※本記事はプロシップが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
プロシップの2026年3月期連結業績は、売上高8,374百万円(前年同期比+10.7%)、営業利益2,925百万円(同+26.7%)、経常利益3,074百万円(同+26.4%、経常利益率36.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,224百万円(同+15.2%)となった。売上高・経常利益はいずれも過去最高を更新し、1人当たり経常利益は1,083万円(前期比+28.0%)と中期経営計画の目標を3年前倒しで達成した。
連結業績(当期 実績)
営業利益は前期比615百万円増加した。売上増加による売上総利益の増加(+452百万円)、原価率の改善による売上総利益の増加(+93百万円)、研究開発費の減少による営業利益の増加(+254百万円)が押し上げ要因となった一方、製品維持費の増加(▲57百万円)、広告・販促費の増加(▲55百万円)が押し下げ要因となった。
| 項目 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,564百万円 | 8,374百万円 | +10.7% |
| 営業利益 | 2,309百万円 | 2,925百万円 | +26.7% |
| 経常利益(経常利益率) | 2,431百万円(32.1%) | 3,074百万円(36.7%) | +26.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,930百万円 | 2,224百万円 | +15.2% |

事業区分別(売上高内訳)の状況
売上高の内訳は、パッケージ(ProPlusのライセンス販売、導入およびアドオン・カスタマイズ費用)が要員1人当たりの案件密度が高い状態を維持できたことにより前年同期比+12.3%、保守は新規ユーザの増加等により+8.2%、その他は▲9.7%となった。
| 区分 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| パッケージ | 5,228百万円 | 5,872百万円 | +12.3% |
| 保守 | 2,186百万円 | 2,366百万円 | +8.2% |
| その他 | 149百万円 | 135百万円 | ▲9.7% |
受注高・受注残高は、要員の育成や体制強化による案件受入数の増加、大型案件の獲得などにより、パッケージ・保守ともに前期比で増加した。
| 品目 | 受注高(2026年3月期) | 前期比 | 受注残高(2026年3月期) | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| パッケージ | 6,238百万円 | +3.3% | 3,500百万円 | +10.8% |
| 保守 | 2,656百万円 | +21.1% | 3,018百万円 | +10.6% |
| その他 | 143百万円 | ▲12.0% | 70百万円 | +14.3% |
| 合計 | 9,038百万円 | +7.7% | 6,589百万円 | +10.8% |

通期業績予想
2027年3月期は、売上高10,000百万円(前期比+19.4%)、営業利益3,250百万円(同+11.1%)、経常利益3,350百万円(同+9.0%、経常利益率33.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,350百万円(同+5.7%)を見込む。新リース会計対応の本格化やSaaSソリューションの本格展開、社会インフラ企業への浸透により、3期連続の過去最高益を狙う。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8,374百万円 | 10,000百万円 | +19.4% |
| 営業利益 | 2,925百万円 | 3,250百万円 | +11.1% |
| 経常利益(経常利益率) | 3,074百万円(36.7%) | 3,350百万円(33.5%) | +9.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,224百万円 | 2,350百万円 | +5.7% |

株主還元
2026年3月期の1株当たり配当は期首予想額32.0円に加え、期中増配3円、導入社数5,500社記念配当5円を実施し、配当性向は45.3%となった。原則として減配せず配当の維持もしくは増配を行う累進配当方針を継続しており、2027年3月期は期首予想額42.0円、配当性向46.0%(予想)を見込む。

中期経営計画「Be Hybrid 2028」/トピック
中期経営計画「Be Hybrid 2028」は2026年3月期で2年目(構築期)を迎えた。経常利益率30%超を5年間を通じて維持する目標に対し2026年3月期は36.7%、1人当たり経常利益1,000万円超(2029年3月時点目標)に対し2026年3月期は1,083万円となり、目標を3年前倒しで達成した。戦略的注力分野と位置付ける社会インフラ業界向けソリューションでは第2号案件が本稼働し、第3号案件を獲得した。また、ファーストアカウンティング社との資本業務提携を実施した。
※本記事はプロシップが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。