※本記事はジオリーブグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ジオリーブグループは2026年3月期において、売上高1,857億円(前期比105.5%)、経常利益30億円(同113.0%)、営業利益21億円(同116.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益21億円(同142.0%)の増収増益決算となった。M&Aによる新規子会社の売上寄与や物流費の減少などが増益要因となった。2027年3月期は売上高225,000百万円(前期比121.1%)を見込み、保有株式の公開買付けへの応募に伴う特別利益の計上により最終利益は前期比110.0%を予想している。
連結業績(当期 実績)
2026年3月期の連結損益計算書では、売上高が185,754百万円(前期比105.5%)、売上総利益が25,856百万円(同110.6%、売上総利益率13.9%)、営業利益が2,115百万円(同116.3%)、経常利益が3,025百万円(同113.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益が2,136百万円(同142.0%)となった。経常利益の増減要因としては、増収による増加や売上総利益率改善、M&Aによる物流機能内製化に伴う物流費減が増加要因となった一方、人件費増や賃借料増、その他販管費増が減少要因となった。
| 項目 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 176,115 | 185,754 | 105.5% |
| 売上総利益 | 23,368 | 25,856 | 110.6% |
| 営業利益 | 1,819 | 2,115 | 116.3% |
| 経常利益 | 2,676 | 3,025 | 113.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,505 | 2,136 | 142.0% |

商品別の状況
商品別連結売上高では、建材が73,160百万円(前期比102.1%)、住宅設備機器が45,711百万円(同105.8%)と伸長した一方、合板は10,364百万円(同91.6%)、木材は14,699百万円(同99.7%)、DIY商品は5,798百万円(同96.5%)、住宅資材販売その他は22,051百万円(同96.9%)と前期を下回った。その他は13,968百万円(同216.0%)と大きく増加し、M&Aにより新たにグループに加わった会社の工事売上高が寄与した。重点項目としては、サッシ・エクステリアが5,333百万円(前期比117.9%)、工事が28,820百万円(同115.1%)、エネルギー商品が3,742百万円(同114.5%)となった。
| 商品 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 建材 | 71,622 | 73,160 | 102.1% |
| 住宅設備機器 | 43,194 | 45,711 | 105.8% |
| 合板 | 11,314 | 10,364 | 91.6% |
| 木材 | 14,747 | 14,699 | 99.7% |
| DIY商品 | 6,008 | 5,798 | 96.5% |
| 住宅資材販売その他 | 22,758 | 22,051 | 96.9% |
| その他 | 6,467 | 13,968 | 216.0% |
| 合計 | 176,115 | 185,754 | 105.5% |

通期業績予想
2027年3月期は、前年度のM&A効果による新規子会社の売上寄与や、マンション買取再販業者向け販売・エネルギー関連商材・認証材の拡販により、売上高225,000百万円(前期比121.1%)を見込む。営業利益・経常利益は物流費等の経費増加によりほぼ前期並みの水準を維持する一方、保有株式の公開買付けへの応募に伴う特別利益の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は2,350百万円(前期比110.0%)を見込む。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 185,754 | 225,000 | 121.1% |
| 営業利益 | 2,115 | 2,100 | 99.3% |
| 経常利益 | 3,025 | 3,000 | 99.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,136 | 2,350 | 110.0% |

株主還元
2026年3月期の配当金は50円(配当性向31.1%)。2027年3月期は普通配当を前期と同額の50円とし、特別配当5円を加えた55円を予定している(予想配当性向31.1%)。配当性向40%を目安とした安定配当の継続を方針とし、対象株主には毎年6月にQUOカード2,000円分を贈呈する株主優待制度も継続する。
| 項目 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 38円 | 50円 | 55円 |
| 配当性向 | 33.5% | 31.1% | 31.1% |

中期経営計画/トピック
2026-2030年度の中期経営計画「Dynamic Capability 2.0」では、事業ポートフォリオの最適化・サステナビリティ経営・人的資本経営の深化を主要取組み事項とする。事業ポートフォリオの最適化では、成長領域(非住宅木構造事業・エネルギー関連事業・EC事業)で2030年度売上高2025年度比140億円増、重点領域(新築ビルダー向け事業・サッシ・エクステリア事業・マンションリノベ関連事業・非住宅工事事業)で同300億円増、基盤領域(販売店向け卸売事業・ホームセンター卸売事業・その他事業)で同200億円増を目指す。2030年度(2031年3月期)の定量目標として、売上高250,000百万円、営業利益5,000百万円(営業利益率2.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,800百万円、自己資本利益率(ROE)12.0%以上を掲げる。前中期経営計画(2024年3月期~2026年3月期)は、計数計画(売上高187,000百万円・営業利益2,000百万円・当期純利益1,700百万円)に対し、実績は売上高185,754百万円・営業利益2,115百万円・当期純利益2,136百万円となり、企業変革のベースを整えることができたとしている。また、住友林業株式会社と資本業務提携を締結し、同社が当社株式の30.3%を保有(2026年4月1日現在)している。
※本記事はジオリーブグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。