※本記事は日本システム技術が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
日本システム技術の2026年3月期(連結・通期)は、売上高32,459百万円(前期比+10.7%)、営業利益3,911百万円(同+22.7%)、経常利益4,018百万円(同+23.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,622百万円(同+7.3%)となった。売上高は15期連続増収で13期連続の最高値更新、営業利益は11期連続増益で7期連続の最高値更新となった。2027年3月期は売上高34,300百万円、営業利益4,150百万円を計画している。
連結業績(当期 実績)
売上総利益率は29.5%(前期比+1.3pt)、営業利益率は12.0%(同+1.1pt)に上昇した。自己資本比率は66.2%(同+1.8pt)。ROEは16.64%(同▲1.18pt)、ROICは18.02%(同+0.78pt)で、いずれも株主資本コスト・WACC(7.44%)を上回る水準を維持した。2026年3月31日終値ベースでPER16.50倍、PBR2.91倍。
| 項目 | 2024.3期 | 2025.3期 | 2026.3期 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 26,183 | 29,324 | 32,459 | +10.7% |
| 営業利益 | 2,791 | 3,188 | 3,911 | +22.7% |
| 経常利益 | 2,861 | 3,264 | 4,018 | +23.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,086 | 2,443 | 2,622 | +7.3% |
セグメント別の状況
DX&SI事業は大型プライム案件や高単価案件の増加で増収増益。パッケージ事業はGAKUEN(EUC・導入支援)とBankNeo(プログラム・プロダクト販売)が好調で、売上高・営業利益とも大きく伸長した。医療ビッグデータ事業はデータ利活用・レセプト点検などが好調に推移したほか、ケーシップの収益性改善により今期より黒字化した。一方グローバル事業は、マレーシアにおけるSAP導入サポート案件の受注引合いが減少し、売上高は前期比▲18.1%、営業利益は▲400百万円の赤字となった。
| セグメント | 売上高 | 営業利益 | 営業利益率 | 売上高前期比 |
|---|---|---|---|---|
| DX & SI | 19,805 | 3,186 | 16.1% | +12.9% |
| パッケージ | 6,895 | 2,292 | 33.3% | +17.3% |
| 医療ビッグデータ | 3,503 | 886 | 25.3% | +11.2% |
| グローバル | 2,254 | ▲400 | – | ▲18.1% |

通期業績予想
2027年3月期は売上高34,300百万円(前期比+5.7%)、営業利益4,150百万円(同+6.1%)、経常利益4,200百万円(同+4.5%)、当期純利益2,950百万円(同+12.5%)を計画。売上高は16期連続増収、営業利益は12期連続増益を狙う。東京本社移転費用(▲174百万円)を除く営業利益は4,700百万円の水準になるとしている。
| 項目 | 2026.3期実績 | 2027.3期予想 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 32,459 | 34,300 | +5.7% |
| 営業利益 | 3,911 | 4,150 | +6.1% |
| 経常利益 | 4,018 | 4,200 | +4.5% |
| 当期純利益 | 2,622 | 2,950 | +12.5% |

株主還元
1株当たり配当金は45.0円(前期比+18.0円)、配当性向は42.4%となった。2027年3月期は配当50.0円、配当性向41.9%を予想。株主資本配当率(DOE)は7.06%から7.20%への引き上げを見込む。配当方針(目安)は配当性向50%、総還元性向50%以上、DOE10.0%としている。
| 項目 | 2025.3期実績 | 2026.3期実績 | 2027.3期予想 |
|---|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 27.0円 | 45.0円 | 50.0円 |
| 1株当たり当期純利益 | 99.24円 | 106.07円 | 119.34円 |
| 配当性向 | 27.2% | 42.4% | 41.9% |
| 株主資本配当率(DOE) | 4.85% | 7.06% | 7.20% |

中期経営計画(FY2026-FY2028)
中期経営計画では重要経営指標をROE20%以上と設定。2029年3月期の目標として、売上高45,000百万円(2026年3月期比CAGR+11.5%)、EBITDA6,200百万円(EBITDAマージン13.8%)、営業利益5,900百万円(利益率13.1%)、ROE20.0%、EPS165円、配当性向50.0%以上を掲げる。2027年3月期〜2029年3月期の3ヶ年累計では、成長投資85億円(M&A・研究開発・人材投資等)、株主還元50億円以上を計画している。

※本記事は日本システム技術が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。