アグレ都市デザイン

アグレ都市デザイン、2026年3月期は16期連続増収 各利益で過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.14
アグレ都市デザイン、2026年3月期は16期連続増収 各利益で過去最高を更新

※本記事はアグレ都市デザインが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アグレ都市デザイングループは2026年3月期の連結業績で、売上高36,975百万円(前期比+20.3%)、営業利益3,280百万円(同+28.7%)、経常利益2,783百万円(同+23.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,930百万円(同+22.2%)を計上した。売上高・営業利益・経常利益・当期純利益のいずれも過去最高を更新し、16期連続の増収となった。セグメント間のシナジー活発化により売上総利益率は17.3%から17.8%へ、売上高販管費比率は9.0%から8.9%へ、それぞれ改善した。

目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期の売上高は36,975百万円(前期比+6,231百万円、+20.3%)、営業利益は3,280百万円(同+732百万円、+28.7%)、経常利益は2,783百万円(同+535百万円、+23.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,930百万円(同+350百万円、+22.2%)となった。売上総利益率は17.3%から17.8%へ0.5pt改善、売上高販管費比率は9.0%から8.9%へ0.1pt改善した。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)増減
売上高36,975百万円30,743百万円+6,231百万円(+20.3%)
売上原価30,387百万円25,414百万円+4,973百万円(+19.6%)
売上総利益6,587百万円5,329百万円+1,258百万円(+23.6%)
販売費及び一般管理費3,306百万円2,780百万円+525百万円(+18.9%)
営業利益3,280百万円2,548百万円+732百万円(+28.7%)
経常利益2,783百万円2,247百万円+535百万円(+23.8%)
親会社株主に帰属する当期純利益1,930百万円1,580百万円+350百万円(+22.2%)
売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益のハイライト
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.5

セグメント別の状況

セグメントはハウジング事業、アセットソリューション(AS)事業、宿泊事業の3区分。ハウジング事業の売上高は30,368百万円(前期比+12.3%)、分譲棟数は394棟(前期比+57棟)、受注残高は3,226百万円(前期比+716百万円)。AS事業の売上高は6,217百万円(前期比+73.2%)、引渡件数は29件(前期比+19件)、受注残高は208百万円(前期比△1,699百万円、受注棟数は前期の投資用マンション3棟からマンション1棟・木造アパート1棟の2棟へ変化)。宿泊事業の売上高は390百万円(前期比+267.6%)、引渡件数は14件(前期比+4件)。自社一貫の企業文化を背景に各セグメント間で用地の仕入情報の連携が進み、以前であれば見送っていた用地情報もグループ全体の商品ラインナップ拡充により取りこぼしなく事業化できる体制が整いつつあるとしている。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
ハウジング事業売上高30,368百万円27,051百万円
ハウジング事業分譲棟数394棟337棟
アセットソリューション事業売上高6,217百万円3,590百万円
アセットソリューション事業引渡件数29件10件
宿泊事業売上高390百万円106百万円
宿泊事業引渡件数14件10件
ハウジング事業の売上高・分譲棟数・受注残高の推移
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.8
アセットソリューション事業の売上高・引渡件数・受注残高の推移
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.9
宿泊事業の売上高・引渡件数の推移
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.10

財務状況(連結貸借対照表)

2026年3月期末の資産合計は38,583百万円(前期末比+5,294百万円、+15.9%)。流動資産は37,824百万円(同+5,323百万円)で、仕掛販売用不動産(未成工事支出金含む)は25,728百万円(同+4,713百万円、+22.4%)と増加した。負債は29,975百万円(同+3,915百万円)、純資産は8,607百万円(同+1,378百万円、+19.1%)で、自己資本比率は21.7%から22.3%へ0.6pt改善した。有利子負債は2025年3月末22,875百万円から2026年3月末26,025百万円へ+3,150百万円増加した。純資産の増加は当期純利益1,930百万円の加算と前期基準の配当金支払△552百万円によるもの。

項目当期(2026年3月末)前期(2025年3月末)増減
資産合計38,583百万円33,288百万円+5,294百万円(+15.9%)
流動資産37,824百万円32,500百万円+5,323百万円(+16.4%)
現金及び預金7,868百万円7,171百万円+697百万円(+9.7%)
仕掛販売用不動産(未成工事支出金含む)25,728百万円21,014百万円+4,713百万円(+22.4%)
負債29,975百万円26,060百万円+3,915百万円(+15.0%)
純資産8,607百万円7,228百万円+1,378百万円(+19.1%)
自己資本比率22.3%21.7%+0.6pt

株主還元

配当については、安定配当の継続を基本方針とし、当期純利益の35%(配当性向35%)を配当額の目途としている。2026年3月期の1株当たり配当金は、当初100円を予定していたが110円へ公表を経て118円に決定し、前期比+22円の増配となった。2027年3月期は1株当たり配当金140円を予定している。また株主優待制度についても拡充を発表し、従来の「100株~1,000株未満」「1,000株以上・2年以上保有」の区分に加え、「300株~600株未満」「600株~1,000株未満」(いずれも2年以上継続保有)の区分を新設した(移行の経過措置あり)。

項目前期(2025年3月期)実績当期(2026年3月期)実績次期(2027年3月期)予想
1株当たり配当金96円118円140円

中期経営計画/トピック

2026年4月1日付で株式会社多摩建設(株式会社ホーユーコーポレーションの100%子会社)の株式を100%取得し、ハウジング・AS・宿泊の既存3セグメントに加えマンション事業を含む4セグメント体制となった。中期経営計画で掲げる2030年グループ売上高500億円は、多摩建設のグループインにより2期前倒しで2028年3月期に達成予定とし、売上高1,000億円も視野に入れているとしている。ホーユーグループ(合算)の直近1年の経営成績は、売上高66億1,152万円、経常利益5億2,572万円、純資産35億8,341万円。竣工時期の関係から、多摩建設のグループ売上高への寄与は2026年10月以降を予定している。

※本記事はアグレ都市デザインが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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