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日本ビジネスシステムズ、2025年9月期は売上高1,725億円で過去最高 営業利益65.3%増・当期純利益271.6%増

決算サマリー 2026.08.27
日本ビジネスシステムズ、2025年9月期は売上高1,725億円で過去最高 営業利益65.3%増・当期純利益271.6%増

※本記事は日本ビジネスシステムズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

日本ビジネスシステムズの2025年9月期は、売上高172,580百万円(前期比+22.5%)、営業利益7,594百万円(同+65.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,629百万円(同+271.6%)となり、上方修正した業績予想に対して想定通りの着地で過去最高業績を更新した。クラウドインテグレーション事業、クラウドサービス事業、ライセンス&プロダクツ事業の各セグメントで2ケタ成長が継続し、過去最高の売上を更新した。2026年9月期は、売上高176,500百万円(同+2.3%)、営業利益8,400百万円(同+10.6%)、当期純利益5,850百万円(同+3.9%)を見込んでいる。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

売上高は172,580百万円、営業利益は7,594百万円(営業利益率4.4%)、経常利益は7,372百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は5,629百万円(同271.6%増)となった。資料は、営業利益率改善の要因として、増収効果に加えエンジニアリングサービス(CI+CS)の売上総利益率向上(FY25 29.3%、前期対比+2.2%)を挙げる一方、リセールビジネス(L&P)の売上総利益率は減少(FY25 2.7%、前期対比▲0.4%)したとしている。販管費については人件費および採用等費用が増加したものの、のれん償却及び貸倒引当金繰入額が減少し、増加を最小限に留めたとしている。

項目2025年9月期2024年9月期前期比
売上高172,580百万円140,858百万円+22.5%
売上総利益17,863百万円14,567百万円+22.6%
売上総利益率10.4%10.3%+0.1pt
販管費及び一般管理費10,268百万円9,974百万円+3.0%
営業利益7,594百万円4,593百万円+65.3%
営業利益率4.4%3.3%+1.1pt
経常利益7,372百万円4,587百万円+60.7%
親会社株主に帰属する当期純利益5,629百万円1,514百万円+271.6%
EBITDA8,748百万円5,631百万円+55.4%
2025年9月期 通期連結業績
出典:2025年9月期通期決算説明資料 P.5

セグメント別の状況(2025年9月期 実績)

クラウドインテグレーション事業は、体制拡充を通じた案件の増加および案件管理の強化により増収増益となった。資料は、大手顧客を中心とした顧客深耕による案件の増加及びエンジニア単価の上昇、子会社であるネクストスケープの業績改善による寄与を要因に挙げている。クラウドサービス事業は、CI事業及びL&P事業をフックにした継続的な送客により安定的に拡大し増収増益となった。ライセンス&プロダクツ事業は、ライセンス販売における顧客のクラウド利活用拡大に加え、公共系の大型案件及びWindows10のサポート終了による入替需要により物販が好調で、増収増益となった。

セグメント指標2025年9月期2024年9月期前期比
クラウドインテグレーション事業売上高27,736百万円23,593百万円+17.6%
クラウドインテグレーション事業セグメント利益5,036百万円2,985百万円+68.7%
クラウドサービス事業売上高21,890百万円18,922百万円+15.7%
クラウドサービス事業セグメント利益3,290百万円2,854百万円+15.3%
ライセンス&プロダクツ事業売上高122,941百万円98,330百万円+25.0%
ライセンス&プロダクツ事業セグメント利益2,841百万円2,417百万円+17.6%

2026年9月期 業績予想

2026年9月期は、売上高176,500百万円、売上総利益20,800百万円、営業利益8,400百万円(営業利益率4.8%)、経常利益8,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,850百万円、EBITDA9,540百万円を見込む。セグメント別業績予想では、クラウドインテグレーション事業(セグメント売上320億円、セグメント利益58.2億円)とクラウドサービス事業(セグメント売上245億円、セグメント利益44.8億円)は引き続き2ケタ成長を継続する見込みである一方、ライセンス&プロダクツ事業はセグメント売上1,200億円(前期比△2.4%)、セグメント利益21.5億円(前期比△24.3%)で、資料は売上総利益率の改善が見込めるものの販管費のセグメント配賦の変更により減益になるとしている。エンジニアリングサービス(CI事業及びCS事業)における顧客深耕と支援範囲拡大の推進により、事業規模の拡大と収益性の改善を図るとしている。

項目2026年9月期予想2025年9月期実績前期比
売上高176,500百万円172,580百万円+2.3%
売上総利益20,800百万円17,863百万円+16.4%
売上総利益率11.8%10.4%+1.4pt
販管費及び一般管理費12,400百万円10,268百万円+20.8%
営業利益8,400百万円7,594百万円+10.6%
営業利益率4.8%4.4%+0.4pt
経常利益8,200百万円7,372百万円+11.2%
親会社株主に帰属する当期純利益5,850百万円5,629百万円+3.9%
EBITDA9,540百万円8,748百万円+9.1%
2026年9月期 通期連結業績予想
出典:2025年9月期通期決算説明資料 P.11

株主還元

2025年9月期は、市場変更に伴う記念配当5.0円を含め、前期比15円増配となる年間配当金40.0円(中間配当17.0円、期末配当18.0円)を予定している。2026年9月期は、引き続き過去最高益の予想を踏まえ、前期比5円増配となる年間配当金45.0円(中間配当22.0円、期末配当23.0円)を予想している。なお資料は、2024年9月期については減損損失の計上により親会社に帰属する当期純利益が期初予想を下回ったものの、配当については期初予想を据え置いたため一時的に配当性向が高まっているとしている。

項目2022年9月期2023年9月期2024年9月期2025年9月期(予定)2026年9月期(予想)
年間配当金20.0円20.0円25.0円40.0円45.0円
配当性向30.3%27.0%75.2%33.3%36.8%
ROE16.0%16.0%6.7%22.6%19.1%
配当予想
出典:2025年9月期通期決算説明資料 P.15

中期経営目標

資料は、2028年9月期の連結目標として売上高1,900億円、営業利益120億円(営業利益率6.3%)、ROE20%を掲げている。2022年9月期(単体実績)は売上863億円・営業利益40.5億円(営業利益率4.7%、ROE16.0%)、2025年9月期(連結実績)は売上1,725億円・営業利益75.9億円(営業利益率4.4%、ROE22.6%)だった。エンジニアリングサービス(CI事業及びCS事業)は中期的に売上成長率26.0%・営利成長率22.0%(CAGR)を、ライセンス取引は付加価値のあるリカーリングビジネスへのシフトにより売上成長率3.3%・営利成長率16.5%(CAGR)を見込むとしている。

中期経営目標
出典:2025年9月期通期決算説明資料 P.17

※本記事は日本ビジネスシステムズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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