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NSグループ、2025年12月期は営業収益13.2%増 当期利益11.3%増で過去最高益

決算サマリー 2026.08.20
NSグループ、2025年12月期は営業収益13.2%増 当期利益11.3%増で過去最高益

※本記事はNSグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

家賃債務保証事業を展開するNSグループの2025年12月期(連結)は、営業収益29,826百万円(前期比+13.2%)、当期利益6,325百万円(同+11.3%)となり、対前年でトップラインの二桁成長が続き過去最高業績を更新した。調整後EBITDAは13,148百万円(同+18.2%)、調整後EBITDAマージンは44.1%、ROEは22.0%だった。2026年12月期は営業収益33,069百万円(同+10.9%)、当期利益7,900百万円(同+24.9%)を見込み、過去最高益の更新を目指す。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

2025年12月期の連結業績は、2025年12月期計画に対しても営業収益・当期利益ともに上振れて着地した。営業収益は前期比+13.2%の29,826百万円(計画比+0.0%)、当期利益は前期比+11.3%の6,325百万円(計画比+10.7%)となった。調整後EBITDAは前期比+18.2%の13,148百万円、調整後EBITDAマージンは44.1%(前期比+1.9pt)となった。

項目2024年12月期実績2025年12月期計画2025年12月期実績対前期増減率対計画増減率
営業収益(百万円)26,34829,81429,826+13.2%+0.0%
(内新規保証料 按分前)13,66715,18615,075+10.3%▲0.7%
当期利益(百万円)5,6815,7136,325+11.3%+10.7%
当期利益率21.6%19.2%21.2%▲0.4pt+2.0pt
調整後EBITDA(百万円)11,11912,73013,148+18.2%+3.3%
調整後EBITDAマージン42.2%42.7%44.1%+1.9pt+1.4pt
2025年12月期 連結業績(前期比・計画比)
出典:NSグループ 2025年12月期 決算説明会資料 P.9

収益内訳(用途別新規保証料)

新規保証料(期間按分前)を用途別にみると、事業用保証が前期比+20.7%の4,463百万円と2年連続で20%成長し、成長ドライバーとなった。住居用保証は同+6.8%の10,014百万円、その他は598百万円だった。この結果、新規保証料全体は前期比+10.3%の15,075百万円となった。また、フロー収益とストック収益の構成比は、ストック収益が2025年12月期に52.2%(前期51.8%)まで上昇し、安定的収益の拡大が続いている。

区分2023年12月期2024年12月期2025年12月期2025年12月期 成長率
住居用保証(百万円)8,7279,38110,014+6.8%
事業用保証(百万円)3,0703,6984,463+20.7%
その他(百万円)619589598
新規保証料合計(按分前・百万円)12,41613,66715,075+10.3%

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期の連結業績予想は、営業収益33,069百万円(前期比+10.9%)、当期利益7,900百万円(同+24.9%)、当期利益率23.9%(同+2.7pt)としている。新規保証料は按分前で16,703百万円(同+10.8%)を見込み、事業用保証が同+18.7%と引き続き成長ドライバーとなる想定である。調整後EBITDAは13,779百万円(同+4.8%)、調整後EBITDAマージンは41.7%(同-2.4pt)を計画している。なお2026年度より調整項目の発生はないとしている。

項目2024年12月期実績2025年12月期実績2026年12月期予想対前期増減率
営業収益(百万円)26,34829,82633,069+10.9%
(内新規保証料 按分前)13,66715,07516,703+10.8%
当期利益(百万円)5,6816,3257,900+24.9%
当期利益率21.6%21.2%23.9%+2.7pt
調整後EBITDA(百万円)11,11913,14813,779+4.8%
調整後EBITDAマージン42.2%44.1%41.7%-2.4pt
2026年12月期 連結業績予想
出典:NSグループ 2025年12月期 決算説明会資料 P.17

中期経営計画

NSグループは2027年12月期までの中期経営計画を策定している。インフレによる家賃単価の上昇、住居用でのシェア拡大、事業用の市場拡大等による力強いトップライン成長を計画しており、2027年12月期に営業収益約36,500百万円、調整後EBITDAマージン約43.0%、新規契約件数約385千件を目指す。収益向上施策として、住居用・事業用それぞれの拡大戦略に加え、集金代行比率の上昇や督促・請求事務手数料の獲得、バンドル商品の販売などを掲げるほか、中期経営計画に含まれない潜在的なアップサイドとして、独立系家賃債務保証会社の買収や信販系家賃債務保証会社との提携などインオーガニック成長も検討するとしている。

中期経営計画
出典:NSグループ 2025年12月期 決算説明会資料 P.20

株主還元

配当方針は配当性向50%以上としている。2025年12月期の期末配当は35円(配当性向50.1%)、2026年12月期の年間配当予想は76円(同50.2%)とし、前期比+24.2%の増配を計画している。2026年2月12日終値1,517円に対する配当利回りは76円/1,517円で約5.0%となる。1株当たり当期利益(EPS)は2023年12月期98.68円、2024年12月期108.92円、2025年12月期121.27円と拡大しており、2026年12月期は151.46円を見込む。営業キャッシュフローの創出力を背景に、株主還元・成長投資(IT投資・M&A・人的投資)・借入金返済にバランスよく資金配分するとしている。

項目2025年12月期2026年12月期
1株当たり配当金35円(期末)76円(年間予想)
配当性向50.1%50.2%
キャッシュアロケーション・株主還元について
出典:NSグループ 2025年12月期 決算説明会資料 P.27

※本記事はNSグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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