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ビープラッツ、2026年3月期は増収も純損失925百万円 2027年3月期は黒字回復を予想

決算サマリー 2026.08.19
ビープラッツ、2026年3月期は増収も純損失925百万円 2027年3月期は黒字回復を予想

※本記事はビープラッツが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ビープラッツの2026年3月期通期連結業績は、売上高727百万円(前年同期比102.9%)と増収。ストック収入は契約社数減により減少したものの、スポット収入はAIサービス事業向け・MVNO事業向けの新規案件獲得により増加した。通信インフラコストの減退で売上原価が減少し、営業利益は▲126百万円(前年同期比+81百万円)と赤字幅を縮小したが、固定資産の減損損失772百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は▲925百万円(前年同期比▲627百万円)となった。2027年3月期は黒字回復を見込む。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は706百万円から727百万円へ、前年同期比+20百万円(102.9%)。ストック収入は契約社数減により538百万円(前年同期比▲40百万円、92.9%)に減少した一方、スポット収入は大型開発契約はなかったもののAIサービス事業向け・MVNO事業向けの新規案件獲得により188百万円(前年同期比+61百万円、148.9%)に増加した。過去の主力製品バージョンアップに伴い増加していた通信インフラコストが大幅に減退したことで売上原価は▲106百万円(80.6%)と減少し、営業利益は▲126百万円(前年同期比+81百万円)、経常利益は▲142百万円(前年同期比+75百万円)と、いずれも赤字幅が縮小した。もっとも、減損損失772百万円の計上等により、親会社株主に帰属する当期純利益は▲925百万円(前年同期比▲627百万円)となった。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績前年差前年比
売上高70672720102.9%
営業利益▲207▲12681ー%
経常利益▲217▲14275ー%
親会社株主に帰属する当期純利益▲298▲925▲627ー%

財務面では、ソフトウェアの減損損失および減価償却による減少等により、資産合計は1,087百万円から410百万円(前期末比▲676百万円、37.7%)に減少。純資産は284百万円から▲447百万円(前期末比▲731百万円)となり、自己資本比率は26.2%から▲109.1%となった(単位:百万円)。

項目2025年3月末実績2026年3月末実績前期末差前期末比
総資産1,087410▲67637.7%
純資産284▲447▲731ー%
自己資本比率26.2%▲109.1%
2026年3月期通期決算概要
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.4

収入区分別の状況(ストック収入・スポット収入)

契約社数は、導入社数増を先行拡大する事業展開方法を見直したことにより前年同期比▲1社(99.4%)の178社。ストック収入平均単価は2024年3月期より上昇傾向にあり、利益率の高い顧客向けの営業活動へ集中する事業見直しを実施中。この結果、ストック収入は538百万円(前年同期比▲40百万円、92.9%、売上高の約7割超を占める)、スポット収入は大型開発契約はなかったもののAIサービス事業向け・MVNO事業向け新規案件により188百万円(前年同期比+61百万円、148.9%)となった(単位:百万円)。

区分2026年3月期2025年3月期前年比
ストック収入53857992.9%
スポット収入188126148.9%
売上高計727706102.9%
通期売上高推移(ストック収入・スポット収入)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、生成AIサービス事業者向けに「AI×Monetization」を掲げた新規受注の拡大、主力製品「Bplats Platform Edition v3」の機能強化やカスタマーサクセス強化、営業力の増強とAI活用による業務効率化に加え、減損損失計上済みの固定資産にかかる減価償却費負担が軽減されることも寄与し、黒字回復を見込む。売上高698百万円(前年比95.9%)、営業利益62百万円、経常利益43百万円、親会社株主に帰属する当期純利益42百万円を予想している(単位:百万円)。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想前年差前年比
売上高727698▲2995.9%
営業利益▲12662188ー%
経常利益▲14243185ー%
親会社株主に帰属する当期純利益▲92542967ー%
2027年3月期連結業績予想
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.13

株主還元

配当方針についての記載はない。2025年11月14日開催の取締役会において、創立20周年記念株主優待の実施を決議。2026年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された300株(3単元)以上を保有する株主を対象に、デジタルギフト15,000円分を贈呈する(2026年6月上旬発送予定の定時株主総会招集ご通知に同封)。同社は2026年11月に創立20周年を迎え、本記念株主優待は今回限りの実施としている。

創立20周年記念株主優待の実施に関するお知らせ
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.20

トピックス

主要トピックスとして、生成AIサービス事業者向け「AIマネタイズ支援(AI×Monetization)」の強化(2026年3月10日公表)、光コラボレーション事業者支援システムを刷新した「Bplats Collabo」の提供開始(2025年9月10日公表、10月1日提供開始)、法人向けSaaSマーケットプレイス「SaaSplats」の運営開始(2025年5月27日公表)、オリックス・レンテック株式会社との「サブかん」販売パートナー契約締結(2025年4月17日公表)を実施している。

※本記事はビープラッツが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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