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メタプラネット、2025年12月期は営業利益62億8,700万円に拡大 BTC評価損計上で最終赤字

決算サマリー 2026.08.26
メタプラネット、2025年12月期は営業利益62億8,700万円に拡大 BTC評価損計上で最終赤字

※本記事はメタプラネットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

メタプラネットの2025年12月期(通期)は、売上高8,905百万円(前期比738.3%増)、営業利益6,287百万円(同1,694.5%増)となった。主力のビットコイン関連事業がBTCオプション取引に係るプレミアム収入を中心に第3四半期以降も成長を加速させ、当初予想(売上高68億円、営業利益47億円)を上回って着地した。一方、ビットコインの評価損(会計上)Δ102,188百万円を計上した影響で、経常利益は-96,141百万円、当期純利益は-95,046百万円となった。2025年12月末時点のビットコイン保有量は35,102 BTCで、2025年度の目標としていた30,000 BTCを上回る水準に到達した。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

2025年12月期の連結業績は、売上高8,905百万円(前期1,062百万円、738.3%増)、営業利益6,287百万円(同350百万円、1,694.5%増)となった。もっとも、税引前段階では、営業利益6,287百万円にビットコイン評価益/損Δ102,188百万円、その他の営業外損益Δ242百万円を加減した結果、経常利益は-96,141百万円、当期純利益は-95,046百万円となった。総資産は505,286百万円(前期30,325百万円、1,566.2%増)、純資産は458,592百万円(前期16,925百万円、2,609.6%増)となった。

項目2025年12月期(百万円)2024年12月期(百万円)増減率
売上高8,9051,062738.3%
営業利益6,2873501,694.5%
経常利益-96,1415,993
当期純利益-95,0464,439
総資産505,28630,3251,566.2%
純資産458,59216,9252,609.6%
2025年12月期連結決算概要(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益・総資産・純資産の対前期比較表)
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.10

セグメント別の状況

当連結会計年度より、セグメント名称を「ビットコイントレジャリー事業」から「ビットコイン関連事業」に変更した。ビットコイン関連事業の売上高は8,468.3百万円(前期689.9百万円)、営業利益は7,191.8百万円(前期686.8百万円)となり、主にBTCオプション取引に係るプレミアム収入によるものである。ホテル事業の売上高は436.9百万円(前期372.4百万円)、営業利益は169.3百万円(前期102.2百万円)となった。全社及びその他の営業損失は-1,073.2百万円(前期-438.6百万円)であった。

セグメント指標2025年12月期(百万円)2024年12月期(百万円)
ビットコイン関連事業売上高8,468.3689.9
ビットコイン関連事業営業利益7,191.8686.8
ホテル事業売上高436.9372.4
ホテル事業営業利益169.3102.2
全社及びその他営業利益-1,073.2-438.6
連結売上高8,905.21,062.3
連結営業利益6,287.8350.4
セグメント別収益概要(ビットコイン関連事業・ホテル事業・全社及びその他の売上高・営業利益内訳)
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.11

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期の業績予想は、売上高16,000百万円(前期比79.7%増)、営業利益11,400百万円(同81.3%増)としている。ビットコイン価格の変動性により将来価値の正確な予測は困難であるとして、経常利益および当期純利益の予測は差し控えるとしている。

項目2026年12月期予想(百万円)2025年12月期実績(百万円)増減率
売上高16,0008,90579.7%
営業利益11,4006,28781.3%
2026年度の見通し(売上高・営業利益の予想値と増減率)
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.17

KPI(BTCイールド)

当社は重要業績指標として「BTCイールド」(完全希薄化後発行済株式数1株当たりビットコイン保有量の変化率)を用いている。基準日の2024年6月30日から2024年12月31日、2025年12月31日にかけて、ビットコイン保有量は141.07 BTCから1,761.98 BTC、35,102 BTCへ、完全希薄化後発行済株式数は227,692,180株から489,604,170株、1,459,627,925株へ増加し、BTCイールド(年初来)は2024年12月31日時点480.85%、2025年12月31日時点568.26%となった。ビットコイン保有量は2025年12月末時点で35,102 BTCとなり、2025年度目標としていた30,000 BTCを上回る水準に到達した。2027年までの目標としては210,000 BTC(BTC供給量の1%相当)を掲げている。

項目2024年6月30日(基準)2024年12月31日2025年12月31日
ビットコイン保有量141.071,761.9835,102
発行済普通株式数181,692,180362,683,3401,142,274,340
完全希薄化後発行済株式数227,692,180489,604,1701,459,627,925
完全希薄化発行済株式1,000株当たりBTC0.00061960.00359880.0240486
BTCイールド(%、年初来)0.00%480.85%568.26%
KPI:BTCイールドの推移(ビットコイン保有量・発行済株式数・BTCイールド等の実績表)
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.20

株主還元

当社は、1株当たりビットコイン保有量(BTCイールド)の最大化を資本配分方針の中心に据え、mNAVが1.0倍以下の局面では自己株式取得や優先株式の活用、1.0倍超の局面では普通株式・優先株式の活用など、最適な手段を使い分けるとしている。2025年12月29日払込の第三者割当によるB種種類株式(MERCURY)では、1株あたり四半期配当12.25円(年額49円、年率4.9%)を設定し、配当総額はビットコインの純資産価値(BTC NAV)の25%を上限とする方針としている。普通株式に対する現金配当については本資料に記載がない。

トピック

BitcoinTreasuriesNet(2026年2月15日時点)によると、当社はビットコイン保有量において世界で4番目の上場企業となっている。また、2025年12月19日(米国東部時間)より、スポンサー付きレベルI ADR(米国預託証券)プログラムを通じて米国店頭市場(OTC)でADR(ティッカーシンボル:MPJPY)の売買を開始し、海外投資家へのアクセス拡大を図っている。

※本記事はメタプラネットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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