※本記事は大光が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
大光は2026年5月期(2025年6月1日~2026年5月31日)の連結決算を発表した。外商事業・アミカ事業・水産品事業のすべての事業で増収となり、売上高は過去最高を更新した。一方、物流費等の経費増加や水産品事業の業績悪化などが影響し、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前期比で減少した。
連結業績(2026年5月期 実績)
2026年5月期の売上高は前期比6.2%増の79,549百万円で過去最高を更新した。一方、物流費等の経費増加の影響や水産品事業の業績悪化などにより、営業利益は前期比80.3%減の159百万円、経常利益は同59.9%減の339百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は、255百万円の減損損失を計上したことも影響し、同89.1%減の56百万円にとどまった。
| 項目 | 2026年5月期 | 2025年5月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 79,549百万円 | 74,880百万円 | +6.2% |
| 営業利益 | 159百万円 | 811百万円 | △80.3% |
| 経常利益 | 339百万円 | 845百万円 | △59.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 56百万円 | 523百万円 | △89.1% |

セグメント別の状況
外商事業は、既存得意先との深耕や給食・中食・病院等への新規開拓、大手外食チェーンとの新規取引などにより売上高が前期比7.6%増の53,217百万円となったが、大手外食チェーン向けの一括物流の組み立てにおいて想定を上回るイニシャル時の外部委託費用を要したことなどから、営業利益は同9.7%減の603百万円となった。アミカ事業は、物価上昇に伴う消費者の節約志向の高まりなどから既存店売上が前期比1.6%減となる一方、ネットショップは同8.6%増と好調を維持し、売上高は同0.9%増の23,458百万円となった。営業利益は新規出店に伴う経費や人件費・運搬費等の増加により同24.2%減の970百万円となった。水産品事業は輸出販売の増加により売上高が前期比27.4%増の3,026百万円となったが、中国政府による輸入停止の通知を受けた他国への加工販売の実行に伴う評価損の計上や、商品破損事故に伴う棚卸資産の滅失処理などが影響し、営業利益は294百万円の損失(前期は32百万円の利益)となった。
| セグメント | 指標 | 2026年5月期 | 2025年5月期 |
|---|---|---|---|
| 外商事業 | 売上高 | 53,217百万円 | 49,454百万円 |
| 外商事業 | 営業利益 | 603百万円 | 668百万円 |
| アミカ事業 | 売上高 | 23,458百万円 | 23,245百万円 |
| アミカ事業 | 営業利益 | 970百万円 | 1,280百万円 |
| 水産品事業 | 売上高 | 3,026百万円 | 2,375百万円 |
| 水産品事業 | 営業利益 | △294百万円 | 32百万円 |

通期業績予想(2027年5月期)
2027年5月期の連結業績予想は、3事業とも増収を計画し、売上高は前期比7.6%増の85,600百万円で過去最高の更新を計画している。利益面では、水産品事業の業績改善に加え、各事業における粗利率の改善や経費抑制の取り組みにより大幅な増益を計画しており、営業利益は同295.2%増の630百万円、経常利益は同85.7%増の630百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同603.6%増の400百万円を計画している。各事業の取組みとして、外商事業は既存得意先との取引深耕や新規開拓の強化、アミカ事業は粗利率向上・経費抑制と継続的な新規出店(2027年5月期は2店舗の出店を計画)、水産品事業は輸出販売の推進や新規開拓の強化などに取り組むとしている。
| 項目 | 2027年5月期予想 | 2026年5月期実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 85,600百万円 | 79,549百万円 | +7.6% |
| 営業利益 | 630百万円 | 159百万円 | +295.2% |
| 経常利益 | 630百万円 | 339百万円 | +85.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 400百万円 | 56百万円 | +603.6% |

株主還元
配当については、財務状況・収益動向・配当性向等を総合的に判断しつつ累進配当を基本とし、連結株主資本配当率(DOE)3%以上を目安として継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としている。2026年5月期の年間配当金は15.0円(中間配当金7.5円、期末配当金7.5円)で、DOEは3.4%、4期連続の増配となった。2027年5月期は中間配当金7.5円、期末配当金7.5円、年間配当金15.0円を計画している。
| 項目 | 2026年5月期実績 | 2027年5月期予想 |
|---|---|---|
| 中間配当金 | 7.5円 | 7.5円 |
| 期末配当金 | 7.5円 | 7.5円 |
| 年間配当金 | 15.0円 | 15.0円 |

※本記事は大光が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。