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ソースネクスト、2025年12月期は増収 当期純損失2,128百万円に拡大

決算サマリー 2026.08.26
ソースネクスト、2025年12月期は増収 当期純損失2,128百万円に拡大

※本記事はソースネクストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ソースネクストは、決算期を3月決算から12月決算に変更したことに伴い、2025年4月1日から12月31日までの9カ月間を対象とする変則決算「2025年12月期」の連結決算を発表した。Windows10サポート終了に伴う主力ソフトの販売伸長や新規商材の寄与で売上高は増収となり、コスト最適化により営業損失・経常損失は縮小した。一方、ポケトーク株式会社の減損損失などの特別損失計上により、当期純損失は前年同期に比べ拡大した。

目次

決算期変更について

2025年6月20日開催の定時株主総会決議により、3月決算から12月決算に変更した。2025年12月期は2025年4月1日から12月31日までの9カ月間を対象とする変則決算で、2026年12月期以降は1月1日から12月31日までの12カ月決算となる。本資料では前期比較の便宜上、2024年4月1日から12月31日までの9カ月間を「調整後2025年3月期(調整後前年同期)」として比較に用いている。

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は9,274百万円で、調整後前年同期比624百万円増(+7.2%)の増収となった。Windows10サポート終了需要による主力ソフト製品の販売伸長に加え、「筆ぐるめ」「Oura Ring 4」など新規商材が寄与した。全社的なコスト最適化により、営業損失は1,308百万円(調整後前年同期比835百万円改善)、経常損失は1,243百万円(同905百万円改善)となった。一方、財務体質の健全化を企図した減損損失の計上により、当期純損失は2,128百万円と、調整後前年同期の1,919百万円から209百万円拡大した。

項目当期実績(2025年4-12月)前期実績(調整後2025年3月期・2024年4-12月)増減
売上高9,274百万円8,650百万円+624百万円 +7.2%
営業損失△1,308百万円△2,143百万円+835百万円(損失縮小)
経常損失△1,243百万円△2,148百万円+905百万円(損失縮小)
当期純損失△2,128百万円△1,919百万円△209百万円(損失拡大)
連結損益計算書(前期・調整後前期比較)
出典:2025年12月期決算説明資料 P.5

グループ会社別の状況

子会社のポケトーク株式会社(連結)は、米国政策の見直しによる米国「ポケトーク」の売上減少などにより売上高2,544百万円(前年同期比638百万円減、△20.1%)となったが、外注業務の内製化によるコスト効率改善で営業損失は1,610百万円(同117百万円改善)となった。一方、ソースネクスト株式会社単体は、「筆ぐるめ」「Oura Ring 4」などの新製品発売やWindows11入替需要により売上高7,093百万円(同728百万円増、+11.4%)となり、業務委託費の削減やAI活用による内製化も寄与し、営業利益は274百万円(前年同期は447百万円の営業損失)と黒字転換した。

項目(ポケトーク株式会社・連結)2024年4-12月2025年4-12月増減
売上高3,182百万円2,544百万円△638百万円 △20.1%
売上総利益1,137百万円810百万円△326百万円 △28.7%
売上総利益率35.7%31.9%△3.9pt
販売費及び一般管理費2,865百万円2,421百万円△444百万円 △15.5%
営業損失△1,728百万円△1,610百万円+117百万円(損失縮小)
営業利益率△54.3%△63.3%△9.0pt
ポケトーク株式会社 損益計算書(連結)
出典:2025年12月期決算説明資料 P.12
項目(ソースネクスト株式会社・単体)2024年4-12月2025年4-12月増減
売上高6,365百万円7,093百万円+728百万円 +11.4%
売上総利益3,397百万円3,967百万円+569百万円 +16.8%
売上総利益率53.4%55.9%+2.5pt
販売費及び一般管理費3,845百万円3,693百万円△152百万円 △4.0%
営業損失/営業利益△447百万円274百万円+721百万円(黒字転換)
営業利益率△6.5%3.9%+10.4pt
ソースネクスト株式会社 損益計算書(単体)
出典:2025年12月期決算説明資料 P.13

2026年12月期の見通し

今期はソースネクスト社・ポケトーク社から中期的な成長を牽引する戦略的新製品を相次いで市場投入する計画だが、発売初期の顧客反応や需要動向によって業績数値の変動幅が大きく異なる可能性があるため、現時点での数値公表は投資家の判断をミスリードする恐れがあるとして、通期業績予想は一旦非開示としている。新製品の販売状況を見極めた上で、開示が可能になり次第速やかに公表する方針。

トピック

AI事業では、米Genspark社と戦略的提携の基本合意を締結し、2025年11月に国内初のオフィシャルパートナーとして「Genspark」の販売を開始した。また、AI活用のボトルネックとなる「読み込み」を解消するツール「0秒読書」を2026年2月12日に新発売した。ポケトーク事業では、POCKETALK B.V.が2025年12月度に単月営業利益で欧州初の黒字化を達成したほか、米国カリフォルニア州サンタクララ郡保安官事務所など公共機関への導入が進んでいる。ポケトーク株式会社は2026年の上場を目途に準備を進めており、上場後も当社が株式の過半数を継続的に保有する方針としている。

欧州でのポケトーク事業 初の単月黒字化達成
出典:2025年12月期決算説明資料 P.27

※本記事はソースネクストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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