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ピー・ビーシステムズ、2025年9月期は減収減益 期末配当は20円に増配

決算サマリー 2026.08.27
ピー・ビーシステムズ、2025年9月期は減収減益 期末配当は20円に増配

※本記事はピー・ビーシステムズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ピー・ビーシステムズの2025年9月期(通期)連結業績は、売上高2,634百万円(前年同期比▲15.2%)、営業利益124百万円(同▲65.5%)、経常利益127百万円(同▲64.9%)、当期純利益85百万円(同▲66.5%)といずれも減収減益となり、6年連続で更新してきた最高益は一旦ストップした。中核のセキュアクラウドシステム事業で中規模案件の受注が伸び悩んだことに加え、高付加価値製商品販売の減少とSE売上稼働率の低下が響いた。一方、エモーショナルシステム事業は勢いを取り戻し増収・損失改善となった。株主還元では、期末配当を10円から20円に増配するとともに自己株式取得も実施した。2026年9月期は売上高30億円台への復帰と営業利益の大幅増益を計画している。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

売上高は2,634百万円(前年同期比▲15.2%、通期予想比▲9.2%)、売上原価は1,937百万円(同▲12.6%)、売上総利益は697百万円(同▲21.7%)となった。販売費及び一般管理費は572百万円(同+8.4%)に増加し、営業利益は124百万円(同▲65.5%)、経常利益は127百万円(同▲64.9%)、当期純利益は85百万円(同▲66.5%)といずれも大幅な減益となった。ROE(自己資本利益率)は19.0%から6.6%へ12.4ポイント低下した。

項目2024年9月期実績2025年9月期実績前年同期比
売上高3,107百万円2,634百万円▲15.2%
売上原価2,217百万円1,937百万円▲12.6%
売上総利益890百万円697百万円▲21.7%
販売費及び一般管理費528百万円572百万円+8.4%
営業利益362百万円124百万円▲65.5%
経常利益362百万円127百万円▲64.9%
当期純利益255百万円85百万円▲66.5%
ROE(自己資本利益率)19.0%6.6%▲12.4pt
2025年9月期 エグゼクティブ・サマリー
出典:2025年9月期 決算補足資料 P.4

セグメント別の状況

セキュアクラウドシステム事業(SCL)は、売上高2,553百万円(前年同期比▲16.6%)、セグメント損益144百万円(同▲63.5%)、営業利益率5.6%(同▲7.3ポイント)となった。前期の大規模案件に相当する中規模案件の積み上げが計画通りに進まず減収したうえ、高付加価値製商品販売の低調で売上総利益が減少し、販管費の増加も重なって大幅減益となった。一方、エモーショナルシステム事業(EMO)は、売上高81百万円(前年同期比+70.4%)、セグメント損益は▲19百万円(前年同期差+13百万円)と改善した。新ソリューション「MetaAnywhere」が約3千万円規模の売上を計上し、新規取引顧客数は前期比3倍に増加した。受注残高はSCLが6.17億円(前年同期比▲20.0%)、EMOが0.95億円(同+673.6%)、合計7.12億円(同▲9.2%)となった。

セグメント指標2025年9月期実績2024年9月期実績
セキュアクラウドシステム事業売上高2,553百万円3,060百万円
セキュアクラウドシステム事業セグメント損益144百万円395百万円
エモーショナルシステム事業売上高81百万円47百万円
エモーショナルシステム事業セグメント損益▲19百万円▲33百万円
セキュアクラウドシステム事業 実績
出典:2025年9月期 決算補足資料 P.6

通期業績予想(2026年9月期 計画)

2026年9月期の計画は、売上高3,000百万円(前年同期比+13.9%)、営業利益245百万円(同+96.3%、営業利益率8.2%)、経常利益251百万円(同+97.8%、経常利益率8.4%)、当期純利益165百万円(同+93.0%、当期純利益率5.5%)、ROE14.0%(同+7.4ポイント)と、増収増益を計画している。セグメント別では、セキュアクラウドシステム事業が売上高2,821百万円(前年比+10.5%)、セグメント損益232百万円(同+61.5%)を計画。エモーショナルシステム事業は売上高178百万円(前年比2.2倍)、セグメント損益12百万円の黒字化(前年差+31百万円)を計画している。

項目2025年9月期実績2026年9月期計画前年同期比
売上高2,634百万円3,000百万円+13.9%
営業利益124百万円245百万円+96.3%
経常利益127百万円251百万円+97.8%
当期純利益85百万円165百万円+93.0%
ROE(自己資本利益率)6.6%14.0%+7.4pt
2026年9月期 計画
出典:2025年9月期 決算補足資料 P.18

株主還元

自己株式取得は期中に2回実施し、取得株式数の合計は521,200株、取得価額の総額は305,894,900円となった(①2024年10月1日~12月24日:259,800株・155,928,400円、②2025年5月16日~8月31日:261,400株・149,966,500円)。取得株式の総数は2024年9月30日時点の浮動株数1,907,966株の27.3%に相当する。配当については、KGI「2030年9月期までにROE30%を達成・維持」の実現に向け株式価値向上を図るため、2025年9月期の期末配当予想を1株あたり10円~12.5円から20円へ修正し、前期配当実績から10円の増配とした。2026年9月期からは中間配当を新たに実施し、配当予想は1株あたり20円~22.5円(中間配当10円、期末配当10円~12.5円)としている。

項目2024年9月期実績2025年9月期(期末配当予想)2026年9月期予想
期末配当(1株あたり)10円20円10円~12.5円
中間配当(1株あたり)10円
年間配当(1株あたり)10円20円20円~22.5円
株主還元(配当)
出典:2025年9月期 決算補足資料 P.14

株主優待

株主優待は、昨年からの変更点として、保有株式数による段階的なQUOカードの増額を廃止し、単元株(100株)以上保有の株主に一律QUOカード500円分を贈呈する内容に見直した。特製カレンダーは表紙デザインを10年間、縦横に並べると絵柄が浮かび上がる仕掛けで、今年は6枚目となる。

※本記事はピー・ビーシステムズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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