※本記事はサイバーセキュリティクラウドが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社サイバーセキュリティクラウドは2025年12月期通期の決算を発表した。売上高は50.8億円(前年同期比+31.8%)、営業利益は11.0億円(同+42.5%)となり、2021年に策定した「2025年売上高50億円・営業利益10億円」の目標を上回って達成した。ARR(年間経常収益)は49.9億円(前年同期比+22.0%)まで伸長し、海外ARR比率は10.6%となり初めて10%に到達した。
連結業績(2025年12月期 実績)
売上高は前年同期比+31.8%の5,084百万円、営業利益は同+42.5%の1,102百万円(営業利益率21.6%、+1.5pt)、経常利益は同+31.1%の1,092百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同+42.9%の821百万円だった。会社側は2025年12月期業績予想(売上高5,000百万円・営業利益1,000百万円)に対し、売上高は進捗率101.7%、営業利益は同110.3%で着地した。
| 項目 | 2024年12月期(実績) | 2025年12月期(実績) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,857 | 5,084 | +31.8% |
| 売上総利益 | 2,520 | 3,333 | +32.3% |
| 営業利益 | 773 | 1,102 | +42.5% |
| 営業利益率 | 20.1% | 21.6% | +1.5pt |
| 経常利益 | 832 | 1,092 | +31.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 575 | 821 | +42.9% |
プロダクト別の状況
全プロダクトが順調に成長し、全社合計ARRは前年同期比+22.0%の4,997百万円(2025年12月期4Q時点)となった。攻撃遮断くん・WafCharmの解約率はいずれも概ね1%前後で安定的に推移している。CloudFastenerは上場企業を中心に導入が拡大し、ARRは前年同期比+138.9%と大きく伸びた。
| プロダクト | ARR(百万円・2025年4Q) | 前年同期比 | ユーザー数等(2025年4Q) |
|---|---|---|---|
| 攻撃遮断くん | 1,688 | +3.6% | 利用企業数1,370社 |
| WafCharm | 1,740 | +18.0% | ユーザー数1,301 |
| Managed Rules | 749 | +25.3% | ユーザー数4,035 |
| SIDfm | 289 | +17.0% | ユーザー数244 |
| CloudFastener | 344 | +138.9% | − |
| webtru | 184 | − | − |
| 全社合計 | 4,997 | +22.0% | − |


通期業績予想
2026年12月期は「2030年に向けた新中期経営計画」の初年度として、売上高60億円・営業利益12億円を目指す。本計画はオーガニック成長のみを前提とし、M&Aは上振れ要素として位置付けられている。
| 項目 | 2025年12月期(実績) | 2026年12月期(業績予想) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,084 | 6,000 | +18.0% |
| 営業利益 | 1,102 | 1,200 | +8.8% |
| 経常利益 | 1,092 | 1,200 | +9.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 821 | 865 | +5.2% |

株主還元
本資料に配当・自己株式取得等、株主還元に関する記載はない。
中期経営計画
2026年度~2030年度の5ヵ年を対象とする新中期経営計画を策定し、2030年度に売上高200億円・営業利益40億円・営業利益率20%を目指す。国内WAF領域では、攻撃遮断くんが国内クラウド型WAF市場で3年連続売上シェアNo.1、新たにWAF運用監視サービス市場でも売上シェアNo.1を獲得し、Webセキュリティ分野における国内トップ企業を目指す方針が示された。

※本記事はサイバーセキュリティクラウドが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。