※本記事はセントラル総合開発が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
セントラル総合開発は2026年3月期の連結決算を発表した。売上高は38,450百万円(前期比+7,567百万円)と増収となったが、不動産販売事業において建築費の高騰等からマンションの販売価格が上昇し、販売ペースが想定を下回ったことから、営業利益は898百万円(前期比△346百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は147百万円(前期比△349百万円)といずれも減益となった。実績は2025年5月9日公表の業績予想(売上高46,000百万円、営業利益1,500百万円、当期純利益500百万円)を下回った。2027年3月期は売上高45,000百万円、営業利益1,350百万円、当期純利益400百万円の増収増益を予想している。
連結業績(2026年3月期 実績)
連結売上高は38,450百万円(前期比+7,567百万円)、営業利益は898百万円(前期比△346百万円、営業利益率2.3%)、経常利益は304百万円(前期比△461百万円、経常利益率0.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は147百万円(前期比△349百万円)となった。自己資本当期純利益率(ROE)は1.4%(前期比△3.5pt)、1株当たり当期純利益は15.36円(前期比△36.54円)。会社は、不動産販売事業において建築費の高騰等からマンションの販売価格が上昇し販売ペースが想定を下回ったため、当期純利益は前年比及び業績予想比で減益となったと説明している。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 前期比増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 38,450百万円 | 30,883百万円 | +7,567百万円 |
| 営業利益 | 898百万円 | 1,245百万円 | △346百万円 |
| 営業利益率 | 2.3% | 4.0% | △1.7pt |
| 経常利益 | 304百万円 | 765百万円 | △461百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 147百万円 | 497百万円 | △349百万円 |
| 自己資本当期純利益率(ROE) | 1.4% | 4.9% | △3.5pt |
| 1株当たり当期純利益 | 15.36円 | 51.90円 | △36.54円 |
| 1株当たり配当 | 5円 | 14円 | △9円 |
| 配当性向 | 32.5% | 27.0% | +5.5pt |

セグメント別の状況
セグメント別では、主力の不動産販売事業の売上高が34,333百万円(前期比+7,395百万円)と伸びた一方、セグメント利益は1,591百万円(前期比△265百万円)で減益となった。分譲マンションの引渡戸数が計画を下回ったことなどから、業績予想比でも減収減益となった。不動産賃貸・管理事業は売上高4,074百万円(前期比+170百万円)、セグメント利益567百万円(前期比+54百万円)で、業績予想を上回った。その他事業は売上高43百万円、セグメント利益11百万円だった。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 不動産販売事業 | 売上高 | 34,333百万円 | 26,937百万円 |
| 不動産販売事業 | セグメント利益 | 1,591百万円 | 1,856百万円 |
| 不動産賃貸・管理事業 | 売上高 | 4,074百万円 | 3,903百万円 |
| 不動産賃貸・管理事業 | セグメント利益 | 567百万円 | 512百万円 |
| その他事業 | 売上高 | 43百万円 | 42百万円 |
| その他事業 | セグメント利益 | 11百万円 | 18百万円 |

通期業績予想
2027年3月期は、売上高45,000百万円(前期比+17.0%)、営業利益1,350百万円(同+50.2%、営業利益率3.0%)、経常利益650百万円(同+113.8%)、当期純利益400百万円(同+171.0%)と増収増益を見込む。自己資本比率は26.2%(前期比+3.9pt)へ改善する見通し。会社は「売上高450億円、営業利益13.5億円の増収増益と予想」としている。
| 項目 | 2027年3月期予想 | 2026年3月期(実績) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 45,000百万円 | 38,450百万円 | +17.0% |
| 営業利益 | 1,350百万円 | 898百万円 | +50.2% |
| 営業利益率 | 3.0% | 2.3% | +0.7pt |
| 経常利益 | 650百万円 | 304百万円 | +113.8% |
| 当期純利益 | 400百万円 | 147百万円 | +171.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 41.60円 | 15.36円 | +170.8% |
| 自己資本比率 | 26.2% | 22.3% | +3.9pt |
| 1株当たり配当 | 13円(予定) | 5円 | +160.0% |
| 配当性向 | 31.3% | 32.5% | △1.2pt |

株主還元
配当については、株主への利益還元を重要な経営課題と位置付け、財務体質の強化と内部留保の充実(自己資本比率の向上)を勘案しつつ安定した配当政策を実施することを基本方針としている。得られた利益は「企業価値の向上に資する投資戦略の増強」と「連結配当性向30%程度を目途とした株主還元」の2点に振り向ける方針。2026年3月期の1株当たり配当は5円(前期14円から△9円)、配当性向32.5%(前期比+5.5pt)。2027年3月期は1株当たり配当13円(予定、前期比+8円)、配当性向31.3%を予定している。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予定) |
|---|---|---|
| 1株当たり配当 | 5円 | 13円 |
| 配当性向 | 32.5% | 31.3% |

中期経営計画/トピック
中期経営計画(2025~2027年度)では、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて自己資本比率のターゲットの見直しとともに、資本コストの低減や資本収益性(ROE)の向上、適切なキャッシュアロケーションに取り組むとしている。四半期利益の平準化に向けては、分譲マンションの上半期竣工戸数割合を2030年度までに40%へ引き上げる方針。株主資本コストは7%程度と認識しており、2030年度にROE10%以上の達成を目指すとしている。
※本記事はセントラル総合開発が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。