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ラキール、2025年12月期は減収減益 売上高3.0%減・営業利益20.5%減

決算サマリー 2026.08.26
ラキール、2025年12月期は減収減益 売上高3.0%減・営業利益20.5%減

※本記事はラキールが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ラキール(4074)の2025年12月期は、下期の営業不調が響き減収減益で着地した。売上高は前期比3.0%減の77億28百万円、営業利益は同20.5%減の4億45百万円、経常利益は同18.5%減の4億43百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同20.6%減の2億87百万円だった。プロダクトサービス売上は前期比3.8%増と堅調に推移した一方、プロフェッショナルサービス売上は同12.4%減となった。2025年12月24日発表の修正後業績予想に対しては、売上高は達成率100.1%で計画を上回ったが、営業利益・経常利益・純利益はいずれも計画を下回った(達成率はそれぞれ97.6%、98.4%、95.7%)。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

上期はLaKeel HRの販売が好調に推移したが、下期は見込んでいたライセンスが受注できず、コンサル案件の受注も低調となり、売上・利益ともに減少した。売上総利益は前期比+6.1%の25億87百万円と増加した一方、人件費・採用教育費や広告宣伝費などの販管費が同+14.0%の21億41百万円に増加し、売上総利益で吸収しきれず営業利益は減益となった。なお、3Qには周年イベント(ユーザー会の発足など)関連費用として約1億円を計上している。

通期決算ハイライト
出典:2025年12月期決算説明資料 P.4
項目2025年12月期2024年12月期前期比
売上高7,728百万円7,968百万円▲3.0%
売上総利益2,587百万円2,438百万円+6.1%
販管費2,141百万円1,878百万円+14.0%
営業利益445百万円560百万円▲20.5%
経常利益443百万円543百万円▲18.5%
親会社株主に帰属する当期純利益287百万円362百万円▲20.6%

セグメント(サービス別)の状況

プロダクトサービスの売上高は前期比3.8%増の48億9百万円。ライセンス販売は下期に低調となったもののLaKeel HRの引き合いは継続して強く、ライセンス売上は同174.7%増の8億59百万円となった。LaKeel製品のサブスクリプション売上は同21.5%増の14億37百万円と20%以上の成長を継続している。一方、コンサルティングサービスは新規案件の受注不足や継続案件の細切れなどにより同21.0%減の22億95百万円と大きく減収した。プロフェッショナルサービスの売上高は、顧客企業の基幹システム入れ替えなどによりリカーリングレベニューが大きく減少し、前期比12.4%減の29億18百万円となった。

セグメント指標2025年12月期2024年12月期
プロダクトサービス売上高4,809百万円4,635百万円
プロダクトサービスライセンス859百万円312百万円
プロダクトサービスサブスクリプション(LaKeel製品)1,437百万円1,183百万円
プロダクトサービスコンサルティングサービス2,295百万円2,904百万円
プロフェッショナルサービス売上高2,918百万円3,333百万円
サービス別売上内訳
出典:2025年12月期決算説明資料 P.11

財務状況

2025年12月期末の総資産は60億97百万円(前期末比+1.6%)、純資産は37億70百万円(同+4.9%)、自己資本比率は61.5%(前期末比+1.9pt)となった。現預金は23億45百万円で前期末比約2億円減少。有利子負債は9億円(流動7億円、固定2億円)。自己株式の期末残高は△7億30百万円(700,723株、発行済み株式総数の9.1%)。のれんは2017年11月のMBOと2018年12月の子会社取得に伴い計上したもので、期末時点の残高は3億32百万円。

2026年12月期業績予想

2026年を「仕込みの年」と位置づけ、研究開発・製品開発・人材育成に積極的なAI投資を実施する方針。特にHR領域におけるAIエージェント化、システム開発領域におけるAIプラットフォームの適用を最重要戦略として推進し、2027年以降の成長基盤構築を優先するとしている。売上高は前期比+3.5%の80億円を計画。内訳はプロダクトサービス48億60百万円、プロフェッショナルサービス31億40百万円。営業利益は4億45百万円から6億円、経常利益は4億43百万円から5億94百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2億87百万円から3億90百万円を計画している。

項目2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)
売上高8,000百万円7,728百万円
プロダクトサービス4,860百万円4,809百万円
プロフェッショナルサービス3,140百万円2,918百万円
営業利益600百万円445百万円
経常利益594百万円443百万円
親会社株主に帰属する当期純利益390百万円287百万円
2026年12月期業績予想
出典:2025年12月期決算説明資料 P.18

株主還元

本資料に配当に関する記載はない(開示なし)。株主還元としては、直近の株価水準等を勘案し、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策と株主への利益還元、資本効率の向上を目的に自己株式の取得を実施する。取得する株式の総額は2億80百万円(上限)、取得する株式の総数は200,000株(上限、発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合2.89%)。取得期間は2026年2月16日から2026年8月31日、取得方法は東京証券取引所における市場買付。

項目内容
取得する株式の総額280,000,000円(上限)
取得する株式の総数200,000株(上限、発行済株式総数(自己株式を除く)の2.89%)
取得期間2026年2月16日~2026年8月31日
取得方法東京証券取引所における市場買付
自己株式の取得
出典:2025年12月期決算説明資料 P.19

※本記事はラキールが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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