オーバーラップホールディングス

オーバーラップホールディングス、2025年8月期は営業利益40.7%増も調整後EBITDAは7.1%減少

決算サマリー 2026.08.26
オーバーラップホールディングス、2025年8月期は営業利益40.7%増も調整後EBITDAは7.1%減少

※本記事はオーバーラップホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社オーバーラップホールディングスの2025年8月期連結業績は、売上収益8,535百万円(前期比+1.6%)、営業利益3,026百万円(同+40.7%)、親会社の所有者に帰属する当期利益2,067百万円(同+80.1%)となった。自社IP売上は8,423百万円(同+6.4%)と堅調に拡大した一方、他社IP売上はポケモン関連商材の反動減により112百万円(同△76.8%)と大幅に減少した。編集体制拡充などの先行投資拡大を主因に、調整後EBITDAは3,311百万円(同△7.1%)と前期を下回った。2026年8月期は売上収益9,209百万円(+7.9%)、営業利益3,421百万円(+13.1%)を計画している。

目次

連結業績(2025年8月期 実績)

売上収益は前期比+1.6%の8,535百万円、営業利益は同+40.7%の3,026百万円となった。税引前当期利益は2,872百万円(同+61.9%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は2,067百万円(同+80.1%)といずれも大幅増益となった一方、(参考)調整後EBITDAは3,311百万円(同△7.1%)で前期を下回った。編集体制の拡充やマンガ原稿料の増加など、翌期以降の単行本発売増加に向けた先行投資拡大(約2.7億円)が主な要因としている。

項目2025年8月期実績(百万円)2024年8月期実績(百万円)前期比
売上収益8,5358,403+1.6%
営業利益3,0262,151+40.7%
税引前当期利益2,8721,773+61.9%
親会社の所有者に帰属する当期利益2,0671,147+80.1%
(参考)調整後EBITDA3,3113,564△7.1%

主要な経営指標として、調整後EBITDAマージンは38.8%、ROEは27.8%、電子売上比率は72.7%、年間刊行点数は391点となった。

2025年8月期の業績ハイライト・主要経営指標
出典:オーバーラップホールディングス 2025年8月期決算説明資料 P.6

IP区分別の売上状況

自社IP売上は8,423百万円(前期比+6.4%)と堅調に拡大した一方、他社IP売上はポケモン関連商材の反動減により112百万円(同△76.8%)と大きく減少した。

区分2025年8月期実績(百万円)2024年8月期実績(百万円)前期比
自社IP売上8,4237,916+6.4%
他社IP売上112486△76.8%
売上収益合計8,5358,403+1.6%
売上収益・調整後EBITDAの推移
出典:オーバーラップホールディングス 2025年8月期決算説明資料 P.8

通期業績予想(2026年8月期)

2026年8月期は売上収益9,209百万円(前期比+7.9%)、営業利益3,421百万円(同+13.1%)、税引前当期利益3,243百万円(同+12.9%)、親会社の所有者に帰属する当期利益2,232百万円(同+8.0%)を計画している。自社IP売上は9,114百万円(同+8.2%)、他社IP売上は95百万円(同△15.2%)を見込む。

項目2026年8月期予想(百万円)2025年8月期実績(百万円)前期比
売上収益9,2098,535+7.9%
営業利益3,4213,026+13.1%
税引前当期利益3,2432,872+12.9%
親会社の所有者に帰属する当期利益2,2322,067+8.0%
2026年8月期連結業績見通し
出典:オーバーラップホールディングス 2025年8月期決算説明資料 P.12

成長投資と株主還元

編集者の採用やコンテンツ制作、メディアミックス・海外展開への投資拡大を継続する方針。株主還元については、2025年8月期は配当性向35%で配当を決定し、2026年8月期は配当性向40%を目安とした配当を予定している。直近3期の平均フリーキャッシュフロー(FCF)は17.6億円としている。1株当たり配当金額の開示はなし。

配当性向
2025年8月期(実績)35%
2026年8月期(予定)40%(目安)
成長投資と株主還元の方針
出典:オーバーラップホールディングス 2025年8月期決算説明資料 P.16

中長期の成長ドライバー

中長期的な成長ドライバーとして、編集者の積極的な採用・育成によるIP数の増加、アニメ化タイトル数の増加やライセンス先拡大などメディアミックスの強化、海外サブスクプラットフォームへの権利許諾拡大等による海外収益の拡大を掲げている。ゲーム発IPなどIP創出の多様化やM&Aを通じた非連続な成長も視野に検討している。

※本記事はオーバーラップホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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