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うるる、2026年3月期は増収増益 純利益61.0%増で計画超過達成

決算サマリー 2026.08.14
うるる、2026年3月期は増収増益 純利益61.0%増で計画超過達成

※本記事はうるるが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社うるる(東証グロース:3979)は2026年5月13日、2026年3月期通期の連結決算を発表した。売上高は7,751百万円(前期比+15.7%)、EBITDAは1,275百万円(前期比+27.2%)、営業利益は932百万円(前期比+22.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は737百万円(前期比+61.0%)となり、いずれの段階利益も通期修正予想の上限を超えて着地した。主力のNJSS事業における単価向上(高付加価値化)と全社的なコスト管理が奏功した。好調な業績を受け、2026年3月期の1株当たり配当金は前回発表(2026年2月13日)からさらに1.0円上振れとなる4.00円(前期比+60%)を予定している。

目次

連結業績(当期 実績)

NJSS事業の高付加価値化(単価向上)と全社的なコスト管理が奏功し、売上高は計画通り着実に成長した。収益構造の最適化によりEBITDAは前期比+27.2%と目標レンジの上限を超えて達成し、粗利向上と費用最適化により各段階利益で計画を超過達成した。親会社株主に帰属する当期純利益は前期比+61.0%と大きく伸長した。

項目FY26/3 通期実績前期比FY26/3 通期修正予想達成率
売上高7,751百万円+15.7%7,710百万円100.5%
EBITDA1,275百万円+27.2%1,100~1,200百万円106.3~115.9%
営業利益932百万円+22.2%820~920百万円101.3~113.7%
経常利益923百万円+21.2%820~920百万円100.4~112.6%
親会社株主に帰属する当期純利益737百万円+61.0%550~600百万円122.9~134.1%
1株当たり当期純利益26.65円19.87~21.68円

セグメント別の状況

主力のNJSS事業はARPU向上および契約件数の増加が奏功し、売上高+14.9%・EBITDA+19.6%の増収増益。fondesk事業は堅調なトップライン伸長で売上高+13.8%の増収となったが、計画的な広告宣伝投資によりEBITDAは前期比▲37.6%となった。フォト事業(えんフォト・OurPhoto・YSS)は既存サービスの伸長および新規連結効果により売上高+31.7%の増収を達成したが、M&A費用(30百万円)の影響でEBITDAは一時的に赤字となった。BPO事業は原価低減・業務効率化の徹底により生産性が大幅に向上し、EBITDAは+52.5%と大きく伸長した。

セグメント指標FY26/3実績前期比FY26/3通期修正予想達成率
NJSS売上高3,728百万円+14.9%3,610百万円103.3%
NJSSEBITDA1,849百万円+19.6%1,790百万円103.3%
fondesk売上高1,117百万円+13.8%1,160百万円96.3%
fondeskEBITDA103百万円▲37.6%0~110百万円94.3%
フォト(えんフォト・OurPhoto・YSS)売上高1,110百万円+31.7%960百万円114.7%
フォト(えんフォト・OurPhoto・YSS)EBITDA▲8百万円0~10百万円
BPO売上高1,734百万円+7.4%1,900百万円91.3%
BPOEBITDA319百万円+52.5%330~350百万円91.4~96.9%
FY26/3通期決算業績(セグメント別)の一覧
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.9

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高9,100百万円(前期比+17.4%)、EBITDA1,530百万円(同+20.0%、売上高比16.8%)、営業利益1,120百万円(同+20.1%)、経常利益1,110百万円(同+20.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益780百万円(同+5.8%)。EBITDAベースで前中期経営計画最終年度(2024年3月期)の過去最高益を更新する見込み。Govtech事業(NJSS)への人的資本投資・マーケティング投資を実施しつつ、既存事業の収益力向上により積極投資と全社増益の両立を図る。また、2027年3月期より事業セグメントを、CGS事業・BPO事業・クラウドソーシング事業の区分から、Govtech事業・BPO事業・その他事業(fondesk、フォト)の区分に変更する。

項目FY26/3実績FY27/3予想増減率
売上高7,751百万円9,100百万円+17.4%
EBITDA(売上高比16.5%→16.8%)1,275百万円1,530百万円+20.0%
営業利益(売上高比12.0%→12.3%)932百万円1,120百万円+20.1%
経常利益(売上高比11.9%→12.2%)923百万円1,110百万円+20.3%
親会社株主に帰属する当期純利益(売上高比9.5%→8.6%)737百万円780百万円+5.8%
1株当たり当期純利益26.65円28.18円
1株当たり配当金4.00円4.30円+7.5%
FY27/3連結業績予想(セグメント別、新セグメント区分)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.17

株主還元

配当性向15%以上を目安とした累進配当を軸に、その他の株主還元策も随時検討する方針。2026年3月期の1株当たり配当金は、前回発表(2026年2月13日)からさらに1.0円上振れとなる4.00円(前期比+60%)を予定している。2027年3月期の配当予想は1株当たり4.30円(前期比+7.5%)。

1株当たり配当金・配当性向・EPSの推移
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.28

中期経営計画/トピック

2023年11月に発表した中長期経営方針「ULURU Sustainable Growth」のもと、2019年3月期以降、売上高・EBITDAともに計画を上回る実績を積み重ねてきた。今後は、FY30~32/3に売上高200億円・EBITDA30~40億円とする新たな中期財務ターゲットを設定し、売上高・EBITDAともにCAGR20%以上の成長軌道への加速を目指す。2026年4月には「出資・M&Aについて」のLPを公開し、M&A・新規事業開発による非連続成長も成長戦略の柱と位置づけている。

年度売上高目標売上高結果達成率EBITDA目標EBITDA結果達成率
FY19/32,137百万円2,243百万円105.0%376百万円429百万円114.1%
FY20/32,314百万円2,480百万円107.2%△329百万円△152百万円達成
FY21/32,920百万円3,219百万円110.2%0百万円185百万円達成
FY22/33,900百万円4,029百万円103.3%△250百万円△164百万円達成
FY23/34,850百万円4,862百万円100.3%50百万円105百万円211.8%
FY24/36,000百万円5,937百万円99.0%1,500百万円1,517百万円101.2%
FY25/37,130百万円6,701百万円94.0%1,000百万円1,002百万円100.3%
FY26/37,710百万円7,751百万円100.5%1,200百万円1,275百万円106.3%
売上高・EBITDA推移と中期財務ターゲット
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.6

※本記事はうるるが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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