JPMC

JPMC、2025年12月期は減収減益も通期予想上回る 2026年12月期は営業利益で過去最高目指す

決算サマリー 2026.08.25
JPMC、2025年12月期は減収減益も通期予想上回る 2026年12月期は営業利益で過去最高目指す

※本記事はJPMCが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

JPMCは2025年12月期(通期)の決算を発表した。売上高は58,498百万円(前期比0.8%減)、営業利益は2,635百万円(同3.2%減)となったが、通期業績予想の営業利益2,550百万円に対しては103.3%の達成率だった。2024年度の不動産売却の反動減や、保有物件の収益性強化を目的とした修繕・基幹システム開発に伴う一過性費用の影響を除くと増収増益だったとしている。2026年度以降の業績に影響する新規申込戸数は9,218戸となり、目標には未達だったものの前期比29.6%と大幅成長した。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は58,498百万円(前期比0.8%減、通期計画比97.5%)、営業利益は2,635百万円(前期比3.2%減、通期計画比103.3%)、経常利益は2,645百万円(前期比3.0%減、通期計画比103.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,800百万円(前期比1.7%減、通期計画比106.6%)だった。1株当たり当期純利益は107.24円(前期比3.8%増、通期計画比111.3%)。運用戸数は107,922戸(前期比0.9%減)、新規申込戸数は9,218戸(前期比29.6%増)となった。

項目2024年度2025年度増減率
売上高(百万円)58,98758,498△0.8%
営業利益(百万円)2,7222,635△3.2%
経常利益(百万円)2,7272,645△3.0%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)1,8311,800△1.7%
1株当たり当期純利益(円)103.28107.24+3.8%
運用戸数(戸)108,953107,922△0.9%
新規申込戸数(戸)7,1159,218+29.6%

売上区分別の状況(ストック/フロー)

売上区分別では、ストック収入の柱であるプロパティマネジメント収入が54,004百万円(前期比0.3%増)、PM付帯事業収入が2,727百万円(同2.5%増)、滞納保証が809百万円(同2.5%増)、保険事業が1,667百万円(同4.9%増)だった。JPMCヒカリは250百万円(前期比14.0%減)、その他の収入は1,766百万円(うちリフォーム事業936百万円)。プロパティマネジメント収入は運用戸数拡大と採算性向上により粗利額は順調に成長したが、会計処理上、売上高を相殺して表示するサービスの比率が増加した影響で売上高自体は微増にとどまったとしている。

項目2024年度2025年度2026年度(計画)増減率(対2025年度)
プロパティマネジメント収入(百万円)53,77854,00454,154+0.3%
PM付帯事業収入(百万円)2,5932,7272,794+2.5%
滞納保証(百万円)774809829+2.5%
保険事業(百万円)1,5471,6671,749+4.9%
JPMCヒカリ(百万円)271250215△14.0%
その他の収入(百万円)2,6161,7662,550+44.4%
売上高(百万円)58,98758,49859,500+1.7%
連結決算ハイライト(2025年12月期実績)
出典:3276 JPMC 2025年12月期 通期 決算補足説明資料 P.3

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期の連結業績予想は、売上高59,500百万円(前期比1.7%増)、営業利益2,900百万円(同10.0%増)、経常利益2,910百万円(同10.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,980百万円(同10.0%増)。1株当たり当期純利益は118.00円(同10.0%増)を見込む。ストックビジネスを軸に、過去最高の営業利益2,900百万円を目指すとしている。運用戸数は109,000戸(同1.0%増)、新規申込戸数は9,300戸(同0.9%増)を計画する。

項目2025年度(実績)2026年度(計画)増減率
売上高(百万円)58,49859,500+1.7%
営業利益(百万円)2,6352,900+10.0%
経常利益(百万円)2,6452,910+10.0%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)1,8001,980+10.0%
1株当たり当期純利益(円)107.24118.00+10.0%
運用戸数(戸)107,922109,000+1.0%
新規申込戸数(戸)9,2189,300+0.9%
年間配当金額(円)60.0064.00+6.7%
2026年連結業績予想
出典:3276 JPMC 2025年12月期 通期 決算補足説明資料 P.4

株主還元

株主還元は連続増配(累進配当)方針を継続している。2025年12月期は6期連続の増配となり、期末配当を2円増配の31円に決定した結果、年間配当金は58円から60円へ増配となった。配当性向は55.9%。2026年12月期の年間配当金予想は64円(前期比4円増、106.7%)で、配当性向40%以上・DOE10%程度を目線に持続的な累進配当を目指すとしている。また2025年上期には10億円の自社株買いを実施したほか、発行済株式総数の6.83%にあたる自己株式1,300,000株を消却した。

項目2024年度2025年度2026年度(予想)
年間配当金額(円)55.0060.0064.00
配当性向(%)53.3%55.9%40%以上(目線)
DOE(%)10.8%11.1%11.0%
1株当たり配当金・配当性向の推移
出典:3276 JPMC 2025年12月期 通期 決算補足説明資料 P.6

主な経営指標の推移

資料に掲載された2011年以降の推移をみると、売上高は19,543百万円(2011年)から58,498百万円(2025年)へ、運用戸数は35,212戸から107,922戸へ拡大してきた。ROEは2025年時点で19.4%、DOEは14年連続で10%を上回っており、株主資本コスト(同社認識で概ね7〜9%)を上回る水準を維持しているとしている。

主な経営指標の推移(2011年〜2025年)
出典:3276 JPMC 2025年12月期 通期 決算補足説明資料 P.16

※本記事はJPMCが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次