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ミライロ、2025年9月期は増収 主要指標で過去最高も純利益は減益

決算サマリー 2026.08.26
ミライロ、2025年9月期は増収 主要指標で過去最高も純利益は減益

※本記事はミライロが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ミライロは2025年9月期(2024年10月〜2025年9月)の通期決算を発表した。売上高は832百万円(前期比117.3%)、売上総利益は557百万円(同121.1%)、営業利益は142百万円(同121.6%)、経常利益は123百万円(同101.4%)となり、いずれも過去最高を更新した。一方、当期純利益は81百万円(同45.6%)で、税効果会計の影響により減益となった。予算比では売上高94.5%、営業利益77.1%、経常利益75.1%、当期純利益77.7%にとどまった。

目次

業績(2025年9月期 実績)

2025年9月期の売上高は832,291千円(前期比117.3%)、売上総利益は557,160千円(同121.1%)となった。売上原価は275,131千円(同110.3%)、販売費及び一般管理費は415,034千円(同120.9%)で、営業利益は142,125千円(同121.6%)。経常利益は123,006千円(同101.4%)で、上場関連費用の計上により前期比横ばいとなった。当期純利益は81,472千円(同45.6%)で、税効果会計の影響により減益となった。EBITDA(営業利益+減価償却費+敷金償却)は174,162千円(同120.0%)だった。

項目2025年9月期(実績)2024年9月期(実績)前期比
売上高832,291千円709,561千円117.3%
売上総利益557,160千円460,162千円121.1%
営業利益142,125千円116,861千円121.6%
経常利益123,006千円121,334千円101.4%
当期純利益81,472千円178,857千円45.6%
EBITDA174,162千円145,182千円120.0%

営業利益の増減要因を見ると、各事業の成長により売上総利益は96百万円増加した一方、人員増加等に伴う人件費の増加が33百万円、上場等に伴う支払手数料の増加が12百万円、ミライロIDの新規登録者等に伴う業務委託費の増加が8百万円、その他販管費増が17百万円で、営業利益は前期比25百万円の増加にとどまった。

2025年9月期 通期決算ハイライト(業績サマリー)
出典:ミライロ 2025年9月期 通期決算説明資料 P.27

事業別の状況

事業別に見ると、最大セグメントであるユニバーサルマナー研修及び検定の売上高は364,370千円(前期比122.1%、構成比43.8%)となり、全体の成長を牽引した。ミライロIDソリューションは276,155千円(同115.9%、構成比33.2%)、コミュニケーションサポートは191,766千円(同110.9%、構成比23.0%)だった。

事業2025年9月期 売上高構成比前期比
ミライロIDソリューション276,155千円33.2%115.9%
ユニバーサルマナー研修及び検定364,370千円43.8%122.1%
コミュニケーションサポート191,766千円23.0%110.9%
合計832,291千円100.0%117.3%
ミライロIDソリューション事業の四半期業績推移
出典:ミライロ 2025年9月期 通期決算説明資料 P.33

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期の業績予想は、売上高940百万円(前年比112.9%)、売上総利益631百万円(同113.3%)、営業利益200百万円(同140.7%)、経常利益201百万円(同163.4%)、当期純利益135百万円(同165.7%)としている。営業活動の見直しや教育体制の整備による収益性向上に加え、2026年7月からの法定雇用率引き上げや東京2025デフリンピック開催に伴う機運の高まりなど、外部環境の追い風を引き続き活かす方針とする。

項目2026年9月期(予想)前年比
売上高940百万円112.9%
売上総利益631百万円113.3%
営業利益200百万円140.7%
経常利益201百万円163.4%
当期純利益135百万円165.7%
2026年9月期 業績予想
出典:ミライロ 2025年9月期 通期決算説明資料 P.37

財務状況(2025年9月期末)

2025年9月期末の資産合計は1,171,979千円(前期末比+471,161千円)。株式上場に伴う新株発行等により現金及び預金が482,254千円、純資産が544,895千円増加した。1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金の返済を実行したことにより、負債合計は73,734千円の減少となり、自己資本比率は75.2%(前期末47.9%)に上昇した。

項目2025年9月期末2024年9月期末前期末比増減
現金及び預金904,017千円421,763千円+482,254千円
資産合計1,171,979千円700,818千円+471,161千円
純資産881,923千円337,027千円+544,895千円
自己資本比率75.2%47.9%
2025年9月期末 貸借対照表
出典:ミライロ 2025年9月期 通期決算説明資料 P.30

株主還元

本資料に配当や自己株式取得等の株主還元に関する記載はない。

2026年9月期の重点施策

2026年9月期の重点施策として、自治体への発信強化によるミライロIDのユーザー数拡大、業種別の検定プログラムの展開、コンビニでのオンライン手話通訳サービス導入など各業界での先進事例の創出、国内の障害のある外国人旅行者の声を導入事業者を通して収集する「ミライロID Global」によるグローバル展開を見据えたサービス開発の4点を掲げている。

※本記事はミライロが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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