどにより収益性が改善し、セグメント利益は△17百万円(前期△311百万円)と赤字が縮小した。店舗数は64店舗(2026年3月末現在、新規出店なし・3店舗退店)。

飲食事業の売上高は581百万円(前期比△19.2%)、セグメント利益は△4百万円(前期23百万円)となった。店舗数は国内9店舗。不動産事業の売上高は325百万円(前期比+16.5%)、セグメント利益は42百万円(同△57.1%)となった。前期と比較して販売用不動産の取引および収益不動産が堅調に収益を確保できたが、販売用不動産の棚卸資産評価損を計上したことにより減益となった。その他事業(インドネシア人材紹介・日本語教育等)の売上高は102百万円(前期比+43.3%)、セグメント利益は73百万円(同+38.5%)だった。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
介護事業売上高24,457百万円23,718百万円
介護事業セグメント利益1,773百万円1,704百万円
カラオケ事業売上高4,110百万円4,390百万円
カラオケ事業セグメント利益△17百万円△311百万円
飲食事業売上高581百万円646百万円
飲食事業セグメント利益△4百万円23百万円
不動産事業売上高325百万円279百万円
不動産事業セグメント利益42百万円97百万円
その他売上高102百万円71百万円
その他セグメント利益73百万円53百万円
介護事業の売上高・セグメント利益推移と入居率
出典:ウチヤマホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.6
カラオケ事業の展開状況と業績
出典:ウチヤマホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.9

施設・店舗数等

項目2026年3月期2025年3月期増減
介護施設数(カ所)116118△2
カラオケ店舗数6467△3
飲食店舗数910△1
入居率(全施設)93.8%92.3%開示なし
入居率(既存施設)93.9%93.1%開示なし
ベッド数(全施設)5,851床5,909床開示なし
退去率2.7%2.8%開示なし

通期業績予想

会社は2027年3月期の連結業績予想として、売上高30,084百万円(前期比+1.7%)、営業利益673百万円(同+22.0%)、経常利益762百万円(同△10.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益293百万円(同△0.8%)を見込む。介護事業は新規1事業所開設・既存1事業所閉鎖により116カ所195事業所5,875床の体制を計画し、カラオケ事業は新規出店1店舗・退店1店舗で期末64店舗、飲食事業は退店1店舗で期末8店舗を見込む。不動産事業は販売用不動産の売却を計画している。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績前期比
売上高30,084百万円29,577百万円+1.7%
営業利益673百万円551百万円+22.0%
経常利益762百万円851百万円△10.4%
親会社株主に帰属する当期純利益293百万円296百万円△0.8%
1株当たり当期純利益15.15円15.26円開示なし
1株当たり配当金10円(中間5円・期末5円)10円±0円
2027年3月期の連結業績予想
出典:ウチヤマホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.16

株主還元

2026年3月期の1株当たり配当金は10円(前期同額)。2027年3月期は中間配当5円、期末配当5円の年間10円を予定している。

事業戦略

会社は介護付きホームの積極展開、放課後等デイサービスの展開、M&Aの推進、介護施設を収益不動産として取得する不動産事業、福祉用具販売・レンタル部門の強化を戦略として掲げている。2027年3月・7月・11月に埼玉県熊谷市、千葉県我孫子市、埼玉県比企郡嵐山町で介護付きホーム(特定施設)を新規開設予定。

連結売上高・連結営業利益の5期推移
出典:ウチヤマホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.5

※本記事はウチヤマホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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