※本記事はヨシックスホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ヨシックスホールディングスは、2026年3月期の連結決算において、売上高25,914百万円(前期比113.1%)、営業利益2,995百万円(同128.6%)、経常利益3,283百万円(同128.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,025百万円(同115.2%)を計上した。資料では「売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、すべてにおいて過去最高達成!」としている。天候要因が比較的少なく、四半期を通じて既存店売上高が前年を上回る水準で推移したことが増収増益を牽引した。新規出店28店舗・閉店撤退9店舗を実施し、店舗数は401店舗(2026年3月31日現在)となった。
連結業績(当期 実績)
第1四半期は梅雨明けが早く天候の影響を受けにくかったこと、第2・第3四半期は猛暑や台風の影響が少なく既存店売上高・来店客数がともに前年比100%超で推移したこと、第4四半期は一部地域での降雪の影響があったものの来店客数が大きく減少しなかったことなどから、通期を通じて増収となった。食材価格や人件費、水道光熱費の高騰が続いたが、居酒屋メニューの定期的な価格改定(年4回実施)や仕入れルートの活用により原価率を維持・改善し、増収分でコスト増を吸収したことで増益を確保した。
| 項目 | 26年3月期 実績 | 25年3月期 実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 25,914百万円 | 22,905百万円 | 113.1%(+3,009百万円) |
| 営業利益 | 2,995百万円(11.6%) | 2,328百万円(10.2%) | 128.6%(+667百万円) |
| 経常利益 | 3,283百万円(12.7%) | 2,558百万円(11.2%) | 128.4%(+725百万円) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,025百万円(7.8%) | 1,758百万円(7.7%) | 115.2%(+267百万円) |
| 1株当たり当期純利益 | 197.68円 | 172.19円 | 114.8%(+25.49円) |

業態別の状況
当社グループは「や台ずし」を中核業態とし、2026年3月期末時点の店舗数396店舗のうち、や台ずし(フランチャイズ2店舗含む)が363店舗と全体の92%を占める。このほか、お好み焼き鉄板焼き居酒屋「ニパチ」、大阪の味・串カツ居酒屋「これや」、「ひとくち餃子の頂」、その他業態を展開している。
| 業態 | 店舗数 | 構成比 |
|---|---|---|
| や台ずし | 363店舗(フランチャイズ2店舗含む) | 92% |
| ニパチ(にぱち含む) | 11店舗 | 3% |
| や台や | 1店舗 | 0% |
| これや | 2店舗 | 0% |
| ひとくち餃子の頂 | 15店舗 | 4% |
| その他 | 4店舗 | 1% |

店舗展開の状況
第35期から第41期(2026年3月期)にかけて店舗数は343店から401店へ増加した。当期は新規出店28店舗(や台ずし20店舗、ひとくち餃子の頂6店舗、海老どて食堂(M&A)1店舗、華花1店舗)を実施する一方、閉店撤退9店舗(うちフランチャイズ1店舗)を行った。
| 期 | 店舗数 |
|---|---|
| 第35期 | 343店 |
| 第36期 | 327店 |
| 第37期 | 326店 |
| 第38期 | 332店 |
| 第39期 | 348店 |
| 第40期 | 382店 |
| 第41期 | 401店 |
通期業績予想
2027年3月期は、売上高28,549百万円(前期比110.2%)、営業利益3,128百万円(同104.4%)、経常利益3,445百万円(同104.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,359百万円(同116.5%)を計画しており、増収増益を見込んでいる。新規出店35店舗を計画する一方、食材価格の高騰や人件費の増加等により営業利益率・経常利益率はやや低下する見込みとしている。
| 項目 | 27年3月期 予想 | 26年3月期 実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 28,549百万円 | 25,914百万円 | 110.2%(+2,635百万円) |
| 営業利益 | 3,128百万円(11.0%) | 2,995百万円(11.6%) | 104.4%(+133百万円) |
| 経常利益 | 3,445百万円(12.1%) | 3,283百万円(12.7%) | 104.9%(+162百万円) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,359百万円(8.3%) | 2,025百万円(7.8%) | 116.5%(+334百万円) |
| 1株当たり当期純利益 | 230.10円 | 197.68円 | 116.4%(+32.42円) |

株主還元
本資料には配当や自己株式取得など株主還元に関する記載はない。
中期経営計画/トピック
中期目標として、経常利益率10%超、店舗数500店舗、売上高300億円を掲げ、「田舎戦略」(乗降客6千人以上の駅前における1.5等地・2等地への中小型直営店出店)と「老舗理論」(30~40坪程度の中小型直営店による低コスト出店)を軸に事業拡大を図る方針としている。将来目標としては3,000店舗、売上高1,800億円を掲げている。トピックスとして、名古屋市に接待需要・インバウンド需要に対応する新業態「玉鋼(たまはがね)」を開業したほか、2025年7月1日付で海老フライ専門店「海老どて食堂」を当社店舗として営業開始した。

※本記事はヨシックスホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。