※本記事は霞ヶ関キャピタルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
霞ヶ関キャピタル株式会社は2025年8月期通期の決算を発表した。連結業績は売上高96,501百万円(前期比146.9%)、営業利益18,933百万円(同221.8%)、経常利益17,134百万円(同218.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益10,250百万円(同204.2%)で、いずれも会社予想を上回った。当期純利益は102億円となり、第1期中期経営計画(22年8月期~26年8月期)を1年前倒しで達成した。売上総利益に占める成功報酬の比率は約30%となり、多層構造で稼ぐ収益基盤を確立したとしている。
連結業績(2025年8月期 実績)
2025年8月期の売上高は96,501百万円と前期の65,685百万円から146.9%に拡大した。売上総利益は36,436百万円(前期比196.3%)、営業利益は18,933百万円(同221.8%)、経常利益は17,134百万円(同218.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,250百万円(同204.2%)となり、いずれも期初予想(売上高95,000百万円、営業利益16,500百万円、経常利益15,000百万円、当期純利益10,000百万円)を上回った。事業規模拡大に伴う人員増と積極的な広告宣伝により販管費は増加したものの、売上総利益の96.3%増加に対して販管費の増加は74.6%増加にとどまったことで、営業利益は121.8%増加した。
| 項目 | 2024年8月期実績 | 2025年8月期予想 | 2025年8月期実績 | 対前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 65,685 | 95,000 | 96,501 | 146.9% |
| 売上総利益 | 18,559 | - | 36,436 | 196.3% |
| 営業利益 | 8,537 | 16,500 | 18,933 | 221.8% |
| 経常利益 | 7,860 | 15,000 | 17,134 | 218.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 5,020 | 10,000 | 10,250 | 204.2% |

セグメント別(事業別)の状況
プロジェクトパイプラインおよびAUM(運用資産残高)を事業別にみると、2025年8月末時点の事業規模合計は6,636億円(前期末比+1,720億円、+35.0%)となった。ホテル事業は56件・2,465億円(前期末比+56.0%)、物流事業は24件・3,411億円(同+37.8%)、ヘルスケア事業は17件・451億円(同+21.9%)、オルタナ投資・海外事業は9件・257億円(同+64.7%)と、いずれも拡大した。一方、レジデンスファンドは6件・51億円(同▲84.7%)となった。
| 区分 | 件数(2025年8月末) | 事業規模(2025年8月末) | 事業規模(2024年8月末) | 増減比 |
|---|---|---|---|---|
| 物流 | 24件 | 3,411億円 | 2,475億円 | +37.8% |
| ホテル | 56件 | 2,465億円 | 1,580億円 | +56.0% |
| ヘルスケア | 17件 | 451億円 | 370億円 | +21.9% |
| オルタナ投資・海外事業 | 9件 | 257億円 | 156億円 | +64.7% |
| レジデンスファンド | 6件 | 51億円 | 334億円 | ▲84.7% |
| 合計 | 112件 | 6,636億円 | 4,916億円 | +35.0% |

通期業績予想
2026年8月期の業績予想は、売上高150,000百万円(前期比155.4%)、営業利益26,500百万円(同140.0%)、経常利益24,000百万円(同140.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益16,500百万円(同161.0%)、1株当たり当期純利益834.86円(同160.4%)としている。当期純利益予想は従来の150億円から165億円に上方修正した。棚卸資産(販売用不動産と開発事業等支出金の合算値)は533億円確保しており、26年8月期計画達成に向けて十分な在庫を確保しているとしている。
| 項目 | 2025年8月期実績 | 2026年8月期予想 | 対前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 96,501 | 150,000 | 155.4% |
| 営業利益 | 18,933 | 26,500 | 140.0% |
| 経常利益 | 17,134 | 24,000 | 140.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10,250 | 16,500 | 161.0% |
| 1株当たり当期純利益(円) | 520.37円 | 834.86円 | 160.4% |

株主還元
2025年8月期の配当は1株あたり120円(分割考慮前240円)、2026年8月期の配当予想は1株あたり165円(分割考慮前330円)で増配を予定している。投資しやすい環境の整備と投資家層の拡大を図るため、2019年、2021年および2025年に9月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を実施している。
| 項目 | 2025年8月期(実績) | 2026年8月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株あたり配当金額 | 120円00銭(分割考慮前:240円00銭) | 165円00銭(分割考慮前:330円00銭) |

中期経営計画/トピック
第2期中期経営計画(25年8月期~29年8月期)の初年度にあたる2025年8月期は、ホテルREIT「霞ヶ関ホテルリート投資法人」の上場、物流・ヘルスケアの私募ファンド組成により、国内3事業(ホテル・物流・ヘルスケア)で当社のビジネスモデルを完遂した。AUM+パイプラインの事業規模総額は6,636億円(前期末比+1,720億円)に到達し、第2期中期経営計画では29年8月期にAUM1.5兆円規模を目指すとしている。海外事業ではASEAN(マレーシア・クアラルンプール)での冷凍冷蔵倉庫開発や、ドバイでのファンドを活用した開発事業に着手している。
※本記事は霞ヶ関キャピタルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。