※本記事はシュッピンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
シュッピンは2026年3月期(通期)の決算補足資料を公表した。売上高は51,924百万円(前年同期比98.6%)、営業利益は2,537百万円(同74.7%)となり、前年実績は下回ったものの、期中に修正した計画(売上高51,699百万円、営業利益2,486百万円)に対しては売上高100.4%、営業利益102.1%と上回って着地した。経常利益は2,491百万円(前年同期比74.0%)、当期純利益は1,685百万円(同83.4%)だった。
連結業績(当期 実績)
売上高は前年同期比微減、利益は前年を下回るものの、概ね計画どおりに着地した(単位:百万円)。
| 項目 | 26.3期(当期) | 25.3期(前期) | 前年比 | 計画 | 計画比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 51,924 | 52,658 | 98.6% | 51,699 | 100.4% |
| 売上総利益 | 9,753 | 9,852 | 99.0% | 9,712 | 100.4% |
| 販売管理費 | 7,215 | 6,455 | 111.8% | 7,226 | 99.9% |
| 営業利益 | 2,537 | 3,396 | 74.7% | 2,486 | 102.1% |
| 経常利益 | 2,491 | 3,368 | 74.0% | 2,453 | 101.5% |
| 当期純利益 | 1,685 | 2,020 | 83.4% | 1,637 | 102.9% |

セグメント別(事業別)の状況
事業別に見ると、売上構成比78.4%を占めるカメラ事業は売上高40,734百万円(前年同期比98.8%)、営業利益4,172百万円(同91.5%)。売上構成比20.0%の時計事業は売上高10,399百万円(同102.4%)、営業利益303百万円(同69.1%)。筆記具事業は売上高479百万円(同102.7%)、営業利益71百万円(同106.7%)。自転車事業は2025年10月末の店舗閉店(自転車専門店「CROWN GEARS」閉店)により売上高311百万円(同39.1%)、営業利益は▲49百万円(前年同期19百万円)となった。
| 事業 | 指標 | 26.3期(当期) | 25.3期(前期) | 前年比 |
|---|---|---|---|---|
| カメラ事業 | 売上高 | 40,734 | 41,237 | 98.8% |
| カメラ事業 | 営業利益 | 4,172 | 4,559 | 91.5% |
| 時計事業 | 売上高 | 10,399 | 10,156 | 102.4% |
| 時計事業 | 営業利益 | 303 | 439 | 69.1% |
| 筆記具事業 | 売上高 | 479 | 466 | 102.7% |
| 筆記具事業 | 営業利益 | 71 | 67 | 106.7% |
| 自転車事業 | 売上高 | 311 | 797 | 39.1% |
| 自転車事業 | 営業利益 | ▲49 | 19 | ー |
| 合計 | 売上高 | 51,924 | 52,658 | 98.6% |

財務状態(貸借対照表)
時計事業の流動性向上を目的とした販売強化により商品在庫は減少し、基幹システムの稼働に伴いソフトウエア仮勘定からソフトウエアへの振替を行った(単位:百万円)。
| 項目 | 25.3期末 | 26.3期末 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 15,733 | 14,502 | ▲1,231 |
| 現預金 | 1,733 | 1,814 | 80 |
| 商品 | 9,969 | 8,999 | ▲969 |
| 固定資産 | 2,355 | 3,594 | 1,238 |
| 資産合計 | 18,088 | 18,096 | 7 |
| 流動負債 | 6,270 | 6,267 | ▲2 |
| 固定負債 | 1,650 | 1,573 | ▲76 |
| 負債合計 | 7,920 | 7,841 | ▲79 |
| 純資産合計 | 10,168 | 10,254 | 86 |
トピックスと取り組み
カメラ事業では、越境ECサイト「eBay」の「eBay Japan Awards 2025」において「Seller of the Year」を3年連続で受賞し殿堂入りを達成した。直近12ヶ月のポジティブフィードバックは約4.3万件、セラー評価は100%、販売国実績は42カ国となっている。また、2025年10月より自社ECサイトの商品ページに「商品紹介動画」を掲載する「MapCamera SHOWCASE CHANNEL」を開設し、2026年3月末時点でカメラ本体995製品・交換レンズ515製品の計1,510製品に対応した(国内初の取り組み)。
(株)フクイカメラサービスとの連携では、商品化工程の拡張(点検に加え撮影・ランク付け・EC掲載まで対応)を2026年3月期に実施し、2027年3月期には商品化から国内発送までの一貫対応、2028年3月期にはモール・海外展開まで拡張する計画。在庫回転率の向上やリードタイムの短縮、生産性改善などのシナジー効果を見込む。

2026年3月末に基幹システムのリプレイスを実施し、2027年4月より本格運用を開始する。自社サイト比率80%を支える基盤の強化に加え、経営分析の深化やAI活用の加速、システム統合による業務の最適化、セキュリティ強化を図る。

※本記事はシュッピンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。