あすか製薬ホールディングス

あすか製薬ホールディングス、2026年3月期は売上高711億円で過去最高 営業利益58億円に増加

決算サマリー 2026.08.19
あすか製薬ホールディングス、2026年3月期は売上高711億円で過去最高 営業利益58億円に増加

※本記事はあすか製薬ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

あすか製薬ホールディングスの2026年3月期(2025年度)連結決算は、国内事業の堅調な推移に加え海外事業の寄与により、売上高711億円(前年度比10.9%増)と過去最高を更新し、営業利益は58億円(同9.4%増)となった。2026年度は売上高730億円、営業利益62億円を見込む。あわせて、2026〜2028年度を対象とする新たな中期経営計画「中期経営計画2028」を公表した。

目次

連結業績(2025年度実績)

2025年度は国内事業が堅調に推移したことに加え、海外事業の寄与により売上高711億円(前年度比10.9%増)と過去最高を更新した。売上原価は369億円で売上原価率は前年度比0.9ポイント増加したものの、販管費は283億円で売上高販管費率は前年度比0.7ポイント改善し、営業利益は58億円(同9.4%増)となった。中期経営計画2025の最終年度数値目標であった売上高700億円、営業利益率8%、ROE8%をいずれも達成した。

項目2025年度実績前年度比
売上高711億円+10.9%(過去最高を更新)
売上原価369億円売上原価率 前年度比+0.9pt
販売費及び一般管理費283億円売上高販管費率 前年度比▲0.7pt(改善)
営業利益58億円+9.4%
営業利益率8.2%中期経営計画2025目標8%を達成
ROE8.0%中期経営計画2025目標8%を達成

セグメント別(事業別)の状況

5つの事業のうち、国内医療用医薬品事業は産婦人科・甲状腺領域を中心に589億円、グローバル事業(海外事業)は46億円、アニマルヘルス事業は73億円、検査・アラウンドピル事業は2.3億円であった。中期経営計画2028では、2028年度に国内医療用医薬品事業630億円、グローバル事業80億円、アニマルヘルス事業90億円、検査・アラウンドピル事業10億円を目標として掲げている。

事業2025年度実績2028年度目標(中期経営計画2028)
国内医療用医薬品事業589億円630億円
 うち産婦人科274億円300億円
 うち内科その他315億円330億円
グローバル事業(海外事業)46億円80億円
アニマルヘルス事業73億円90億円
 うち飼料添加物等44億円44億円
 うち産業動物用医薬品22億円30億円
 うちCA関連7億円16億円
検査・アラウンドピル事業2.3億円10億円
次期中期経営計画における数値目標
出典:あすか製薬ホールディングス 2026年3月期決算および中期経営計画説明会 P.19

通期業績予想(2026年度)

2026年度は最低薬価の引き上げ、産婦人科領域製品等の伸長、海外事業等が業績に寄与する見込みで、売上高730億円(前年度比2.6%増)、営業利益62億円(同6.3%増)、経常利益61億円(同7.7%増)を見込んでいる。

項目2026年度予想前年度比
売上高730億円+2.6%
営業利益62億円+6.3%
経常利益61億円+7.7%
2025年度の決算ハイライトおよび2026年度の業績予想
出典:あすか製薬ホールディングス 2026年3月期決算および中期経営計画説明会 P.6

株主還元

配当方針は2026年3月期まで、連結配当性向30%を目安とし1株当たり配当金の下限を年間30円としていたが、2027年3月期以降は総還元性向40%を目安に株主還元を行い、原則として減配を行わない累進配当(特別配当を除く)を導入する。2025年度の1株当たり配当金は60円(配当性向31.4%)となり、2026年度は中間32円・期末33円の合計65円(同38.4%)を予想している。

区分1株当たり配当金配当性向
2024年度(前期)実績55円30.6%
2025年度(当期)実績60円31.4%
2026年度予想65円(中間32円・期末33円)38.4%
1株当たりの配当額推移と配当方針の変更
出典:あすか製薬ホールディングス 2026年3月期決算および中期経営計画説明会 P.43

中期経営計画2028

2026〜2028年度を対象とする「中期経営計画2028」は、「持続的成長にむけた強みの深化とグローバル展開を支える事業基盤の構築」をスローガンに掲げる。2028年度の財務目標は売上高850億円、営業利益率10%、ROE10%、総還元性向40%である。3年間のキャッシュ配分総額は前中期経営計画の392億円を上回る約450億円を計画し、成長投資に300億円超、株主還元に70〜80億円を充てる方針である。長期目標「ありたい姿2035」では2035年度に売上高1,500億円、営業利益率15%を目指すとしている。

中期経営計画2028の概要と2028年度財務目標
出典:あすか製薬ホールディングス 2026年3月期決算および中期経営計画説明会 P.17

※本記事はあすか製薬ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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