オイシックス・ラ・大地

オイシックス・ラ・大地、2026年3月期は各段階増益 純利益24.4%増で上場来初配当

決算サマリー 2026.08.19
オイシックス・ラ・大地、2026年3月期は各段階増益 純利益24.4%増で上場来初配当

※本記事はオイシックス・ラ・大地が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

オイシックス・ラ・大地は2026年3月期の通期決算を発表した。売上高は2,514億円(前年比1.8%減)であった一方、各段階利益は前期実績を上回り、EBITDAは129億円(同0.9%増)、営業利益は73億円(同6.9%増)、親会社帰属純利益は45億円(同24.4%増)を計上した。車両その他事業の売却により減収となったものの、EBITDAおよび営業利益は通期予想を達成し、親会社帰属純利益は通期予想を13%上回って着地した。26/3期には、上場来初となる配当の実施と自己株式の消却を行った。

目次

連結業績(当期 実績)

連結業績は、車両その他事業売却(10月1日付)に伴う減収の影響を受けたものの、各利益指標は前期実績・通期予想をいずれも上回った。車両その他事業の売却影響を除いたベースでは、売上高は3%増、営業利益は21%増の増収増益であった。

項目26/3期実績25/3期実績前年比
売上高(百万円)251,419256,009(1.8%)
EBITDA(百万円)12,91412,800+0.9%
営業利益(百万円)7,3396,864+6.9%
親会社帰属純利益(百万円)4,5273,638+24.4%
26年3月期実績サマリ
出典:オイシックス・ラ・大地 2026年3月期 決算説明資料 P.8

セグメント別(事業別)の状況

B2C事業は原材料高騰と上期の積極的なプロモーションによりEBITDAマージンが12.0%(前年比0.7pt低下)となり、Oisix会員数は35.1万人で着地した。B2B事業は食材費高騰の影響を運営標準化と価格適正化で吸収し、EBITDAマージンは4.9%(前年比1.6pt改善)と収益性が向上した。社会サービス(学童保育等)は好調に推移し増収増益となった。車両その他事業は10月1日付で売却したため、26/3期下期は利益寄与がなかった。

セグメント売上高(26/3期・百万円)売上高YoYセグメントEBITDA(26/3期・百万円)EBITDA利益率
B2Cサブスク94,286(3%)11,28412.0%
うちOisix60,114+1%8,36213.9%
B2Bサブスク83,385+9%4,0624.9%
社会サービス40,378+10%1,8394.6%
車両運行サービス14,584(46%)1,86612.8%
その他事業21,702+3%1,0004.6%
セグメント別売上高・利益
出典:オイシックス・ラ・大地 2026年3月期 決算説明資料 P.11

通期業績予想

2027年3月期は、売上高2,520億円(前年比0.2%増)、EBITDA134億円(同3.8%増)、営業利益87億円(同18.5%増)、親会社帰属純利益46億円(同1.6%増)を見込む。車両その他事業の売却による減収・減益影響(売上高▲145億円、営業利益▲13億円)を、B2B事業のトップライン成長と収益性改善でカバーする方針。車両その他事業の売却影響を除いたベースでは、売上高6%増、営業利益46%増の増収増益を見込む。

項目27/3期予想26/3期実績前年比
売上高(百万円)252,000251,419+0.2%
EBITDA(百万円)13,40012,914+3.8%
営業利益(百万円)8,7007,339+18.5%
親会社帰属純利益(百万円)4,6004,527+1.6%
27年3月期予想サマリ
出典:オイシックス・ラ・大地 2026年3月期 決算説明資料 P.28

株主還元

26/3期は中長期的な企業価値向上を目的に、上場来初となる配当の実施と自己株式の消却を実施した。27/3期は配当性向を15%から20%へ引き上げる方針。キャピタルアロケーションでは、26/3期〜30/3期のキャッシュアウトの内訳を株主還元5%、M&A95%とする方針を示している。

項目25/3期26/3期27/3期予想
EPS(円)103.1130.3132.4
DPS(円)02026
配当性向15%20%
中長期目標-キャピタルアロケーション及び株主還元方針
出典:オイシックス・ラ・大地 2026年3月期 決算説明資料 P.39

中長期経営計画

2030年3月期を目標年度とする中長期目標では、最重要指標であるEPS目標175.0円(25/3期からの5年間で1.7倍、CAGR11%)を据え置いた。全社売上高目標は3,000億円から3,250億円へ引き上げ、経営指標をセグメント・全社ともにEBITDAへ移行し、EBITDA目標は190億円とした。あわせて、多様な事業を横断する共通の価値をよりシンプルに伝えるため、原点である「オイシックス株式会社」への商号変更を26年7月に予定している。

※本記事はオイシックス・ラ・大地が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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