※本記事は丸善CHIホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
丸善CHIホールディングス株式会社の2026年1月期(第16期、2025年2月1日~2026年1月31日)の連結業績は、売上高185,053百万円(前期比111.6%)、営業利益5,593百万円(同159.9%)、経常利益5,493百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,334百万円となった。2025大阪・関西万博のオフィシャルストアを運営した店舗・ネット販売事業が大きく伸長し、2025年12月12日に修正公表した業績予想も上回った(売上高は予想比101.1%、営業利益は同116.5%)。なお親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に固定資産売却益2,578百万円を特別利益として計上した反動により、前期比では▲574百万円の減益となった。次期・2027年1月期は、当期の万博特需の反動により減収減益を見込んでいる。
連結業績(当期 実績)
当期の売上高は185,053百万円(前期比111.6%)、営業利益は5,593百万円(同159.9%、営業利益率3.0%)、経常利益は5,493百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は3,334百万円となった。2025年12月12日発表の修正業績予想との比較でも、売上高は+2,053百万円(予想比101.1%)、営業利益は+793百万円(同116.5%)、経常利益は+693百万円(同114.4%)、当期純利益は+234百万円(同107.5%)と、いずれも上回った。
| 項目 | 2025年1月期実績 | 2026年1月期予想(12/12発表) | 2026年1月期実績 | 対予想増減(比率) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 165,780 | 183,000 | 185,053 | +2,053(101.1%) |
| 営業利益 | 3,498 | 4,800 | 5,593 | +793(116.5%) |
| 営業利益率 | 2.1% | 2.6% | 3.0% | +0.4pt |
| 経常利益 | 3,454 | 4,800 | 5,493 | +693(114.4%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 3,908 | 3,100 | 3,334 | +234(107.5%) |

セグメント別の状況
セグメント別では、店舗・ネット販売事業が2025大阪・関西万博のオフィシャルストア運営により売上高81,776百万円(前期比123.7%)、営業利益2,051百万円(同537.7%)と大幅な増収増益となった。文教市場販売事業は売上高49,196百万円(同105.1%)、営業利益3,491百万円(同107.4%)、図書館サポート事業は売上高39,272百万円(同104.2%)、営業利益3,019百万円(同103.3%)と、いずれも増収増益となった。出版事業は売上高3,696百万円(同101.5%)と増収だったが、営業利益は▲105百万円と2年連続の営業赤字となった。その他事業は売上高11,111百万円(同96.2%)と減収ながら、営業利益は634百万円(同133.7%)と増益だった。この結果、グループ連結営業利益は前期から+2,095百万円の増益となった。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 | 対前期 |
|---|---|---|---|---|
| 文教市場販売事業 | 売上高 | 49,196 | 46,819 | 105.1% |
| 文教市場販売事業 | 営業利益 | 3,491 | 3,250 | 107.4% |
| 店舗・ネット販売事業 | 売上高 | 81,776 | 66,089 | 123.7% |
| 店舗・ネット販売事業 | 営業利益 | 2,051 | 381 | 537.7% |
| 図書館サポート事業 | 売上高 | 39,272 | 37,682 | 104.2% |
| 図書館サポート事業 | 営業利益 | 3,019 | 2,923 | 103.3% |
| 出版事業 | 売上高 | 3,696 | 3,641 | 101.5% |
| 出版事業 | 営業利益 | ▲105 | ▲107 | ー |
| その他事業 | 売上高 | 11,111 | 11,546 | 96.2% |
| その他事業 | 営業利益 | 634 | 474 | 133.7% |
| 合計 | 売上高 | 185,053 | 165,780 | 111.6% |
| 合計 | 営業利益 | 5,593 | 3,498 | 159.9% |

店舗・ネット販売事業の状況(主要事業の詳細)
店舗・ネット販売事業は「MARUZEN」「JUNKUDO」「MARUZEN&JUNKUDO」の3ブランド・116店舗を展開する。2025年4月から10月まで開催された2025大阪・関西万博のオフィシャルストアが、会場内店舗・会場外ストアともに売上・集客に大きく貢献し、当期の営業利益率は2.5%(前期0.6%)へ改善した。文教市場販売事業の営業利益率は7.1%(同+0.2pt)、図書館サポート事業は7.7%(同▲0.1pt)、その他事業は5.7%(同+1.6pt)だった。
| 事業 | 当期営業利益率 | 前期営業利益率 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 文教市場販売事業 | 7.1% | 6.9% | +0.2pt |
| 店舗・ネット販売事業 | 2.5% | 0.6% | +1.9pt |
| 図書館サポート事業 | 7.7% | 7.8% | ▲0.1pt |
| 出版事業 | – | – | – |
| その他事業 | 5.7% | 4.1% | +1.6pt |

通期業績予想
2027年1月期の通期業績予想は、売上高174,000百万円、営業利益4,000百万円、経常利益3,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,470百万円。2026年1月期実績との比較では、2025大阪・関西万博オフィシャルストアの反動が大きく、売上高で▲11,053百万円、営業利益で▲1,593百万円、経常利益で▲1,593百万円、当期純利益で▲864百万円の減収減益を見込む。
| 項目 | 2027年1月期予想 | 2026年1月期実績 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 174,000 | 185,053 | ▲11,053 |
| 営業利益 | 4,000 | 5,593 | ▲1,593 |
| 経常利益 | 3,900 | 5,493 | ▲1,593 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,470 | 3,334 | ▲864 |

株主還元
総還元性向を株主還元の指標と位置づけ、中期経営計画に基づき2029年1月期までに配当性向30%の実現を目標として、安定的かつ継続的な配当の実施に取り組むとしている。2027年1月期期末配当は、当期と同様1株当たり6円を実施する予定としている。
中期経営計画・トピック
当社グループは2024年3月14日公表の「中期経営計画」について見直しを行い、2026年3月13日付で「中期経営計画の見直しについて」を公表した。
※本記事は丸善CHIホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。