オービックビジネスコンサルタント

オービックビジネスコンサルタント、2026年3月期は増収増益 2027年3月期は年間配当130円に増配

決算サマリー 2026.08.19
オービックビジネスコンサルタント、2026年3月期は増収増益 2027年3月期は年間配当130円に増配

※本記事はオービックビジネスコンサルタントが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

オービックビジネスコンサルタントは2026年3月期の連結業績で、売上高51,400百万円(前期比9.4%増)、営業利益23,580百万円(同8.4%増)、経常利益25,218百万円(同9.4%増)、当期純利益18,132百万円(同12.0%増)の増収増益となった。クラウド関連売上の伸長が牽引し、ARRは457億円(前期比12.6%増)に拡大した。2027年3月期は売上高57,500百万円・営業利益26,500百万円を計画し、年間配当は111円から130円へ増配する方針。

2026年3月期 主要な指標(売上高・営業利益・ARR等)
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.4
目次

連結業績(当期 実績)

売上高は51,400百万円(会社計画51,700百万円に対し微減だが前期比9.4%増)、売上総利益は43,505百万円(構成比84.6%、前期比10.6%増)。ソリューション売上の構成比上昇と外注委託費の減少により、売上総利益率が0.9ポイント改善した。営業利益は23,580百万円(構成比45.9%、前期比8.4%増)、経常利益は25,218百万円(構成比49.1%、前期比9.4%増)、当期純利益は18,132百万円(構成比35.3%、前期比12.0%増)で、いずれも会社計画を上回った。

項目当期(26/3期実績)前期(25/3期実績)増減
売上高51,400百万円(構成比100.0%)46,984百万円(構成比100.0%)+4,416百万円(+9.4%)
売上総利益43,505百万円(構成比84.6%)39,337百万円(構成比83.7%)+4,167百万円(+10.6%)
販売管理費19,924百万円(構成比38.8%)17,593百万円(構成比37.4%)+2,330百万円(+13.2%)
営業利益23,580百万円(構成比45.9%)21,744百万円(構成比46.3%)+1,836百万円(+8.4%)
経常利益25,218百万円(構成比49.1%)23,044百万円(構成比49.0%)+2,173百万円(+9.4%)
当期純利益18,132百万円(構成比35.3%)16,182百万円(構成比34.4%)+1,949百万円(+12.0%)
損益計算書(2026年3月期 実績・計画対比)
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.12

売上高品目別の状況

品目別では、ソリューション売上高が32,043百万円(構成比62.3%、前期比15.8%増)となり全体を牽引した。うちクラウド売上高は31,351百万円(構成比61.0%、前期比20.8%増)で、基幹業務クラウド(SaaS、IaaS)が21,758百万円(前期比26.4%増)、奉行クラウドEdgeが9,592百万円(同10.0%増)と共に伸長した。一方、サービスは14,591百万円(構成比28.4%、前期比3.5%減)で、オンプレミス保守売上が11,764百万円(同4.5%減)に減少したことが影響した。クラウドARPUは579千円/年(前期534千円/年)、稼働システム数は27.5万システム(前期25.8万システム)、継続収益比率は83.9%(前期81.8%)、契約継続率は99.4%(前期99.3%)となった。

品目当期(26/3期実績)前期(25/3期実績)前期比
ソリューション32,043百万円(構成比62.3%)27,680百万円(構成比58.9%)+15.8%
 うちクラウド31,351百万円(構成比61.0%)25,943百万円(構成比55.2%)+20.8%
関連製品4,766百万円(構成比9.3%)4,191百万円(構成比8.9%)+13.7%
サービス14,591百万円(構成比28.4%)15,112百万円(構成比32.2%)△3.5%
合計51,400百万円(構成比100.0%)46,984百万円(構成比100.0%)+9.4%

通期業績予想(2027年3月期計画)

2027年3月期は売上高57,500百万円(前期比11.9%増)、売上総利益48,600百万円(同11.7%増)、営業利益26,500百万円(同12.4%増)、経常利益28,260百万円(同12.1%増)、当期純利益19,350百万円(同6.7%増)を計画する。品目別売上高計画では、ソリューションが39,915百万円(構成比69.4%、前期比24.6%増)、関連製品が4,471百万円(同6.2%減)、サービスが13,114百万円(同10.1%減)を見込む。クラウド売上は堅調な増加を見込む一方、クラウド原価(Azure利用料)の値上げ影響により売上総利益率は前年度と同水準を見込み、販売費及び一般管理費は人件費増(人員増・昇給)や広告宣伝費増加等により増加する計画。

項目予想(27/3期計画)前期(26/3期実績)増減率
売上高57,500百万円51,400百万円+11.9%
売上総利益48,600百万円43,505百万円+11.7%
営業利益26,500百万円23,580百万円+12.4%
経常利益28,260百万円25,218百万円+12.1%
当期純利益19,350百万円18,132百万円+6.7%
2027年3月期 損益計画
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.19

株主還元

年間配当金は2026年3月期の111円から2027年3月期は130円(中間65円)へ増配する計画。配当性向は46.0%から50.5%へ上昇する見込み。

項目当期(26/3期)次期予想(27/3期)
年間配当金111円130円(中間65円)
配当性向46.0%50.5%(予想)
1株あたり配当金及び配当性向の推移
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.20

事業戦略・トピック

2027年4月にオンプレミス版「奉行11」シリーズがサポート終了を迎えることを背景に、クラウドへの移行を引き続き推進する。奉行クラウドシリーズは日本政府のセキュリティ評価制度「ISMAP」に国内業務ERPとして初登録し、行政市場への展開拡大を図る。AI戦略では「奉行クラウドAIアシスタント」「奉行クラウドAIエージェント」(新リース会計識別クラウド、連結会計支援クラウド等)の提供を進める。人的資本経営では「健康経営銘柄2026」に初選定されたほか、「健康経営優良法人2026(ホワイト500)」に2年連続で認定された。

※本記事はオービックビジネスコンサルタントが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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