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ヨシコン、2026年3月期は増収減益 2027年3月期は増収増益を予想

決算サマリー 2026.08.27
ヨシコン、2026年3月期は増収減益 2027年3月期は増収増益を予想

※本記事はヨシコンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

総合街づくり企業のヨシコンは、2026年3月期(第58期)の連結業績を発表した。売上高は29,123百万円(前期比6.0%増)と過去最高を更新した一方、営業利益は3,903百万円(前期比16.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,661百万円(前期比11.8%減)となった。資料は「レジデンス事業の減益を不動産開発事業や請負工事の増益で賄えず増収減益となった」としている。2027年3月期は売上高300億円、営業利益43億円、当期純利益28億円の増収増益を予想している。

目次

業績(2026年3月期実績)

連結売上高は29,123百万円(前期比6.0%増)で過去最高を更新した。一方、営業利益は3,903百万円(前期比16.6%減)、経常利益は4,166百万円(前期比11.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,661百万円(前期比11.8%減)となり、いずれも過去最高だった前期に次ぐ過去2番目の水準となった。自己資本当期純利益率(ROE)は9.4%(前期実績11.5%)、総資産経常利益率(ROA)は9.4%(前期実績11.4%)、売上高営業利益率は13.4%(前期実績17.0%)だった。

項目2026年3月期実績2025年3月期実績増減額増減率
売上高29,123百万円27,474百万円1,648百万円6.0%
営業利益3,903百万円4,678百万円▲774百万円▲16.6%
経常利益4,166百万円4,713百万円▲547百万円▲11.6%
親会社株主に帰属する当期純利益2,661百万円3,017百万円▲356百万円▲11.8%
2026年3月期連結実績(前期比較)
出典:ヨシコン 2026年3月期決算発表補足資料 P.4

セグメント別の状況

不動産開発事業は「不動産案件の引渡しが堅調に推移し、増収増益となった」とし、売上高19,464百万円、セグメント利益3,471百万円となった。レジデンス事業は「新規一棟売り分譲マンションの引渡しもあった前年と比べ、大幅な減収減益となった」とし、売上高2,497百万円、セグメント利益266百万円にとどまった。賃貸・管理等事業は「請負工事売上の増加により、増収増益となった」とし、売上高6,428百万円、セグメント利益1,161百万円。マテリアル事業は「取扱高増加により、増収増益となった」とし、売上高693百万円、セグメント利益9百万円(前期はセグメント損失4百万円)。その他事業は「保険代理店収入の減少もあり、減収減益となった」とし、売上高38百万円、セグメント利益19百万円だった。売上高構成比は不動産開発事業が前期の55.6%から66.8%へ上昇する一方、レジデンス事業は29.3%から8.6%へ低下した。

セグメント指標2026年3月期実績2025年3月期実績
不動産開発売上高19,464百万円15,271百万円
不動産開発セグメント利益3,471百万円3,152百万円
レジデンス売上高2,497百万円8,048百万円
レジデンスセグメント利益266百万円1,680百万円
賃貸・管理等売上高6,428百万円3,509百万円
賃貸・管理等セグメント利益1,161百万円805百万円
マテリアル売上高693百万円599百万円
マテリアルセグメント利益9百万円▲4百万円
その他売上高38百万円44百万円
その他セグメント利益19百万円33百万円
セグメント別売上高構成比(2025年3月期・2026年3月期)
出典:ヨシコン 2026年3月期決算発表補足資料 P.13

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期(第59期)は、売上高300億円、営業利益43億円、経常利益43億円、親会社株主に帰属する当期純利益28億円と増収増益を予想している。資料は、レジデンス事業における新規分譲マンションの積極的な提供、不動産開発事業における商工業・物流施設用地の誘致や優良田園住宅の企画・開発・販売、不動産証券化事業への取組み強化、賃貸・管理等事業における請負工事受注や高品質な建築物の提供、リーシング活動の強化、マテリアル事業における不動産開発事業と連携した新製品開発などを、業績予想の前提として挙げている。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績
売上高300億円291億23百万円(29,123百万円)
営業利益43億円39億3百万円(3,903百万円)
経常利益43億円41億66百万円(4,166百万円)
親会社株主に帰属する当期純利益28億円26億61百万円(2,661百万円)
2027年3月期業績予想
出典:ヨシコン 2026年3月期決算発表補足資料 P.21

株主還元

2026年3月期の1株当たり年間配当金は85円(配当性向22.5%、純資産配当率2.1%)となった。期初は80円を予定していたが増額し、15期連続の増配を継続した。2027年3月期は普通配当1株当たり年90円を予定しており、16期連続増配を見込んでいる。

決算期1株当たり配当金配当性向備考
2026年3月期実績85円22.5%15期連続増配(期初予想80円から増額)
2027年3月期予想90円開示なし16期連続増配を見込む
配当金の状況
出典:ヨシコン 2026年3月期決算発表補足資料 P.19

今後の主な案件状況

資料は「今後の主な案件状況」として、不動産開発事業における静岡県内・愛知県内を中心とした多数の土地開発案件、およびレジデンス事業における藤枝市・静岡市・富士市などの分譲マンション開発案件の一覧を、開発規模や販売開始時期とともに掲載している。

※本記事はヨシコンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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