シップヘルスケアホールディングス

シップヘルスケアホールディングス、2026年3月期は増収減益 配当は10期連続増配

決算サマリー 2026.08.14
シップヘルスケアホールディングス、2026年3月期は増収減益 配当は10期連続増配

※本記事はシップヘルスケアホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

シップヘルスケアホールディングスは2026年5月12日、2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の決算補足資料を公表した。連結売上高は718,163百万円(前期比+5.9%)と増収を確保した一方、営業利益は24,482百万円(前期比▲1.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は13,394百万円(前期比▲11.5%)といずれも前期を下回った。売上高は自社計画(700,000百万円)を上回ったが、営業利益・当期純利益は計画に届かなかった。

目次

連結業績(当期 実績)

セグメント別ではメディカルサプライ事業(MSP)で新規SPD受託施設5件が稼働開始したことなどが増収に寄与した一方、トータルパックプロデュース事業(TPP)は前期にあった大型案件(シニア向け分譲マンションの竣工・販売)の反動に加え、リニューアル案件における省エネ関連工事の部材納期遅延、メーカー系での部品価格高騰・生産遅延が響き、営業利益を押し下げた。営業外では円安の影響により為替差益を計上した(前期は為替差損)。単位は百万円。

項目2025.3(実績)2026.3(実績)前期比
売上高678,229718,163+39,933(+5.9%)
売上総利益66,74366,703▲39(▲0.1%)
営業利益24,77924,482▲296(▲1.2%)
経常利益26,02326,331+307(+1.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益15,12813,394▲1,734(▲11.5%)

セグメント別の状況

セグメント別売上高構成比(2026.3実績)は、メディカルサプライ事業(MSP)が71.0%を占め最大、トータルパックプロデュース事業(TPP)が19.0%、ライフケア事業(LC)が5.2%、調剤薬局事業(PH)が4.8%。営業利益ではTPPが前期の反動で減益となった一方、MSP・LC・PHはいずれも増益となった。

セグメント2025.3(実績)2026.3(実績)前期比
トータルパックプロデュース事業(TPP)133,167136,604+3,437(+2.6%)
メディカルサプライ事業(MSP)474,919509,569+34,649(+7.3%)
ライフケア事業(LC)36,67437,322+647(+1.8%)
調剤薬局事業(PH)33,46834,666+1,198(+3.6%)
合計678,229718,163+39,933(+5.9%)
セグメント2025.3(実績)2026.3(実績)前期比
トータルパックプロデュース事業(TPP)12,01710,812▲1,204(▲10.0%)
メディカルサプライ事業(MSP)6,9707,484+513(+7.4%)
ライフケア事業(LC)2,1892,216+27(+1.2%)
調剤薬局事業(PH)3,4264,004+577(+16.9%)
調整額175▲35
合計24,77924,482▲296(▲1.2%)
セグメント別売上高構成比
出典:2026年3月期 決算補足資料 P.5
セグメント別営業利益構成比
出典:2026年3月期 決算補足資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績計画は、売上高740,000百万円(前期比+3.0%)、営業利益26,000百万円(同+6.2%)、経常利益26,500百万円(同+0.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益16,000百万円(同+19.5%)。1株当たり当期純利益は173.88円を見込む。なお、外形標準課税の対象法人の範囲拡大の影響を反映し、新たに租税公課約800百万円を販管費に計上する見込み。

項目2026.3(実績)2027.3(計画)前期比
売上高718,163740,000+21,836(+3.0%)
営業利益24,48226,000+1,517(+6.2%)
経常利益26,33126,500+168(+0.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益13,39416,000+2,605(+19.5%)
1株当たり当期純利益144.19円173.88円

セグメント別計画では、メディカルサプライ事業(MSP)が528,000百万円(前期比+18,430百万円)、トータルパックプロデュース事業(TPP)が141,000百万円(+4,395百万円)、調剤薬局事業(PH)が36,000百万円(+1,333百万円)と増収を計画する一方、ライフケア事業(LC)は35,000百万円(▲2,322百万円)の減収を計画。営業利益はTPP11,500百万円、MSP8,200百万円、PH4,100百万円への増益を計画し、LCは2,200百万円とほぼ横ばいを計画している。

2027年3月期 連結経営計画
出典:2026年3月期 決算補足資料 P.12

株主還元

1株当たり配当は当期60円(前期58円)で、2027年3月期は65円を計画。連結配当性向は当期41.6%(前期36.2%)、2027年3月期計画では37.4%を見込む。資料では10期連続増配を達成したとしている。

株主還元(1株当たり配当・配当性向の推移)
出典:2026年3月期 決算補足資料 P.15

※本記事はシップヘルスケアホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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