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フライヤー、2026年2月期は連結移行で増収 2027年2月期は売上高1.5倍超を予想

決算サマリー 2026.08.25
フライヤー、2026年2月期は連結移行で増収 2027年2月期は売上高1.5倍超を予想

※本記事はフライヤーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社フライヤーは2026年4月13日、2026年2月期通期の決算説明資料を公表した。連結売上高は10.6億円(前年比+12.6%)、経常利益は30百万円(前年の2百万円から28百万円の改善)となった。M&Aに伴う一時費用を除いた実質的な利益水準は71百万円で、将来成長に向けた一過性の投資を除けば収益力は着実に改善している。最重要KPIであるMRRは、大型案件のダウンセル等の影響により上期は足踏みしたものの、当期末時点では54百万円に達し、現在は回復基調にある。2027年2月期は売上高16.3億円、営業利益1.0億円、EBITDA1.7億円を見込んでいる。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

2026年2月期は、エンタープライズ事業セグメントが引き続き事業成長を実現していることに加え、コンシューマ事業セグメントは連結移行により子会社の数値が反映され、20%以上の増収となった。売上高は948百万円から1,068百万円へ12.7%増加し、通期業績予想(1,070百万円)に対する進捗率は99.8%だった。営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも安定した黒字化を実現している。なお、当社は2026年2月期第3四半期より連結決算体制へ移行しており、2025年2月期の数値は単体の実績である(単位:百万円)。

項目2025年2月期(単体実績)2026年2月期(連結実績)前年同期比増減額通期計画比進捗率
売上高9481,068+12099.8%
売上総利益761865+104
営業利益830+22101.7%
経常利益230+28101.4%
親会社株主に帰属する当期純利益1113+2110.9%
EBITDA46101.6%
売上高推移・経常損益推移のグラフ
出典:フライヤー 2026年2月期通期決算説明資料 P.20

セグメント別の状況

事業は、法人向けサービスを展開するエンタープライズ事業セグメント(2026年2月期売上構成比率63.9%)と、個人向けサービス「flier」等を展開するコンシューマ事業セグメント(同36.1%)の2区分。エンタープライズ事業セグメントは主力サービス「flier business」のMRRが上期に大型案件のダウンセル等の影響で伸び悩んだものの、当期末時点のMRRは54百万円に達し回復基調にある。コンシューマ事業セグメントは、2025年9月1日付で子会社化した株式会社AIStepの貢献により売上高が増加した。

セグメント2025年2月期(単体実績、百万円)2026年2月期(連結実績、百万円)前年同期比増減率2026年2月期売上構成比率
エンタープライズ事業セグメント663714+7.7%63.9%
コンシューマ事業セグメント285354+24.2%36.1%
事業内容一覧(エンタープライズ事業セグメント・コンシューマ事業セグメント)
出典:フライヤー 2026年2月期通期決算説明資料 P.9

通期業績予想

2027年2月期の業績予想は、売上高16.3億円(前年比52.8%増)、営業利益1.0億円(前年比229.0%増)、経常利益88百万円(前年比190.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益58百万円(前年比408.5%増)を見込む。M&Aに関わるのれん償却費等を除いた利益指標であるEBITDAは175百万円(前年比276.3%増)を見込んでいる。セグメント別の業績予想は開示していないが、エンタープライズ事業セグメントは「flier business」の業績が回復基調に転じる見通しであり、コンシューマ事業セグメントは株式会社AIStepおよび株式会社Zealoxの子会社化に伴い売上が大幅に増加する見通しとしている。連結子会社の増加に伴い売上原価及び販管費は1.5倍程度に増加する見通しで、引き続き継続的なM&Aの実行を見込みM&A関連費用も含めた数値となっている。営業外損益は主に金融機関からの借入に対する支払利息によるものとしている。

項目2026年2月期(実績、百万円)2027年2月期(予想、百万円)増減額増減率
売上高1,0681,632+563+52.8%
営業利益30100+69+229.0%
経常利益3088+58+190.9%
親会社株主に帰属する当期純利益1358+46+408.5%
EBITDA46175+129+276.3%
2027年2月期業績予想の表
出典:フライヤー 2026年2月期通期決算説明資料 P.22

M&A・成長戦略

当社は2025年9月1日付で株式会社AIStepの全株式を取得し子会社化した。AIStepはAIワーカー養成講座「AIStep」を開発・提供しており、未経験から最短1か月で副業・フリーランスデビューを目指せる次世代フリーランスの養成講座を展開する。また2026年2月27日付で株式会社Zealoxの株式を取得し子会社化した。Zealoxは女性特化型Webデザインスクール「Find me!」を開発・提供しており、2025年10月期の売上高は304百万円、営業利益は27百万円で黒字化を達成している。なお、Zealoxの損益貢献は2027年2月期からとなる。中・長期の成長戦略としては、コアサービスの確立を土台に、「flier business」を軸としたサービス領域拡大、生成AI活用・組織開発支援領域の展開本格化、M&Aによる事業拡大を進め、知のプラットフォームの確立を目指す方針である。

戦略方針・成長戦略(AIStep社・Zealox社を含む事業展開図)
出典:フライヤー 2026年2月期通期決算説明資料 P.28

※本記事はフライヤーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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