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ウィル、2025年12月期は増収・営業増益 減損計上で親会社株主に帰属する当期純利益は6.4%減

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はウィルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ウィルの2025年12月期連結業績は、売上高14,880百万円(前期比12.6%増)、営業利益1,327百万円(同18.5%増)、経常利益1,204百万円(同18.2%増)となり、短信によると売上高は9期連続、営業利益と経常利益は6期連続で過去最高を更新した。一方、同社保有の商業施設について減損損失222百万円を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は664百万円(同6.4%減)となった。2026年12月期は売上高16,758百万円(同12.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益895百万円(同34.6%増)を見込む。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

同社グループは、フィービジネスとリフォームの連携強化(収益面)、開発分譲事業の推進(事業規模の拡大)など、ワンストップ体制のシナジー最大化戦略に注力した。流通事業では新規出店及び自社サイトをはじめとしたネット集客の強化策が奏功し、住宅購入客の来店件数と成約件数が増加した。流通事業を起点としたワンストップサービスの提案機会が増え、収益性の高い「フィービジネスとリフォーム」の業績が堅調に推移した。開発分譲事業では関西圏及び中部圏で複数の戸建プロジェクトの引渡が完了したほか、来期以降の分譲用地の仕入にも積極的に取り組んだ。

項目2025年12月期2024年12月期増減率
売上高14,880百万円13,213百万円12.6%増
営業利益1,327百万円1,120百万円18.5%増
経常利益1,204百万円1,019百万円18.2%増
親会社株主に帰属する当期純利益664百万円710百万円6.4%減

セグメント別の状況

流通事業は、売却物件の獲得や東京23区及び大阪市での出店戦略が奏功し、売上高と営業利益の過去最高を更新した。リフォーム事業は、住宅購入の検討段階からリフォーム担当が同席して提案する営業戦術が奏功し、売上高と営業利益の過去最高を更新した。開発分譲事業は、自社分譲物件等の契約件数が増加し売上高の過去最高を更新した。一方、一部の分譲地に関して販売価格を見直し、在庫回転率の向上に努めた結果、営業利益は減益となった。賃貸事業は商業施設(兵庫県宝塚市)での新規テナントのオープンにより賃料収入が増加したが、営業損失となった。不動産取引派生事業は流通事業と開発分譲事業の取扱件数増加により増収増益、その他の事業は減収減益となった。

財政状態

当期末の資産合計は前期末より1,159百万円増加し16,494百万円となった。販売用物件の仕入等により棚卸資産が増加した一方、減損損失の計上等により有形固定資産が減少した。負債では短期借入金や長期借入金が増加した。純資産は前期末より445百万円増加し5,409百万円となった。自己資本比率は32.8%(前期末32.4%)。営業活動によるキャッシュ・フローは、販売用物件の仕入等による棚卸資産の増加などにより418百万円の資金減少となった。

項目2025年12月期2024年12月期
総資産16,494百万円15,335百万円
純資産5,409百万円4,964百万円
自己資本比率32.8%32.4%
1株当たり純資産468.45円429.87円

2026年12月期の業績予想

同社グループは三大都市圏を主要エリアと位置づけ、不動産流通店舗の新規出店を推進する。直近2年程度で東京圏を10店舗体制にする計画のもと、2026年3月上旬に茗荷谷営業所(東京都文京区)を開設する計画を示し、2026年下半期にも新規出店を検討しているとしている。開発分譲事業では中部圏での自社分譲物件の供給の安定化を進める方針。2026年12月期の連結業績予想は、売上高16,758百万円(前期比12.6%増)、営業利益1,468百万円(同10.7%増)、経常利益1,330百万円(同10.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益895百万円(同34.6%増)で、同社は過去最高の売上高、営業利益、経常利益、当期純利益を見込むとしている。

項目2026年12月期(予想)増減率
売上高16,758百万円12.6%増
営業利益1,468百万円10.7%増
経常利益1,330百万円10.5%増
親会社株主に帰属する当期純利益895百万円34.6%増

株主還元

2025年12月期の年間配当金は1株当たり21円(期末のみ)で、前期の19円から増配となった。配当性向は36.5%。2026年12月期は年間23.5円(期末のみ)を予想しており、配当性向は30.3%となる見込み。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)
1株当たり年間配当金21円23.5円
配当性向36.5%30.3%

本記事はウィルが公表した2025年12月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はウィルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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