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TalentX、2026年3月期は売上高17.5億円 営業利益は予想を上回る

決算サマリー 2026.08.25
TalentX、2026年3月期は売上高17.5億円 営業利益は予想を上回る

※本記事はTalentXが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社TalentXは2026年5月14日、2026年3月期通期決算説明資料を公表した。売上高は1,751,453千円(前期比122%)、営業利益は334,655千円(前期比114%)、調整後営業利益は366,356千円(前期比125%)となり、通期業績予想に対する達成率は営業利益で109%、調整後営業利益で119%だった。当期純利益は254,611千円(前期比69%)で、通期業績予想222,828千円に対しては114%の達成率となった。資料では、売上高成長率と利益率の合計が43%となり、目安とする40%以上の水準を達成したとしている。

目次

業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の売上高は1,751,453千円(前期比122%、対売上高100%)、売上総利益は1,514,039千円(前期比127%、売上総利益率86%)だった。販管費は1,179,383千円(前期比131%、対売上高67%)に拡大したが、営業利益は334,655千円(前期比114%、対売上高19%)、調整後営業利益は366,356千円(前期比125%、対売上高21%)を確保した。経常利益は337,831千円(前期比122%)。当期純利益は254,611千円(前期比69%、対売上高15%)で、前期の366,717千円を下回った。

項目2025年3月期 通期実績2026年3月期 通期実績前期比
売上高1,434,211千円1,751,453千円122%
売上総利益1,196,245千円1,514,039千円127%
販管費902,386千円1,179,383千円131%
営業利益293,858千円334,655千円114%
調整後営業利益293,858千円366,356千円125%
経常利益276,146千円337,831千円122%
当期純利益366,717千円254,611千円69%
2026年3月期通期損益計算書のハイライト
出典:TalentX 2026年3月期 通期決算説明資料 P.10

通期業績予想の達成状況

2026年3月期期初に公表していた業績予想に対し、売上高の達成率は97%にとどまったものの、利益面では予想を上回った。営業利益の達成率は109%、調整後営業利益は119%、経常利益は110%、当期純利益は114%だった。

項目業績予想(2026年3月期)実績(2026年3月期)達成率
売上高1,805,655千円1,751,453千円97%
売上総利益1,568,368千円1,514,039千円97%
販管費1,261,759千円1,179,383千円93%
営業利益306,609千円334,655千円109%
調整後営業利益306,609千円366,356千円119%
経常利益306,609千円337,831千円110%
当期純利益222,828千円254,611千円114%

事業KPIの状況(2026年3月時点/2025年4月~2026年3月累計実績)

2026年3月時点のARR(年間サブスクリプション定期収益)は16.8億円、課金利用社数は402社、ARPA(1社当たりの月額売上高)は31万円/月だった。2025年4月から2026年3月までの12か月累計実績では、売上高は17.5億円、月次解約率は0.9%、売上総利益率は86%、サブスクリプション売上高比率は91%、調整後営業利益率は21%だった。

指標時点・期間
ARR(年間サブスクリプション定期収益)16.8億円2026年3月時点
課金利用社数402社2026年3月時点
ARPA(1社当たりの月額売上高)31万円/月2026年3月時点
売上高17.5億円2025年4月~2026年3月(12か月累計実績)
月次解約率0.9%2025年4月~2026年3月(12か月累計実績)
売上総利益率86%2025年4月~2026年3月(12か月累計実績)
サブスクリプション売上高比率91%2025年4月~2026年3月(12か月累計実績)
調整後営業利益率21%2025年4月~2026年3月(12か月累計実績)
ビジネスハイライトと事業KPIのサマリー
出典:TalentX 2026年3月期 通期決算説明資料 P.4

財務基盤(2026年3月期 連結貸借対照表)

現金及び預金は13.3億円と高水準を維持し、前期末比では+3.4億円となった。自己資本比率は53%まで上昇し、成長投資を支える財務基盤を維持しているとしている。

2026年3月期 連結貸借対照表のハイライト
出典:TalentX 2026年3月期 通期決算説明資料 P.15

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は戦略投資フェーズと位置づけ、売上高は2,136,663千円(前期比122%)を見込む一方、営業利益は160,372千円(前期比48%、対売上高8%)、調整後営業利益は215,399千円(前期比59%、対売上高10%)、経常利益は163,672千円(前期比48%)、当期純利益は109,489千円(前期比43%)を見込む。中長期の成長加速に向け、人的資本の強化、中堅市場開拓、AIネイティブプロダクト開発、ブランド・マーケティング投資を加速する方針としている。

項目2026年3月期 通期実績2027年3月期 通期予想前期比
売上高1,751,453千円2,136,663千円122%
営業利益334,655千円160,372千円48%
調整後営業利益366,356千円215,399千円59%
経常利益337,831千円163,672千円48%
当期純利益254,611千円109,489千円43%
2027年3月期の通期業績予想
出典:TalentX 2026年3月期 通期決算説明資料 P.47

重点投資(2027年3月期)

成長加速に向けた重点投資として、エンジニア人件費・AI開発費を前年度比+0.9億円、セールス・コンサル人件費を同+1.5億円、マーケティング・ブランディング費を同+0.5億円、それぞれ拡大する計画としている。

株主還元

資料では配当について「配当予定」として、2026年3月期を下限に今後向上させていく方針が示されている。具体的な配当金額の開示はない。

中期経営計画・トピック

2026年3月期は、新規受注を加速する即戦力採用、プロダクト間クロスセルの促進、アライアンス・M&A等の成長支援施策の推進、AI・プロダクトのアップデートの4つを注力ポイントに掲げ、全施策の実行を完了した。TalentX初のM&Aとして「すごい人事」とCrepe社を含む2件を実行したほか、ネオキャリア社や日本IBM社との戦略的アライアンスを実施した。AI求人マッチング等のAI・オートメーション機能を6つリリースし、新プロダクトのAIネイティブATS「MyTalent Hire」の提供を開始した。複数プロダクト利用比率は2つ以上が19%、3つ以上が3%となった。売上高100億円・営業利益20億円の早期達成を目指す成長戦略を掲げ、2027年3月期は戦略的投資期間と位置づけている。

※本記事はTalentXが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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