※本記事はヘリオスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ヘリオスは2025年12月期の連結決算を発表した。売上収益は104百万円(前期560百万円)となり、主に前期に計上したRPE細胞製造方法等のライセンス契約に基づく収入の影響がなくなったことで減少した。研究開発費の増加により営業損失は3,340百万円(前期▲2,843百万円)に拡大した一方、金融収益の増加と金融費用の減少により当期利益は▲2,229百万円(前期▲4,227百万円)と損失幅は縮小した。第三者割当による新株式及び新株予約権の発行により約63億円を調達し、現預金残高は100億円を上回った。

業績(2025年12月期 実績)
連結損益計算書によると、売上収益は104百万円、営業利益は▲3,340百万円、当期利益は▲2,229百万円だった。前年同期比で研究開発費は64百万円増加し、当社従業員数(社員のみ)は58名から66名に増加した。
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 | 前年比増減額 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(百万円) | 104 | 560 | ▲456 |
| 営業利益(百万円) | ▲3,340 | ▲2,843 | ▲497 |
| 当期利益(百万円) | ▲2,229 | ▲4,227 | 1,998 |
| 研究開発費(百万円) | 2,024 | 1,960 | 64 |

財政状態(2025年12月期末)
2025年12月末の資産合計は171億円(前期末比+29億円)となった。流動資産は現金及び現金同等物の増加(+2,007百万円)により2,166百万円増加し、現金及び現金同等物の残高は5,679百万円である。資本合計は新株の発行(+5,036百万円)により2,815百万円増加した。
| 項目 | 2025年12月期末 | 2024年12月期末 | 前年増減額 |
|---|---|---|---|
| 流動資産(百万円/構成比) | 6,441(37.8%) | 4,275(30.1%) | 2,166 |
| 非流動資産(百万円/構成比) | 10,613(62.2%) | 9,916(69.9%) | 697 |
| 資産合計(百万円/構成比) | 17,054(100.0%) | 14,191(100.0%) | 2,863 |
| 流動負債(百万円/構成比) | 3,224(18.9%) | 3,350(23.6%) | ▲126 |
| 非流動負債(百万円/構成比) | 8,932(52.4%) | 8,758(61.7%) | 174 |
| 負債合計(百万円/構成比) | 12,155(71.3%) | 12,108(85.3%) | 48 |
| 資本合計(百万円/構成比) | 4,899(28.7%) | 2,084(14.7%) | 2,815 |
資金調達の状況
第三者割当による新株式及び第27回新株予約権の発行により約63億円の資金を確保し、現預金残高は100億円を上回った。2026年1月末時点で、第21回新株予約権は調達予定19.0億円のうち10.6億円、第22回新株予約権は調達予定28.1億円のうち20.2億円が行使済みで、第26回・第27回新株予約権は未行使である。発行済みワラントがすべて行使された場合、上記に加え約65.1億円の資金確保が見込まれる。
| 新株予約権 | 調達予定金額(億円) | 行使済金額(億円) |
|---|---|---|
| 第21回新株予約権 | 19.0 | 10.6 |
| 第22回新株予約権 | 28.1 | 20.2 |
| 第26回新株予約権 | 11.2 | - |
| 第27回新株予約権 | 37.6 | - |

開発パイプラインの状況
主力パイプラインのHLCM051(骨髄由来体性幹細胞)は、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)向けに日本国内での製造販売承認申請(条件及び期限付承認を目指す)準備を進めており、グローバル第3相試験(REVIVE-ARDS試験)は日本国内で2026年1月20日に治験届を提出し、2月3日に治験を開始した。脳梗塞急性期については開発・申請方針を検討中で、外傷については米国国防総省予算とメモリアル・ハーマン基金によりMATRICS-1試験(第2相)が実施中である。このほか、RACTHERA社と共同開発するRPE細胞(HLCR011、網膜色素上皮裂孔・加齢黄斑変性、2028年度上市目標)や、Akatsuki Therapeutics社が研究開発を主導するeNK細胞によるがん免疫細胞療法(AKT-01、固形がん・中皮腫・肺がん・肝がん・胃がん等)も開発中である。

通期業績予想
本資料には2026年12月期の業績予想に関する記載はない。
株主還元
本資料に配当に関する記載はない。
※本記事はヘリオスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。