フルキャストホールディングス

フルキャストホールディングス、2025年12月期は増収増益 純利益は減益

決算サマリー 2026.08.27
フルキャストホールディングス、2025年12月期は増収増益 純利益は減益

※本記事はフルキャストホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フルキャストホールディングスの2025年12月期は、主力の短期業務支援事業を中心に業績が伸長し、売上高772億27百万円(前期比+12.6%)、営業利益79億15百万円(同+10.9%)と増収増益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は47億84百万円(同△12.9%)となり、前期に計上した連結子会社㈱BOD株式譲渡に伴う子会社株式売却益1,295百万円の反動により減益となった。通期業績予想との対比では、売上高は予想を上回ったものの、営業利益・経常利益・当期純利益は未達となった。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

連結業績は、売上高が業績予想を超過し、売上総利益は概ね業績予想に沿った結果となった。営業利益は業績予想比95.1%の達成率となり、これは主にM&A費用及び飲食事業に係る出店費用等の先行投資を実施したことによるもの。経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ業績予想比91.2%、87.3%の達成率となり、主に持分法適用関連会社の業績が低下したこと等によるもの。

項目当期前期増減
売上高77,22768,556+8,672(+12.6%)
売上総利益26,44524,517+1,928(+7.9%)
販管費18,53017,377+1,152(+6.6%)
営業利益7,9157,140+775(+10.9%)
経常利益7,7787,312+466(+6.4%)
親会社株主に帰属する当期純利益4,7845,493△709(△12.9%)

セグメント別の状況

短期業務支援事業は、㈱ビートを2025年10月1日付で連結の範囲に含めたこと等により売上高614億97百万円(前期比+10.6%)、営業利益84億69百万円(同+1.7%)となった。営業支援事業はインターネット回線販売の代理店網が好調で売上高50億50百万円(同+52.1%)、営業利益2億47百万円(同+11.5%)となった。飲食事業はグロービート・ジャパン㈱の決算期変更の反動や食材価格の高騰、出店・リニューアル費用等により売上高74億42百万円(同△2.6%)、営業利益4億56百万円(同△17.7%)となった。警備・その他事業はEXPO2025大阪・関西万博関連の臨時警備案件獲得等により売上高36億39百万円(同+53.7%)、営業利益5億30百万円(同+170.7%)となった。

セグメント指標当期前期
短期業務支援事業売上高61,09755,228
短期業務支援事業営業利益8,4698,324
営業支援事業売上高5,0503,321
営業支援事業営業利益247222
飲食事業売上高7,4427,640
飲食事業営業利益456554
警備・その他事業売上高3,6392,367
警備・その他事業営業利益530196
連結FY2025 業績予想対比(セグメント別売上高)
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.5

セグメントの変更およびM&A

M&Aによる事業の追加等を背景に、当社グループにおける経営情報の開示区分等を見直し、2026年12月期より報告セグメントを「短期業務支援事業」「飲食事業」「HRテック事業」「グローバル・長期業務支援事業」「その他事業」の5区分に変更する。2025年12月24日付でAIを活用した採用代行サービスを展開するFiah㈱の株式を取得し連結子会社化したほか、持分法適用関連会社であった㈱ビートを2025年10月1日付で連結の範囲に含めた。2026年1月30日付で㈱エントリーを連結子会社化し、2026年4月1日付でRGFタレントソリューションズ㈱及びRGF International Recruitment Holdings Limitedを連結子会社化する予定としている。

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は、㈱エントリーの連結子会社化及びRGF社等の連結子会社化予定等を踏まえ、主要セグメントである短期業務支援事業の実需が伸長するとの見込みのもと、増収増益を計画している。

項目予想前期(実績)
売上高104,70077,227
売上総利益38,35226,445
営業利益8,7007,915
経常利益8,7807,778
親会社株主に帰属する当期純利益5,4314,784
連結FY2026 業績予想
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.20
FY2026 目標及び施策
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.23

株主還元

総還元性向50%を目標とし、ROE20%以上の実現を目指す方針。2025年12月期の期末配当は1株あたり32円(配当予想と同額)を決議し、中間配当31円と合わせた年間配当は63円(前期62円)となった。2026年12月期は、前期比1円増配となる中間配当32円、期末配当32円、年間合計64円を予定している。また、代表取締役社長CEO 平野岳史氏が資産管理会社㈱ヒラノ・アソシエイツを通じて当社株式を市場から取得することとしている。

区分2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)
中間配当31円32円
期末配当32円32円
年間合計63円64円
総還元性向50%50%(目標)
次期の配当
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.27

※本記事はフルキャストホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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