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フォーカスシステムズ、2026年3月期は全セグメント2桁増益 営業利益率8.5%を達成

決算サマリー 2026.08.19
フォーカスシステムズ、2026年3月期は全セグメント2桁増益 営業利益率8.5%を達成

※本記事はフォーカスシステムズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社フォーカスシステムズ(証券コード:4662)は2026年5月15日、2026年3月期(第50期)決算説明資料を公表した。当期の売上高は35,698百万円(前期比9.7%増)、営業利益は3,036百万円(同39.8%増)、経常利益は3,068百万円(同41.7%増)、純利益は2,333百万円(同48.9%増)となり、いずれも期初計画を上回った。公共関連・エンタープライズ・広域ソリューション・イノベーションの全セグメントで2桁の利益成長を達成し、営業利益率は8.5%となった。前中期経営計画「24-26」で掲げた営業利益率8.0%以上の目標も達成した。

目次

業績サマリー(当期実績)

2026年3月期の業績は、前期実績・期初計画のいずれも上回る増収増益となった。売上高は前期比3,143百万円増の35,698百万円(期初計画比2,448百万円増)、営業利益は前期比864百万円増の3,036百万円(期初計画比376百万円増)となった。

項目2025年3月期実績2026年3月期計画2026年3月期実績前期比計画比
売上高32,55533,25035,698+3,143(9.7%)+2,448(7.4%)
営業利益2,1712,6603,036+864(39.8%)+376(14.1%)
経常利益2,1642,6603,068+903(41.7%)+408(15.3%)
純利益1,5661,8802,333+766(48.9%)+453(24.1%)

(単位:百万円)

セグメント別概況

4つの事業セグメントいずれも増収増益となり、資料は「各セグメントは2桁の利益成長」を達成したとしている。公共関連は社会保障・医療関連・自動車関連の大型プロジェクトが好調に推移。エンタープライズはERP(intra-mart、Biz∫)とインフラの受託体制拡充により大幅増収増益。広域ソリューションは収益性の高い案件へのシフトと価格転嫁が寄与。イノベーションはメインフレームや大手向け技術支援の増進、自社製品(電子透かし・暗号・IoT)の拡充が寄与した。

セグメント指標2025年3月期2026年3月期前年度比
公共関連売上高9,97510,8759.0%
公共関連セグメント利益1,5941,92220.6%
エンタープライズ売上高8,96410,89921.6%
エンタープライズセグメント利益1,0241,43340.0%
広域ソリューション売上高5,5745,7813.7%
広域ソリューションセグメント利益58678233.5%
イノベーション売上高8,0408,1421.3%
イノベーションセグメント利益9771,12114.7%
公共関連セグメントの売上高・セグメント利益の推移グラフ
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.4(セグメント別概況①)

利益増減の要因

純利益の増減分析によると、売上総利益の増加(+1,038百万円)が主因となり、前期比766百万円の増益となった。

2025年3月期から2026年3月期にかけての純利益増減要因を示すブリッジチャート
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.9(純利益の増減分析)

通期業績予想

2027年3月期(第51期)は、売上高39,000百万円(前期比9.2%増)、営業利益3,500百万円(同15.3%増)、経常利益3,500百万円(同14.1%増)、当期純利益2,460百万円(同5.4%増)を計画する。資料は「過去最高の売上・利益を更新予定」としている。1株当たり当期純利益は155.63円から164.30円への増加を見込む。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想増減率
売上高(百万円)35,69839,0009.2%
営業利益(百万円)3,0363,50015.3%
経常利益(百万円)3,0683,50014.1%
当期純利益(百万円)2,3332,4605.4%
1株当たり当期純利益(円)155.63164.30
2027年3月期の業績予想と1株当たり配当金の計画を示すスライド
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.13(業績・配当予想)

株主還元

1株当たり配当金は2026年3月期実績64.00円(中間配当12.00円、期末配当52.00円)に対し、2027年3月期は68.00円(中間配当16.00円、期末配当52.00円)を予定する。配当性向は41.1%から41.4%となる見込み。前中期経営計画「24-26」では配当性向35~40%の目標に対し実績41.1%、3期連続でベースアップを実施したとしている。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想
1株当たり配当金(円)64.0068.00
(内訳)中間配当(円)12.0016.00
(内訳)期末配当(円)52.0052.00
配当性向(%)41.141.4

中期経営計画

前中期経営計画「24-26」は、売上高330億円以上(実績356億円)、営業利益額26.5億円以上(実績30.3億円)、営業利益率8.0%以上(実績8.5%)、配当性向35~40%(実績41.1%)、ROE12.0%以上(実績15.9%)の目標をいずれも達成した。新たに開始する中期経営計画「27-29」では、ビジョンを「デジタル革新で顧客の変革を支える戦略パートナー」とし、売上高450億円、営業利益額45億円、営業利益率10.0%、ROE16.0%以上を目標に掲げる。投資計画は戦略投資85億円、株主還元35億円としている。

新中期経営計画27-29の売上高・営業利益・ROE等の目標数値を示すスライド
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.15(新中期経営計画要旨)

※本記事はフォーカスシステムズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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