※本記事はアゼアスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
アゼアスの2026年4月期は、売上高8,289百万円(前年比103.3%)と増収を確保した。主力の防護服・環境資機材事業は化学防護服分野が堅調に推移し増収増益、ヘルスケア製品事業もドラッグストア等一般消費者向け販売が好調で増収となった。営業利益は192百万円(前年比100.3%)とほぼ横ばい、経常利益は214百万円(同98.5%)。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は138百万円(前年比69.4%)となり、前期に計上した特別利益の反動により大幅減益となった。
連結業績(当期 実績)
売上原価は、売上高の増加やマスク製品の評価減に伴い235百万円増加したが、原価率には大きな変動はなかった。販売費及び一般管理費は、優秀な人材確保に向けた人件費の増加や、生産性向上を目的とした新基幹システム導入に伴う償却費の計上により26百万円増加した。
| 項目 | 当期実績(百万円) | 前年比 | 計画比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8,289 | 103.3% | 98.2% |
| 営業利益 | 192 | 100.3% | 71.2% |
| 経常利益 | 214 | 98.5% | 71.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 138 | 69.4% | 71.0% |
セグメント別(事業別)の状況
防護服・環境資機材事業は化学防護服分野が堅調に推移し増収増益。ヘルスケア製品事業は一般消費者向け受注の増加で増収を確保したものの、創業期に生産したマスク製品等33百万円の評価減を売上原価に計上した影響で前年から赤字が拡大した。ライフマテリアル事業は次世代床材「ReFace®」の販売が順調に推移し増収増益。その他事業(中国子会社)は中国子会社の統合による合理化に注力するも減収となったが、赤字は縮小した。
| 事業 | 当期実績(百万円) | 前年実績(百万円) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 防護服・環境資機材 | 4,800 | 4,630 | 103.7% |
| ヘルスケア製品 | 388 | 273 | 142.2% |
| ライフマテリアル | 2,865 | 2,812 | 101.9% |
| その他事業(中国子会社) | 234 | 311 | 75.2% |
| 合計 | 8,289 | 8,027 | 103.3% |


通期業績予想
2027年4月期は、防護服・環境資機材事業及びヘルスケア製品事業の成長により増収増益を計画している。
| 項目 | 2027年4月期計画(百万円) | 2026年4月期実績(百万円) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8,574 | 8,289 | 103.4% |
| 営業利益 | 260 | 192 | 135.3% |
| 経常利益 | 276 | 214 | 129.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 176 | 138 | 127.4% |

株主還元
継続的かつ安定的な配当の実施を基本方針とし、株主還元性向30~40%、純資産配当率や経営環境等も踏まえ総合的に判断するとしている。1株当たり配当額は2026年4月期23円予定、2027年4月期23円計画。
| 期 | 1株当たり配当額 |
|---|---|
| 2026年4月期(予定) | 23円 |
| 2027年4月期(計画) | 23円 |

中期経営計画/トピック
アゼアスは「安全・防護システムで人と環境を守る」をミッションに掲げ、化学物質規制強化、半導体等クリーン分野の設備投資拡大、橋梁長寿命化対策などを成長市場と位置付けている。2026年1月にはベトナムに製造拠点「アゼアス ベトナム」を設立し、ライフマテリアル事業に加え防護服・環境資機材事業の海外機能として活用する計画。ヘルスケア製品事業は、マスク製品のOEM受託拡大や機能性を追求した新製品提案を進め、次の主力事業へ育てる方針としている。
※本記事はアゼアスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。