※本記事はスターティアホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
スターティアホールディングス株式会社は2026年3月期(通期)の連結決算を発表した。売上高23,790百万円(前期比+7.1%)、営業利益3,242百万円(同+18.4%)、経常利益3,294百万円(同+18.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,318百万円(同+18.3%)となり、全指標で前年同期を上回り過去最高業績を更新した。既存顧客へのクロスセル強化と新卒社員の早期戦力化により、1人当たりの生産性が向上したことが背景にある。
連結業績(当期 実績)
通期実績は、2/13時点の修正通期予想(売上高23,600百万円、営業利益3,150百万円、経常利益3,190百万円、当期純利益2,160百万円)をいずれも上回った。売上総利益は10,828百万円(前期比+8.6%)、EBITDAは3,748百万円(同+15.9%)。第4四半期(1~3月)は売上高6,477百万円(前期比+7.4%)、営業利益1,124百万円(前期比+34.6%)と加速し、通期でも過去最高を更新した。
| 項目 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) | 前期比増減額(増減率) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 23,790百万円 | 22,211百万円 | +1,578百万円(+7.1%) |
| 売上総利益 | 10,828百万円 | 9,967百万円 | +860百万円(+8.6%) |
| 営業利益 | 3,242百万円 | 2,737百万円 | +504百万円(+18.4%) |
| 経常利益 | 3,294百万円 | 2,784百万円 | +509百万円(+18.3%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,318百万円 | 1,960百万円 | +357百万円(+18.3%) |
| EBITDA | 3,748百万円 | 3,235百万円 | +513百万円(+15.9%) |
セグメント別の状況
ITインフラ事業は、ネットワーク機器需要を軸にフロー売上が前年同期比+7.6%、光コラボ・電力等のストック売上が同+4.4%成長し、売上高18,895百万円(前期比+6.4%)を達成。本社経費等負担額控除前セグメント利益は3,347百万円(同+7.9%)、EBITDAは2,301百万円(同+9.5%)だった。DXソリューション事業(2026年3月期よりデジタルマーケティング事業から名称変更)は、SaaSを中心としたストック売上が同+12.2%と拡大し、売上高4,876百万円(前期比+9.7%)を達成。本社経費等負担額控除前セグメント利益は1,393百万円(同+37.2%)、EBITDAは1,258百万円(同+33.8%)と利益構造が強化した。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) |
|---|---|---|---|
| ITインフラ事業 | 売上高 | 18,895百万円 | 17,758百万円 |
| ITインフラ事業 | セグメント利益(本社経費等負担額控除前) | 3,347百万円 | 3,102百万円 |
| ITインフラ事業 | EBITDA | 2,301百万円 | 2,101百万円 |
| DXソリューション事業 | 売上高 | 4,876百万円 | 4,445百万円 |
| DXソリューション事業 | セグメント利益(本社経費等負担額控除前) | 1,393百万円 | 1,015百万円 |
| DXソリューション事業 | EBITDA | 1,258百万円 | 940百万円 |


通期業績予想
2027年3月期の連結業績予想は、売上高26,000百万円(前期比109.3%)、営業利益3,550百万円(同109.5%)、経常利益3,550百万円(同107.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,343百万円(同101.1%)。新年度も売上高、各段階利益で過去最高額の更新を目指すとしている。
| 項目 | 2027年3月期(通期予想) | 2026年3月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 26,000百万円 | 23,790百万円 | 109.3% |
| 営業利益 | 3,550百万円 | 3,242百万円 | 109.5% |
| 経常利益 | 3,550百万円 | 3,294百万円 | 107.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,343百万円 | 2,318百万円 | 101.1% |

株主還元
2026年3月期の年間配当金は145円(記念配当8円を含む)に決定。2027年3月期は年間145円(中間67円+期末78円)を予想しており、前期の記念配当8円を除くと実質増配となる。株主還元方針は、旧)2026年3月期の配当性向55%+累進配当から、新)2027年3月期はDOE13%+累進配当へ見直す。配当利回りは2026年3月末・2027年3月末(予想)ともに5.4%としている。
| 項目 | 2026年3月期(決定) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 年間配当金(1株当たり) | 145円(記念配当8円を含む) | 145円(中間67円+期末78円) |
| 配当利回り(各末日終値ベース) | 5.4% | 5.4% |
| 株主還元方針 | 配当性向55%+累進配当 | DOE 13%+累進配当 |

中期経営計画・トピック
2026年3月期を初年度とする新中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)では、2027年度(2028年3月期)の定量目標として、売上高は既存事業290億円+M&A・シナジー領域80億円、営業利益は既存事業42億円+M&A・シナジー領域8億円を掲げ、ROEは20%以上の高水準維持を目指す。また、2026年6月18日開催予定の定時株主総会への付議を経て、創業者・代表取締役社長の本郷秀之氏が代表取締役会長に、現執行役員副社長の北村健一氏が新代表取締役社長に就任するサクセッションを実施する予定。
※本記事はスターティアホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。