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イボキン、2025年12月期は増収も営業減益 純利益は増加

決算サマリー 2026.08.27
イボキン、2025年12月期は増収も営業減益 純利益は増加

※本記事はイボキンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

イボキンは2025年12月期の連結業績で、売上高は10,005百万円(前期比3.6%増)と増収となった一方、営業利益は643百万円(同19.5%減)、経常利益は665百万円(同19.2%減)といずれも減益となった。鉄スクラップ相場が前年より概ね10%あまり低い水準で推移したことに加え、解体事業で特定の大型案件が増収に寄与したものの想定以上の原価が発生したことが響いた。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は598百万円(同15.0%増)と増加し、㈱ミツエの子会社化に伴うのれん発生益や取締役逝去に伴う受取保険金等が寄与した。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は10,005百万円、営業利益は643百万円、経常利益は665百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は598百万円となった。

項目2025年12月期2024年12月期増減
売上高10,005百万円9,656百万円348百万円(3.6%増)
営業利益643百万円798百万円△155百万円(△19.5%)
経常利益665百万円823百万円△158百万円(△19.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益598百万円520百万円78百万円(15.0%増)

セグメント別(事業別)の状況

解体事業は㈱ミツエの新規連結および大型解体案件の進捗により増収となったが、複数の大型解体案件で想定を超える原価が発生し、セグメントの営業利益は減少した。環境事業は産業廃棄物の処理受託量が増加したものの、鉄スクラップの期中平均相場が前期を下回ったことで再生資源販売が伸び悩み減収・減益となった。金属事業はスクラップ取扱量が軟調で、鉄スクラップ平均相場の下落もあり減収となったが、非鉄金属相場の上昇により増益となった。

セグメント指標2025年12月期2024年12月期
解体事業売上高3,461百万円2,532百万円
環境事業売上高2,025百万円2,097百万円
金属事業売上高4,518百万円5,026百万円
合計売上高10,005百万円9,656百万円
イボキン2025年12月期連結損益
出典:イボキン 2025年12月期決算説明資料 P.4
イボキン連結セグメント別業績(売上高)
出典:イボキン 2025年12月期決算説明資料 P.7

通期業績予想

2026年12月期は、企業の生産活動や設備更新の需要が徐々に回復に向かうと想定し、増収増益を見込む。鉄スクラップ等の相場は短期的には上値が重く2026年度も現在の水準を維持すると想定する一方、非鉄金属相場は2026年はやや沈静化すると想定している。

項目2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)
売上高10,500百万円10,005百万円
営業利益800百万円643百万円
経常利益778百万円665百万円
親会社株主に帰属する当期純利益524百万円598百万円
イボキン2026年12月期通期業績予想
出典:イボキン 2025年12月期決算説明資料 P.13

株主還元

1株あたり配当金は2024年12月期32.0円、2025年12月期32.0円で、2026年12月期も32.0円を予想している。株主への安定配当を継続することを基本としつつ、将来の事業展開と財務体質の強化のために必要な内部留保の充実を勘案して配当を実施する方針。

イボキン1株あたり配当金の推移
出典:イボキン 2025年12月期決算説明資料 P.15

今後の事業展開

解体事業を成長エンジン、環境・金属事業を安定した経営基盤と位置づけ、大型案件への対応能力・信頼性の獲得と事業エリアの拡大に取り組む方針。阪神事業所(兵庫県尼崎市)の稼働が高水準となる中、2025年12月に大阪市住之江区に工場用地(約900坪)を取得し、2027年度中の開業を目指して準備を進めている。また、超大型建物解体専用機の2号機を2025年9月に導入した。

※本記事はイボキンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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