丸善CHIホールディングス

丸善CHIホールディングス、2026年1月期は増収増益 店舗・ネット販売が牽引

決算サマリー 2026.08.13
丸善CHIホールディングス、2026年1月期は増収増益 店舗・ネット販売が牽引

※本記事は丸善CHIホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

丸善CHIホールディングス株式会社の2026年1月期(第16期、2025年2月1日~2026年1月31日)の連結業績は、売上高185,053百万円(前期比111.6%)、営業利益5,593百万円(同159.9%)、経常利益5,493百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,334百万円となった。2025大阪・関西万博のオフィシャルストアを運営した店舗・ネット販売事業が大きく伸長し、2025年12月12日に修正公表した業績予想も上回った(売上高は予想比101.1%、営業利益は同116.5%)。なお親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に固定資産売却益2,578百万円を特別利益として計上した反動により、前期比では▲574百万円の減益となった。次期・2027年1月期は、当期の万博特需の反動により減収減益を見込んでいる。

目次

連結業績(当期 実績)

当期の売上高は185,053百万円(前期比111.6%)、営業利益は5,593百万円(同159.9%、営業利益率3.0%)、経常利益は5,493百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は3,334百万円となった。2025年12月12日発表の修正業績予想との比較でも、売上高は+2,053百万円(予想比101.1%)、営業利益は+793百万円(同116.5%)、経常利益は+693百万円(同114.4%)、当期純利益は+234百万円(同107.5%)と、いずれも上回った。

項目2025年1月期実績2026年1月期予想(12/12発表)2026年1月期実績対予想増減(比率)
売上高165,780183,000185,053+2,053(101.1%)
営業利益3,4984,8005,593+793(116.5%)
営業利益率2.1%2.6%3.0%+0.4pt
経常利益3,4544,8005,493+693(114.4%)
親会社株主に帰属する当期純利益3,9083,1003,334+234(107.5%)
2026年1月期 サマリー・予想比
出典:2026年1月期 決算説明資料 P.4

セグメント別の状況

セグメント別では、店舗・ネット販売事業が2025大阪・関西万博のオフィシャルストア運営により売上高81,776百万円(前期比123.7%)、営業利益2,051百万円(同537.7%)と大幅な増収増益となった。文教市場販売事業は売上高49,196百万円(同105.1%)、営業利益3,491百万円(同107.4%)、図書館サポート事業は売上高39,272百万円(同104.2%)、営業利益3,019百万円(同103.3%)と、いずれも増収増益となった。出版事業は売上高3,696百万円(同101.5%)と増収だったが、営業利益は▲105百万円と2年連続の営業赤字となった。その他事業は売上高11,111百万円(同96.2%)と減収ながら、営業利益は634百万円(同133.7%)と増益だった。この結果、グループ連結営業利益は前期から+2,095百万円の増益となった。

セグメント指標当期前期対前期
文教市場販売事業売上高49,19646,819105.1%
文教市場販売事業営業利益3,4913,250107.4%
店舗・ネット販売事業売上高81,77666,089123.7%
店舗・ネット販売事業営業利益2,051381537.7%
図書館サポート事業売上高39,27237,682104.2%
図書館サポート事業営業利益3,0192,923103.3%
出版事業売上高3,6963,641101.5%
出版事業営業利益▲105▲107
その他事業売上高11,11111,54696.2%
その他事業営業利益634474133.7%
合計売上高185,053165,780111.6%
合計営業利益5,5933,498159.9%
セグメント別業績
出典:2026年1月期 決算説明資料 P.5

店舗・ネット販売事業の状況(主要事業の詳細)

店舗・ネット販売事業は「MARUZEN」「JUNKUDO」「MARUZEN&JUNKUDO」の3ブランド・116店舗を展開する。2025年4月から10月まで開催された2025大阪・関西万博のオフィシャルストアが、会場内店舗・会場外ストアともに売上・集客に大きく貢献し、当期の営業利益率は2.5%(前期0.6%)へ改善した。文教市場販売事業の営業利益率は7.1%(同+0.2pt)、図書館サポート事業は7.7%(同▲0.1pt)、その他事業は5.7%(同+1.6pt)だった。

事業当期営業利益率前期営業利益率増減
文教市場販売事業7.1%6.9%+0.2pt
店舗・ネット販売事業2.5%0.6%+1.9pt
図書館サポート事業7.7%7.8%▲0.1pt
出版事業
その他事業5.7%4.1%+1.6pt
店舗・ネット販売事業の概況
出典:2026年1月期 決算説明資料 P.11

通期業績予想

2027年1月期の通期業績予想は、売上高174,000百万円、営業利益4,000百万円、経常利益3,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,470百万円。2026年1月期実績との比較では、2025大阪・関西万博オフィシャルストアの反動が大きく、売上高で▲11,053百万円、営業利益で▲1,593百万円、経常利益で▲1,593百万円、当期純利益で▲864百万円の減収減益を見込む。

項目2027年1月期予想2026年1月期実績増減
売上高174,000185,053▲11,053
営業利益4,0005,593▲1,593
経常利益3,9005,493▲1,593
親会社株主に帰属する当期純利益2,4703,334▲864
2027年1月期業績予想・株主還元方針
出典:2026年1月期 決算説明資料 P.7

株主還元

総還元性向を株主還元の指標と位置づけ、中期経営計画に基づき2029年1月期までに配当性向30%の実現を目標として、安定的かつ継続的な配当の実施に取り組むとしている。2027年1月期期末配当は、当期と同様1株当たり6円を実施する予定としている。

中期経営計画・トピック

当社グループは2024年3月14日公表の「中期経営計画」について見直しを行い、2026年3月13日付で「中期経営計画の見直しについて」を公表した。

※本記事は丸善CHIホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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