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ニッカトー、2026年3月期は増収増益 純利益は54.0%増の7.8億円

決算サマリー 2026.08.19
ニッカトー、2026年3月期は増収増益 純利益は54.0%増の7.8億円

※本記事はニッカトーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ニッカトーは2026年3月期(通期)決算を発表した。セラミックス事業では主力の電子部品業界の市況が回復傾向となり、エンジニアリング事業では自動車・重機関連等を中心に設備投資が好調に推移した結果、売上高113.4億円(前年比+12.5%)、営業利益10.7億円(同+67.9%)、経常利益11.5億円(同+59.2%)、当期純利益7.8億円(同+54.0%)となり、増収増益となった。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は前年比12.5%増の11,340,906千円、営業利益は同67.9%増の1,071,164千円、経常利益は同59.2%増の1,145,829千円、当期純利益は同54.0%増の775,702千円となった。研究開発費は同21.9%増の312,941千円、EPSは64.90円(前期42.16円)、ROEは5.7%(前期3.8%)。

項目2026年3月期(当期)2025年3月期(前期)増減率
売上高11,340,906千円10,076,578千円+12.5%
売上原価8,766,993千円8,054,175千円+8.9%
販売費及び一般管理費1,502,748千円1,384,570千円+8.5%
営業利益1,071,164千円637,832千円+67.9%
経常利益1,145,829千円719,756千円+59.2%
当期純利益775,702千円503,567千円+54.0%
研究開発費312,941千円256,807千円+21.9%
EPS(円)64.9042.16+22.74
ROE(%)5.73.8+1.9pt
2026年3月期 決算ハイライト
出典:ニッカトー 2026年3月期 決算説明資料 P.12

セグメント別の状況

セラミックス事業は受注増により工場稼働率が改善し、売上原価率が低減したことでセグメント利益が前年比86.0%増の834,469千円となった(セグメント利益率10.2%、前期比+4.1pt)。エンジニアリング事業は自動車・重機関連等を中心に設備投資が好調に推移し、計測機器の利益率改善効果によりセグメント利益は同25.0%増の236,694千円となった(セグメント利益率7.6%、前期比+0.5pt)。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
セラミックス事業セグメント売上高8,215,444千円7,405,514千円
セラミックス事業-機能性セラミックス558,542千円451,792千円
セラミックス事業-耐摩耗セラミックス5,457,099千円5,075,771千円
セラミックス事業-耐熱セラミックス2,007,903千円1,678,669千円
セラミックス事業-理化学用陶磁器他191,899千円199,280千円
セラミックス事業セグメント営業利益834,469千円448,532千円
セラミックス事業セグメント利益率10.2%6.1%
エンジニアリング事業セグメント売上高3,125,461千円2,671,063千円
エンジニアリング事業-加熱装置641,717千円786,907千円
エンジニアリング事業-計測機器・その他2,483,744千円1,884,156千円
エンジニアリング事業セグメント営業利益236,694千円189,300千円
エンジニアリング事業セグメント利益率7.6%7.1%
事業セグメント別業績
出典:ニッカトー 2026年3月期 決算説明資料 P.14

通期業績予想

2027年3月期の業績予想は、売上高11,000,000千円、営業利益1,100,000千円、経常利益1,150,000千円、当期純利益800,000千円としている。「CONNECT30」の達成を見据え、持続的な成長の基盤強化を最優先に、「まずやってみる」ことで変化していくことが重要としている。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)
売上高11,000,000千円11,340,906千円
営業利益1,100,000千円1,071,164千円
経常利益1,150,000千円1,145,829千円
当期純利益800,000千円775,702千円
2027年3月期 業績予想
出典:ニッカトー 2026年3月期 決算説明資料 P.25

株主還元

経営資源の効率的な運用で企業基盤と財務体質の強化を図り、株主への中期的な安定した配当の維持に努め、適正な利益還元を行うことを基本方針としている。配当性向は30~50%を目安に配当金を決定する。年間1株当たり配当金は2026年3月期21円(配当性向32.4%)、2027年3月期は23円(配当性向34.4%)を予想している。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)
1株当たり配当金23円21円21円
配当性向34.4%32.4%50.4%
株主還元(配当金)
出典:ニッカトー 2026年3月期 決算説明資料 P.22

中期経営計画/トピック

中期経営計画「CONNECT30」のもと、企業理念・ビジョン・スローガンを掲げ、3つの重点戦略と資本効率の向上に取り組んでいる。トピックスとして、代表取締役社長・大西宏司氏が「社長名鑑」に掲載され、主力材料「YTZジルコニア」の開発経験から得た技術者としての信念、100年以上培ってきた技術力・オーダーメイド対応力、若手技術者が幅広い工程に携わる育成環境が紹介された。

※本記事はニッカトーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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