※本記事はNEが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
NE株式会社は2026年4月期通期決算説明資料を公表した。全社売上高は4,068百万円(前年同期比+3.6%)となり増収を確保した一方、営業利益は1,461百万円(同△3.7%)とやや減益だった。主力のネクストエンジン事業とコンサルティング事業が伸びた一方、前期に契約自治体の解約があったロカルコ事業は35.4%の大幅減収となった。2027年4月期は売上高4,630百万円(同+13.8%)を計画するが、成長投資の積極化により営業利益は1,190百万円(同△18.6%)を見込む。
業績(2026年4月期 実績)
通期の売上高は4,068百万円(前年同期比+3.6%)、営業利益は1,461百万円(同△3.7%、営業利益率35.9%、同△2.8pt)だった。経常利益は1,444百万円、当期純利益は1,008百万円。ネクストエンジンのエンハンスや受注処理件数の増加が増収に寄与した一方、外注費・人件費・支払手数料の増加が営業減益の要因となった。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,068百万円 | 3,925百万円 | +3.6% |
| 営業利益 | 1,461百万円 | 1,517百万円 | △3.7% |
| 営業利益率 | 35.9% | 38.7% | △2.8pt |

事業別の状況
セグメント別では、主力のネクストエンジン事業がエンハンスや受注処理件数の増加により増収(+5.9%)。生成AIオンライン動画講座の販売が拡大したコンサルティング事業は+46.9%と伸びた。一方、前期に発生した契約自治体の解約の影響で、ロカルコ事業は35.4%の大幅減収となった。2027年4月期よりロカルコ事業はコマーステック事業として再編される。
| 事業 | 当期売上高 | 前期売上高 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| ネクストエンジン事業 | 3,145百万円 | 2,970百万円 | +5.9% |
| コンサルティング事業 | 547百万円 | 372百万円 | +46.9% |
| ロカルコ事業 | 375百万円 | 581百万円 | △35.4% |

ネクストエンジン事業の主要指標は、総契約社数6,764社(前年同期比+194社)、GMV13,515億円(同+13.8%)、ARPU39,061円(同+2.8%)、月次解約率0.95%(同+0.11pt)だった。
| 指標 | 2025年4月期(通期) | 2026年4月期(通期) |
|---|---|---|
| 総契約社数 | 6,570社 | 6,764社 |
| GMV | 11,879億円 | 13,515億円 |
| ARPU | 38,363円 | 39,061円 |
| 月次解約率 | 0.84% | 0.95% |
財政状態
2026年4月期末の資産合計は5,190百万円(前期末比+965百万円)、うち現金及び預金は3,632百万円(同+1,035百万円)。負債合計は592百万円(同△114百万円)、純資産合計(自己資本)は4,598百万円(同+1,080百万円)となった。
通期業績予想(2027年4月期)
2027年4月期は売上高4,630百万円(前期比+13.8%)を見込む。サイバーセキュリティ対策やISMS認証取得等のシステム投資、マーケティング投資等の成長投資を積極化する方針であることから、営業利益は1,190百万円(同△18.6%)、経常利益は1,190百万円(同△17.6%)を計画。当期純利益は1,011百万円(同+0.3%)を見込む。
| 項目 | 2027年4月期予想 | 2026年4月期実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,630百万円 | 4,068百万円 | +13.8% |
| 営業利益 | 1,190百万円 | 1,461百万円 | △18.6% |
| 経常利益 | 1,190百万円 | 1,444百万円 | △17.6% |
| 当期純利益 | 1,011百万円 | 1,008百万円 | +0.3% |

トピックス
2026年2月20日に株式分割(1株につき2株の割合、基準日2026年4月30日)および株主優待制度の導入を発表。100株以上を保有する株主を対象に、ネクストエンジンのユーザー企業商品を割引価格で購入できるクーポン等を進呈する。また2026年4月17日には韓国のCafe24 Corp.との業務提携に関する基本合意書を締結し、相互の海外顧客支援や共同マーケティングなどに取り組む方針。2026年5月8日には当社株式が貸借銘柄に選定された。

※本記事はNEが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。