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文化シヤッター、2026年3月期は増収増益で過去最高益 2027年3月期も増収増益を計画

決算サマリー 2026.08.20
文化シヤッター、2026年3月期は増収増益で過去最高益 2027年3月期も増収増益を計画

※本記事は文化シヤッターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

文化シヤッター株式会社は2026年5月14日、2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の決算説明資料を公表した。連結売上高は2,362億8,200万円(前期比3.4%増)、営業利益は155億6,900万円(同5.7%増)となり、売上高は5期連続の増収、営業利益は4期連続の増益でともに過去最高を更新した。全セグメント区分で増収増益となった一方、通期計画(売上高2,400億円、営業利益168億円)には未達だった。2027年3月期は売上高2,500億円(同5.8%増)、営業利益188億円(同20.8%増)を計画している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

海外事業の落ち込みを国内事業がカバーし、売上高は前期比78億6,300万円の増収。主な増収要因は「販売数量の増加」で、主な減収要因は「海外事業」の落ち込みだった。営業利益は前期比8億4,300万円の増益。主な増益要因は「販売価格の引き上げ」で、主な減益要因は人件費・減価償却費等の「コストアップ」だった。経常利益は176億2,600万円(同19.3%増)、当期純利益は126億3,900万円(同3.9%減)。設備投資額は46億8,700万円(前期比24.8%減、計画比39.1%減)で、内訳は生産設備の刷新・工場建て替えなど建屋の老朽化対策が約34億円、システム関連投資が約13億円。1株当たり配当金は74円(前期と同額)。数値の単位は百万円(配当金を除く)。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)前期比
売上高236,282228,419103.4%(+7,863)
営業利益15,56914,726105.7%(+843)
営業利益率6.6%6.4%+0.2pt
経常利益17,62614,777119.3%(+2,849)
当期純利益12,63913,15896.1%(△519)
2026年3月期の業績ハイライト(売上高・営業利益の増減要因)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.11

セグメント別の状況

セグメント別(事業別)では、シャッター関連製品事業・建材関連製品事業・サービス事業・リフォーム事業・その他事業の全区分で増収増益となった。売上高が最も大きいのはシャッター関連製品事業(941億9,300万円、前期比1.1%増)と建材関連製品事業(935億1,100万円、同3.9%増)で、営業利益もシャッター関連製品事業(101億1,700万円、同4.2%増)が最大だった。受注面では、3月末時点の受注高が前期比4.5%増、受注残高が同10.3%増となり、国内の受注状況は好調な滑り出しとなった。

セグメント指標2026年3月期実績前期比2027年3月期予想
シャッター関連製品事業売上高94,193101.1%(+996)99,300
シャッター関連製品事業営業利益10,117104.2%(+411)12,000
建材関連製品事業売上高93,511103.9%(+3,532)97,600
建材関連製品事業営業利益3,605105.4%(+185)4,000
サービス事業売上高32,596105.2%(+1,596)35,300
サービス事業営業利益5,713105.0%(+269)6,400
リフォーム事業売上高6,940106.7%(+433)7,500
リフォーム事業営業利益115241.2%(+67)200
その他事業売上高9,040116.8%(+1,303)10,300
その他事業営業利益1,560106.7%(+98)1,800
合計売上高236,282103.4%(+7,863)250,000
合計営業利益15,569105.7%(+843)18,800
セグメント別「売上高」「営業利益」「受注」の実績と予想
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.14

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、国内で非住宅・住宅向けともに堅調な受注が見込まれることに加え、海外事業の伸長や新収益認識基準(原価回収基準)適用に伴う増加もあり、売上高は前期比137億1,800万円増の2,500億円を計画。営業利益は前期比32億3,100万円増の188億円を計画。主な増収要因は「販売数量の増加」「海外事業」、主な増益要因は「販売価格の引き上げ」、主な減益要因は「コストアップ」。経常利益は195億円(同10.6%増)、当期純利益は130億円(同2.9%増)を計画。1株当たり配当金は74円を予定。設備投資額は66億5,000万円(同41.9%増)を計画し、内訳は生産設備の刷新・建屋老朽化対策などで約52億円、DX推進に向けたシステム関連投資で約14億円。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前期比
売上高250,000236,282105.8%(+13,718)
営業利益18,80015,569120.8%(+3,231)
営業利益率7.5%6.6%+0.9pt
経常利益19,50017,626110.6%(+1,874)
当期純利益13,00012,639102.9%(+361)
2027年3月期の業績見通し(売上高・営業利益の増減要因)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.13

株主還元

配当性向40%を目安とし、2026年3月期は41.3%を実行、2027年3月期は40.0%を予想する。1株当たり配当金は2026年3月期・2027年3月期(予定)ともに年間74円。自己株式については2026年3月期8月に約20億円(81万株)を取得済み。また、2026年3月31日現在で100株以上の当社株式を保有する株主を対象に、保有株式数と継続保有期間に応じたオリジナルQUOカードを贈呈する株主優待制度を新たに導入した。過去5年間の株主総利回り(TSR)は207.3%となり、配当込みTOPIXの202.2%を上回るパフォーマンスとなった。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想
1株当たり配当金74円74円(予定)
配当性向41.3%40.0%(予想)
自己株式取得(2026年3月期8月)約20億円(81万株)
株主優待制度2026年3月31日現在100株以上保有の株主を対象に導入
株主還元の拡充(配当金・配当性向・自己株式取得・株主優待制度)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.23

中期経営計画/トピック

中期経営計画の重要な経営指標は、2026年3月期実績でROE10.8%、ROA6.2%、ROIC8.3%、BxVAスプレッド(ROIC-WACC)1.0%、自己資本比率58.3%、DEレシオ0.18。2027年3月期計画ではROE11.0%、ROIC9.1%、BxVAスプレッド1.8%を掲げる。また、2030年度に売上高3,000億円超・株価1株3,000円超の達成をめざす事業戦略「Over3,000」を打ち出しており、2026年3月末時点の株価は1,900円となっている。

※本記事は文化シヤッターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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