シンバイオ製薬

シンバイオ製薬、2025年12月期は減収も赤字拡大 継続企業の前提に不確実性

決算サマリー 2026.08.28
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※本記事はシンバイオ製薬が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

シンバイオ製薬の2025年12月期連結業績は、主力製品トレアキシン点滴静注液の売上高が後発品浸透および薬価改定の影響を受け、売上高は前期比46.7%減の1,307百万円となった。営業損失は4,440百万円(前期は営業損失3,876百万円)、経常損失は4,647百万円(前期は経常損失3,689百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は4,776百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失3,833百万円)と、いずれも損失が拡大した。当連結会計年度においても継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するとしている。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

トレアキシン点滴静注液100mg/4mL[RTD(Ready-To-Dilute)製剤]の売上高は、後発品浸透および薬価改定の影響により前期比46.7%減の1,307百万円となった。研究開発費を含む販売費及び一般管理費は前期に比べ減少したものの、減収により営業損失を計上した。外貨建資産の為替評価差損も加わり経常損失が拡大し、減損損失等の計上により親会社株主に帰属する当期純損失は4,776百万円となった。なお、トレアキシンRTD製剤を先発医薬品とする後発医薬品は複数社から販売されている。

項目2025年12月期2024年12月期増減率
売上高1,307百万円2,452百万円46.7%減
営業利益△4,440百万円△3,876百万円
経常利益△4,647百万円△3,689百万円
親会社株主に帰属する当期純利益△4,776百万円△3,833百万円

財政状態

総資産は前期末比1,101百万円減の3,867百万円、純資産は前期末比2,925百万円減の1,272百万円となった。自己資本比率は78.1%から23.9%へ低下した。営業活動によるキャッシュ・フローは税金等調整前当期純損失の計上等により4,575百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは新株予約権付社債の発行や新株予約権の行使等により3,621百万円の収入となり、現金及び現金同等物の期末残高は2,883百万円となった。

項目2025年12月期2024年12月期
総資産3,867百万円4,968百万円
純資産1,272百万円4,197百万円
自己資本比率23.9%78.1%
1株当たり純資産15.54円84.66円

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は、トレアキシン事業の医薬品売上高が薬価改定及び後発品浸透の影響により減少する見通しであるものの、BCVおよびIVD事業の将来的なパートナリング・事業提携による収入を売上高に織り込み、売上高は3,891百万円を見込んでいる。研究開発費はBCVの造血幹細胞移植後アデノウイルス感染症を対象としたグローバル第Ⅲ相臨床試験の実施に伴い増加する見込みで、営業損失4,231百万円、経常損失4,291百万円、親会社株主に帰属する当期純損失4,331百万円となる見通しである。

項目2026年12月期(予想)増減率
売上高3,891百万円197.5%増
営業利益△4,231百万円
経常利益△4,291百万円
親会社株主に帰属する当期純利益△4,331百万円

株主還元

2025年12月期・2026年12月期(予想)とも1株当たり年間配当金は0円で、配当は実施していない。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)
1株当たり年間配当金0円0円

継続企業の前提に関する重要事象等

主力製品トレアキシンの売上高は薬価改定及び後発品浸透の影響により継続的に減少しており、BCVを中心とした研究開発活動も投資回収まで一定期間を要する事業構造であることから、前連結会計年度に続き当連結会計年度も営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するとしている。同社は、エクイティ・ファイナンス等による資金確保、他社との協業による資金調達・事業提携の検討、費用管理の徹底による事業収支の改善などの施策を講じるとしている。なお、当社グループの事業は医薬品等の研究開発及び製造販売等の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略されている。BCVについては、造血幹細胞移植後アデノウイルス感染症を対象としたグローバル第Ⅲ相臨床試験の患者登録を2026年第1四半期に開始する予定で、脳神経変性疾患領域では米国国立衛生研究所(NIH)主導による進行性多巣性白質脳症(PML)を対象とした第Ⅱ相臨床試験を開始している。

本記事はシンバイオ製薬が公表した2025年12月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はシンバイオ製薬が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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