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アイカ工業、2026年3月期は増収増益 各利益は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.26
アイカ工業、2026年3月期は増収増益 各利益は過去最高を更新

※本記事はアイカ工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アイカ工業の2026年3月期(連結)は、売上高251,764百万円(前期比+1.2%)、営業利益29,143百万円(同+6.3%)、経常利益30,136百万円(同+5.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益18,533百万円(同+9.7%)となり、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも過去最高を更新した。営業利益・経常利益は5期連続増益となり、経常利益は中期経営計画の目標を1年前倒しで達成した。国内では接着剤や塗り壁材(建設樹脂)が好調に推移した一方、海外はAAPグループ・EMCグループともに減収減益となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

計画(売上高265,000百万円、営業利益29,000百万円、経常利益30,000百万円、当期純利益18,300百万円)に対しては、売上高が達成率95.0%にとどまったものの、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも計画を上回る100%超の達成率となった。ROEは10.2%、1株当たり当期純利益は296.48円(前期比+11.3%)。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期(前期)前期比
売上高251,764百万円248,696百万円+1.2%
営業利益(利益率)29,143百万円(11.6%)27,408百万円(11.0%)+6.3%
経常利益(利益率)30,136百万円(12.0%)28,668百万円(11.5%)+5.1%
親会社株主に帰属する当期純利益(利益率)18,533百万円(7.4%)16,896百万円(6.8%)+9.7%
ROE10.2%10.1%
1株当たり当期純利益296.48円266.36円+11.3%
連結決算の概要
出典:2026年3月期 決算説明会 P.5

セグメント別業績

化成品セグメントは売上高136,262百万円(前期比△1.7%)、営業利益9,330百万円(同△0.0%)。接着剤・機能材料が減収となる一方、建設樹脂・その他は前年並みで推移した。建装建材セグメントは売上高115,502百万円(同+4.9%)、営業利益24,803百万円(同+10.1%)。高付加価値商品(メラミン化粧板、セラール、住器建材)が伸長し業績に貢献した。

セグメント売上高(当期)売上高(前期)営業利益(当期)営業利益(前期)
化成品136,262百万円138,587百万円9,330百万円9,331百万円
建装建材115,502百万円110,109百万円24,803百万円22,535百万円
配賦不能営業費用△4,990百万円△4,458百万円
合計251,764百万円248,696百万円29,143百万円27,408百万円
セグメント別業績
出典:2026年3月期 決算説明会 P.7

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は売上高280,000百万円(前期比+11.2%)、営業利益31,000百万円(同+6.4%)、経常利益32,000百万円(同+6.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益18,600百万円(同+0.4%)を計画し、通期で過去最高の売上高・営業利益・経常利益・当期純利益を見込む。中東情勢の影響により第1四半期に顕在化した原材料影響(約15億円)を織り込んだ計画で、Stylam社の連結効果と既存事業の成長により増収増益を計画する。ROEは10%以上を目標とする。

項目2027年3月期(計画)2026年3月期(実績)前期比
売上高280,000百万円251,764百万円+11.2%
営業利益(利益率)31,000百万円(11.1%)29,143百万円(11.6%)+6.4%
経常利益(利益率)32,000百万円(11.4%)30,136百万円(12.0%)+6.2%
親会社株主に帰属する当期純利益(利益率)18,600百万円(6.6%)18,533百万円(7.4%)+0.4%
ROE10%以上(目標)10.2%
2027年3月期 通期計画
出典:2026年3月期 決算説明会 P.21

株主還元

2026年3月期の配当は前期実績より12円増配となる138円を予定(正式には6月開催予定の株主総会で決定)。2027年3月期はさらに2円増配の140円を予想し、累進配当方針を継続する。

項目2026年3月期(実績・予定)2027年3月期(予想)
年間配当金138円(前期比+12円)140円(前期比+2円)
配当性向46.5%(予想)開示なし
決算ハイライト
出典:2026年3月期 決算説明会 P.3

中期経営計画/トピック

建装建材セグメントの成長投資として、インドのメラミン化粧板メーカーであるStylam Industries Limitedの連結子会社化に向けて株式取得手続きを進めている。2025年12月に約27%(創業家より)、2026年2月に約3%(TOB)を取得済みで、2026年4~5月に約10%(創業家より)取得、6~7月に計40%取得のクロージングを予定する。Stylam社の2026年3月期業績は売上高11,360百万ルピー(194.3億円)、税引き前利益2,033百万ルピー(34.8億円、税引き前利益率18%)、当期純利益1,498百万ルピー(25.6億円)、ROE20.5%。

※本記事はアイカ工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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