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オプティム、2026年3月期は最高売上高117.3億円 アグリテック事業52.7%増収で成長加速

決算サマリー 2026.08.14
オプティム、2026年3月期は最高売上高117.3億円 アグリテック事業52.7%増収で成長加速

※本記事はオプティムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

オプティムの2026年3月期(通期)は、売上高117.3億円(前年比+10.9%)で創業来26期連続の過去最高売上高を更新した。営業利益も19.6億円(前年比+0.8%)となり、期初は減益予想だったところから一転して過去最高営業利益で着地した。2026年3月期からセグメント区分を「AX事業」「アグリテック事業」の2区分に変更し、アグリテック事業は売上高が前年比+52.7%と大きく成長した。2027年3月期は売上高129.8億円、営業利益19.8億円を計画している。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は117.3億円(前年比+10.9%)、営業利益は19.6億円(前年比+0.8%、通期業績予想比109.4%)。経常利益は19.5億円(前年比+4.7%)、純利益は11.1億円(前年比94.6%)となった。純利益が前年同期比で減少した主な理由は、第3四半期に投資有価証券評価損1.7億円を計上したため。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績前年比2026年3月期通期業績予想達成率
売上高105.8億円117.3億円110.9%116.4億円100.8%
営業利益19.5億円19.6億円100.8%18.0億円(15.7億円)109.4%(125.5%)
経常利益18.6億円19.5億円104.7%17.9億円108.9%
純利益11.7億円11.1億円94.6%9.6億円116.1%

セグメント別の状況

2026年3月期より報告セグメントを「AX事業」「アグリテック事業」の2区分に変更した。AX事業は売上高91.0億円(前年比+2.7%)、営業利益49.9億円(前年比+7.4%)。アグリテック事業は売上高26.3億円(前年比+52.7%)と大きく成長した一方、積極的な成長投資により営業利益は▲4.6億円(前年比較▲0.6億円)となったが、営業利益率は▲23.3%から▲17.4%へ改善した。全社共通費は▲25.6億円(前年比較▲2.7億円)。AX事業のうち、一般コンシューマ向けサービスなど「その他サービス」を除くAXサービスの売上高は86.5億円(前年比+5.2%)、ストック売上高は70.5億円(前年比+5.2%)で、ストック比率は81.47%(前年比+0.02pt)と高水準を維持した。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
AX事業売上高91.0億円88.5億円
アグリテック事業売上高26.3億円17.3億円
AX事業営業利益49.9億円46.5億円
アグリテック事業営業利益▲4.6億円▲4.0億円
全社共通費営業利益▲25.6億円開示なし
セグメント区分別の売上高・営業利益(AX事業/アグリテック事業)
出典:オプティム 2026年3月期 決算説明資料 P.7

通期業績予想

2027年3月期は売上高129.8億円(前年比110.6%)、営業利益19.8億円(前年比100.5%)を計画し、過去最高売上高・最高営業利益を目指す。セグメント別では、AX事業が売上高91.8億円(前年比+1.0%)、営業利益49.8億円(前年比▲0.3%)、アグリテック事業が売上高38.0億円(前年比+44.0%)、営業利益▲3.5億円(前年比較+1.1億円)、営業利益率▲9.2%(前年比較+8.2pt)を見込む。全社共通費は▲26.5億円(前年比較▲0.8億円)。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績前年比
売上高129.8億円117.3億円110.6%
営業利益19.8億円19.6億円100.5%
セグメント指標2027年3月期予想前年比/前年比較
AX事業売上高91.8億円+1.0%
アグリテック事業売上高38.0億円+44.0%
AX事業営業利益49.8億円▲0.3%
アグリテック事業営業利益▲3.5億円前年比較+1.1億円
全社共通費営業利益▲26.5億円前年比較▲0.8億円
2027年3月期 業績予想(全体)売上高・営業利益の推移
出典:オプティム 2026年3月期 決算説明資料 P.20
2027年3月期 業績予想 セグメント区分別(AX事業・アグリテック事業)
出典:オプティム 2026年3月期 決算説明資料 P.21

株主還元

株主優待制度を新設した。また、成長投資を優先し中長期的な事業成長を実現するとともに資本効率の向上も重要な経営課題と捉え、2026年2月13日付けで自己株式60万株の取得を行い、2026年3月13日付けで取得株式全株を消却した。市場需給の影響を抑えつつ確実に流通株式比率を向上させるとともに、一株当たりの持分価値を高めることで、全ての株主の利益に資する還元として実施したとしている。今後もキャッシュ・フローの状況や投資機会、株価水準等を総合的に勘案し、株主還元施策を継続的に遂行する方針。

株主優待制度の新設と自己株式取得・消却
出典:オプティム 2026年3月期 決算説明資料 P.18

成長戦略・トピック

AX事業では、MDM・SaaS管理・ID管理などをオールインワン化した「OPTiM Biz Premium」の拡販を、直販に加え販売パートナーとの連携を通じて推進するほか、「OPTiM 文書管理シリーズ」「OPTiM Support & Growth Portal」などAI関連サービスの成長を見込む。アグリテック事業では、水平分業栽培モデルを32,000ha超の「スーパーファーム(仮想大規模農場)」で実現するスマート農業サービス・プラットフォーム「Agri Buddy」の提供を開始した。なお、2026年3月31日時点で東京証券取引所プライム市場の上場維持基準のうち流通株式時価総額基準に適合しておらず、改善期間は2027年3月31日までの1年間。適合に向けた具体的な取り組み計画は2026年6月30日までに東京証券取引所へ提出・開示するとしている。

※本記事はオプティムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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