※本記事はフィスコが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
フィスコの2025年12月期(単体)の業績は、売上高842百万円(前期比2.8%減)、営業利益4百万円(前期は94百万円の営業損失)、経常利益5百万円(前期は92百万円の経常損失)と、営業利益・経常利益はともに黒字転換した。もっとも、過年度の決算訂正に伴う特別損失の計上により、当期純利益は8百万円の損失(前期は297百万円の損失)となったが、損失幅は大きく縮小した。次期(2026年12月期)は売上高836百万円、営業利益20百万円、経常利益21百万円、当期純利益18百万円を見込んでいる。
業績(2025年12月期 実績)
売上高は前期比2.8%減の842百万円となった一方、コスト構造改革の推進により営業利益は4百万円(前期は94百万円の営業損失)、経常利益は5百万円(前期は92百万円の経常損失)と、いずれも黒字転換した。当期純利益は8百万円の損失となったが、過年度の暗号資産に関する評価の訂正に伴う特別損失の計上によるものであり、前期の297百万円の損失からは縮小した。
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 842百万円 | 867百万円 | △2.8% |
| 営業利益 | 4百万円 | △94百万円 | 黒字転換 |
| 経常利益 | 5百万円 | △92百万円 | 黒字転換 |
| 当期純利益 | △8百万円 | △297百万円 | - |
事業の状況
中核の情報サービス事業では、金融・経済情報配信サービスが需要の調整局面により前期比で減少した一方、上場企業向けIR支援・IRコンサルティングサービスはスポンサー型アナリストレポート(フィスコ企業調査レポート)の新規受注が堅調に推移し、増収・増益となった。広告代理業は増収・増益となり、暗号資産・ブロックチェーン事業も前期の損失から収益性が改善した。
財政状態
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2,674百万円 | 1,781百万円 |
| 純資産 | 1,131百万円 | 236百万円 |
| 自己資本比率 | 42.0% | 12.9% |
| 1株当たり純資産 | 24.55円 | 5.03円 |
株主還元
2025年12月期の配当は無配(1株当たり年間配当金0円)とした。次期(2026年12月期)の配当については未定としている。
| 項目 | 2025年12月期(実績) |
|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 0円 |
通期業績予想
| 項目 | 2026年12月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 836百万円 | △0.7% |
| 営業利益 | 20百万円 | +353.5% |
| 経常利益 | 21百万円 | +289.8% |
| 当期純利益 | 18百万円 | 黒字転換 |
継続企業の前提に関する重要事象等
当社は当期を含め3期連続で当期純損失を計上していることから、決算短信において継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況(重要事象等)が生じている旨を記載している。もっとも、特別損失計上を除く本業の業績は改善しており、現金及び預金(定期預金を除く)192百万円を保有し当面の運転資金を賄える水準にあることなどから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しているとしている。
次期については、情報サービス事業を中核とした事業ポートフォリオの最適化と固定費抑制の継続により、持続的な黒字化の定着を目指すとしている。
本記事はフィスコが公表した2025年12月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はフィスコが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。