扶桑化学工業

扶桑化学工業、2026年3月期は増収増益 純利益23.1%増の14,311百万円

決算サマリー 2026.08.28
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※本記事は扶桑化学工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

扶桑化学工業(証券コード4368)は、2026年3月期の連結決算短信を公表した。半導体市場向けの超高純度コロイダルシリカの販売数量増加などにより、売上高は76,926百万円(前期比10.7%増)、営業利益は18,850百万円(同16.1%増)、経常利益は19,573百万円(同18.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14,311百万円(同23.1%増)となり、増収増益となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高、営業利益は各セグメントの増収増益により伸長した。経常利益は営業利益の増加に加え為替差益の増加により、親会社株主に帰属する当期純利益は経常利益の増加に加え投資有価証券売却益の発生により、いずれも増益となった。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高76,926百万円69,501百万円10.7%増
営業利益18,850百万円16,230百万円16.1%増
経常利益19,573百万円16,561百万円18.2%増
親会社株主に帰属する当期純利益14,311百万円11,622百万円23.1%増

セグメント別の状況

ライフサイエンス事業は、国内では食品・飲料用途向け果実酸類の需要が堅調であったものの医薬品や日用品用途の需要が軟化し、海外でも中国市場の低迷が響いて減収となったが、前期の定期修繕によるコスト増加要因の解消や原材料価格の低下、海外子会社の収益寄与により減収増益となった。電子材料事業は、半導体市場の需要拡大を背景に主力の超高純度コロイダルシリカの販売数量が伸び、新規製造設備の稼働に伴う減価償却費や立ち上げ費用の増加を売上・生産拡大の効果が上回り、増収増益となった。

財政状態

総資産は前期末から10,754百万円増加し152,256百万円となった。主に現金及び預金の増加による。純資産は13,168百万円増加し117,216百万円となり、主に利益剰余金の増加による。自己資本比率は73.5%から77.0%に上昇し、1株当たり純資産は983.72円から1,107.94円に増加した。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産152,256百万円141,502百万円
純資産117,216百万円104,048百万円
自己資本比率77.0%73.5%
1株当たり純資産1,107.94円983.72円

キャッシュ・フロー

営業活動によるキャッシュ・フローは24,793百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは11,069百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは5,905百万円の支出となった。現金及び現金同等物の期末残高は37,896百万円となった。

株主還元

2026年3月期の配当は1株当たり年間82円(中間配当41円を含む、前期73円)とし、配当性向は20.2%となった。次期(2027年3月期)の配当は1株当たり28円(中間配当14円)を予定しているが、当社は2026年4月1日付で普通株式を3株に分割しており、次期の配当金は分割後の株式数に基づく金額で表記されている点に留意が必要である。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金82円28円(分割後)
配当性向20.2%17.8%

中期経営計画・通期業績予想

当社は2031年3月期を最終年度とする新中期経営計画「飛躍2030」を策定し、最終年度に売上高120,000百万円、経常利益36,000百万円を目指すとしている。次期(2027年3月期)の連結業績は、半導体市場の成長に伴う需要増加を背景に増収を見込み、販売数量の増加や販売価格の見直しにより営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ増益を見込んでいる。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高85,800百万円11.5%増
営業利益24,300百万円28.9%増
経常利益24,500百万円25.2%増
親会社株主に帰属する当期純利益16,600百万円16.0%増

本記事は扶桑化学工業が公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事は扶桑化学工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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