※本記事は田岡化学工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
田岡化学工業(証券コード4113)は、2026年3月期の連結決算短信を公表した。売上高は33,192百万円(前期比10.9%増)、営業利益は2,046百万円(同8.4%増)、経常利益は2,096百万円(同6.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,533百万円(同3.7%増)となり、増収増益となった。樹脂原料の出荷増加が売上高を押し上げた。
連結業績(2026年3月期 実績)
樹脂原料の出荷増加が寄与し、売上高は前期比10.9%増となった。損益面では、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも前期を上回った。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 33,192百万円 | 29,930百万円 | +10.9% |
| 営業利益 | 2,046百万円 | 1,887百万円 | +8.4% |
| 経常利益 | 2,096百万円 | 1,964百万円 | +6.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,533百万円 | 1,478百万円 | +3.7% |
事業別の状況
化学工業セグメントのうち、精密化学品事業は医農薬中間体の販売が減少したものの樹脂原料の販売が増加し増収となった。機能材事業はゴム薬品の販売減少により減収、樹脂添加剤事業は可塑剤の販売増加により増収となった。化学分析受託事業は土壌調査や石綿分析などの減少により減収となった。
財政状態
総資産は前期末に比べ521百万円増加し30,928百万円となった。売掛金や商品及び製品の増加により流動資産が増加した一方、固定資産は減少した。純資産は1,051百万円増加し19,550百万円、自己資本比率は63.2%(前期60.8%)となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 30,928百万円 | 30,407百万円 |
| 純資産 | 19,550百万円 | 18,499百万円 |
| 自己資本比率 | 63.2% | 60.8% |
| 1株当たり純資産 | 1,364.38円 | 1,291.05円 |
株主還元
2026年3月期の配当は1株当たり年間36円(前期31円)とし、配当性向は33.6%となった。2027年3月期の配当は1株当たり6円、予想配当性向は34.4%としている。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 36円 | 6円 |
| 配当性向 | 33.6% | 34.4% |
通期業績予想
2027年3月期の連結業績は、農薬中間体の販売増による増収を見込む一方、樹脂原料における2025年度後半からの出荷減少により大幅な減益を予想している。売上高35,000百万円(前期比5.4%増)、営業利益320百万円(同84.4%減)、経常利益350百万円(同83.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益250百万円(同83.7%減)を見込む。同社は中期経営計画「TCG as one 2027」のもと、全事業でROIC・営業利益率の改善を目指すとしている。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 35,000百万円 | +5.4% |
| 営業利益 | 320百万円 | -84.4% |
| 経常利益 | 350百万円 | -83.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 250百万円 | -83.7% |
本記事は田岡化学工業が公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は田岡化学工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。