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マネーフォワード、2025年11月期は売上高25%増収 純利益は初の黒字化

決算サマリー 2026.08.26
マネーフォワード、2025年11月期は売上高25%増収 純利益は初の黒字化

※本記事はマネーフォワードが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

マネーフォワードの2025年11月期(通期)の連結業績は、売上高50,350百万円(503.5億円、前年同期比+25%)、調整後EBITDA4,963百万円(49.6億円、マージン9.9%・前期比+5.2pt改善)、営業利益は▲2,653百万円となったが、親会社株主に帰属する当期純利益は+1,587百万円と、初の黒字化を達成した。売上高・SaaS ARR・調整後EBITDA・当期純利益はいずれもガイダンスレンジの中央値超え、または上限を超えて着地した。

目次

連結業績(2025年11月期 実績)

通期売上高は50,350百万円(前期比+25%)となり、ガイダンス(490億円〜516億円)の中央値を上回って着地した。SaaS ARRは39,333百万円(前年同期比+31%)と成長が加速し、全社ガイダンス(391.8億円〜411.6億円)を達成した。調整後EBITDAは4,963百万円(前期比+5.2pt改善のマージン9.9%)となり、ガイダンス上限(44億円)を超過した。営業利益は▲2,653百万円(ガイダンス▲48億円〜▲24億円のレンジ内)にとどまったが、親会社株主に帰属する当期純利益はスマートキャンプ社の株式譲渡等に伴う特別利益を主因に1,587百万円となり、期初ガイダンス上限(▲44億円)から60億円超上振れして初の黒字化を達成した。

項目2025年11月期(実績)ガイダンスレンジ前年同期比等
売上高50,350百万円49,000〜51,600百万円前年同期比+25%
SaaS ARR39,333百万円39,180〜41,160百万円前年同期比+31%
調整後EBITDA4,963百万円2,400〜4,400百万円マージン9.9%(前期比+5.2pt)
営業利益▲2,653百万円▲4,800〜▲2,400百万円赤字
親会社株主に帰属する当期純利益1,587百万円▲1,400〜1,000百万円初の黒字化
2025年11月期 通期ハイライト
出典:2025年11月期 通期 決算説明資料 P.4

セグメント別の状況

主力のBusinessセグメント(バックオフィスSaaS)は通期売上高360.5億円(前年同期比+33%)、法人ARR312.6億円(前年同期比+36%)と成長が加速した。法人課金顧客数の4Q純増数は+11,619社、法人・中堅の法人ARPAはそれぞれ前年同期比+12.0%・+11.0%、法人顧客解約率は0.8%(3ヶ月平均・12か月平均とも)だった。第4四半期のセグメント別実績(参考)では、全社売上高15,043百万円(前年同期比+41%)のうちBusinessが11,135百万円(同+50%)、Homeが1,294百万円(同+14%、Next Solution社非連結化の影響除く)、Xが934百万円(同+30%)、SaaS Marketingが964百万円、Financeが657百万円だった。

セグメント4Q売上高前年同期比(4Q)4Q EBITDAEBITDAマージン(4Q)
全社15,043百万円+41%1,527百万円10%
全社(HIRAC FUND除く)14,387百万円+35%1,354百万円9%
Business11,135百万円+50%1,077百万円10%
Home1,294百万円+14%(注)465百万円36%
X934百万円+30%318百万円34%
SaaS Marketing964百万円NA232百万円24%
Finance657百万円101百万円
Businessセグメント 第4四半期ハイライト
出典:2025年11月期 通期 決算説明資料 P.13
2025年11月期第4四半期 セグメント別実績
出典:2025年11月期 通期 決算説明資料 P.72

2026年11月期 業績予想

2026年11月期は、通期売上高534億〜575.5億円(前年同期比+17.5%〜+26.6%)、SaaS ARR475億〜498億円(同+20.8%〜+26.6%)、法人ARR388億〜407億円(同+24.2%〜+30.3%)を計画している。調整後EBITDAは80億〜100億円、営業利益は▲25億〜+5億円(上限では初の黒字化達成を見込む)、親会社株主に帰属する当期純利益は▲52億〜▲22億円、事業キャッシュフローは20億〜40億円(通期黒字化)を見込む。Businessセグメントの売上高・法人ARRは、レンジ上限では前年同期比+30%以上の成長を目指すとしている。

項目2026年11月期ガイダンス前年同期比
売上高53,400〜57,550百万円+17.5%〜+26.6%
SaaS ARR47,500〜49,800百万円+20.8%〜+26.6%
法人ARR38,800〜40,700百万円+24.2%〜+30.3%
調整後EBITDA8,000〜10,000百万円
営業利益▲2,500〜+500百万円
親会社株主に帰属する当期純利益▲5,200〜▲2,200百万円
事業キャッシュフロー2,000〜4,000百万円
2026年11月期通期ガイダンス
出典:2025年11月期 通期 決算説明資料 P.59

中期経営計画/トピック

会社は2028年11月期に売上高900億円、EBITDA270億円に加え、新たに事業キャッシュフロー180億円を財務ターゲットとして掲げた。「No.1バックオフィスAIカンパニー」を目指し、AIネイティブプロダクト『AI確定申告』やDigital Worker市場向け『マネーフォワード おまかせ経理』をリリースしたほか、2026年11月期にはAIプロダクト開発へ20億円(売上高対比3.6%)を投資し、2030年度でARR150億円以上の創出を目指すとしている。また、キャピタルアロケーションの最適化の一環としてSaaS Marketingセグメントの売却を実施した。なお、本資料には配当に関する記載はない。

指標2028年11月期ターゲット
売上高900億円
EBITDA270億円
事業キャッシュフロー180億円
BusinessセグメントARPA2028年11月期までに+30%〜40%以上拡大

※本記事はマネーフォワードが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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