グリムス

グリムス、2025年3月期は売上高・各利益が過去最高 営業利益24.6%増の6,500百万円

決算サマリー 2026.09.29
NO IMAGE

※本記事はグリムスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

グリムスが公表した2025年3月期の連結業績は、売上高が33,340百万円(前期比11.5%増)、営業利益が6,500百万円(同24.6%増)、経常利益が6,645百万円(同26.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が4,558百万円(同28.7%増)となり、短信は売上高、各利益が過去最高を更新したとしている。事業用太陽光発電システムを成長の主軸として経営資源を集中し、販売を拡大した。2026年3月期は売上高35,816百万円(前期比7.4%増)、営業利益7,150百万円(同10.0%増)を見込む。

目次

連結業績(2025年3月期 実績)

同社グループは、電力コストの上昇やGX(グリーントランスフォーメーション)の実現に向けた再生可能エネルギーの活用拡大が見込まれることから、事業用太陽光発電システムを成長の主軸として販売を拡大した。電力小売では、低圧電力における独自燃調(電力市場調達コストの一部を電気代に反映する仕組み)の運用や、高圧電力における市場価格連動型契約の促進により電力調達価格変動リスクの低減を図り、安定的なストック収益として収益基盤の拡充を図った。その結果、売上高は33,340百万円(前期比11.5%増)、営業利益は6,500百万円(同24.6%増)、経常利益は6,645百万円(同26.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,558百万円(同28.7%増)となった。1株当たり当期純利益は197円30銭(前期は153円83銭)、自己資本当期純利益率は31.3%(同31.0%)、売上高営業利益率は19.5%(同17.4%)である。

項目2025年3月期2024年3月期増減率
売上高33,340百万円29,908百万円11.5%増
営業利益6,500百万円5,217百万円24.6%増
経常利益6,645百万円5,268百万円26.1%増
親会社株主に帰属する当期純利益4,558百万円3,540百万円28.7%増

事業別の状況

エネルギーコストソリューション事業は、電力の自家消費を提案する事業用太陽光発電システムや蓄電池を主力商材として販売を拡大し、事業用PPAも順調に規模を拡大して増収増益となった。スマートハウスプロジェクト事業は、卒FIT案件の増加や住宅のエネルギーレジリエンス強化へのニーズを背景に蓄電池の販売を推進したが、減収減益となった。小売電気事業は、契約数の増加に伴う電力販売量の増加、電力市場価格上昇の影響による販売単価の上昇、相対電源の確保等のリスクヘッジ施策による調達価格の抑制等により、売上高・利益ともに増加した。

財政状態とキャッシュ・フロー

2025年3月期末の総資産は26,034百万円(前期末は21,612百万円)、純資産は16,309百万円(同12,991百万円)、自己資本比率は62.3%(同59.7%)となった。短信によれば、流動資産は主に現金及び預金、受取手形、売掛金及び契約資産の増加により増加した。純資産は親会社株主に係る包括利益により増加した一方、剰余金の配当で減少した。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが4,648百万円の収入(前期は4,089百万円の収入)、投資活動によるキャッシュ・フローが3百万円の収入(前期は1,787百万円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローが1,274百万円の支出(前期は52百万円の支出)となり、現金及び現金同等物の期末残高は13,850百万円となった。

項目2025年3月期2024年3月期
総資産26,034百万円21,612百万円
純資産16,309百万円12,991百万円
自己資本比率62.3%59.7%
1株当たり純資産701円89銭558円56銭

配当

2025年3月期の1株当たり年間配当金は79円00銭(第2四半期末20円00銭、期末59円00銭)で、前期の47円00銭から増配となった。配当金総額は1,825百万円、連結配当性向は40.0%である。2026年3月期は、内部留保資金と株主に対する利益還元を勘案し、年間85円00銭(第2四半期末25円00銭、期末60円00銭)を予想しており、予想配当性向は40.4%となる。

項目2025年3月期(実績)2026年3月期(予想)
1株当たり年間配当金79円00銭85円00銭
うち第2四半期末20円00銭25円00銭
うち期末59円00銭60円00銭
配当性向(連結)40.0%40.4%

2026年3月期の業績予想

2026年3月期の連結業績予想は、売上高35,816百万円(前期比7.4%増)、営業利益7,150百万円(同10.0%増)、経常利益7,195百万円(同8.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,865百万円(同6.7%増)である。1株当たり当期純利益は210円60銭を見込む。2026年3月期より、人的資本の効率的な活用による一体的マネジメントを強化するため、エネルギーコストソリューション事業とスマートハウスプロジェクト事業を統合し、物販を主軸とする「エネルギーソリューション事業」と電力の小売を行う「小売電気事業」の2事業構成とする。エネルギーソリューション事業では事業用太陽光発電システムを主力商材として販売の拡大を図り、系統用蓄電池事業に参入して新たな収益源を創出するとしている。小売電気事業では、相対電源の確保、独自燃調の運用、デリバティブ取引の活用などにより電力市場価格の高騰に対するリスクヘッジを徹底したうえで、契約数の拡大による業績成長を目指すとしている。

項目2026年3月期(予想)増減率
売上高35,816百万円7.4%増
営業利益7,150百万円10.0%増
経常利益7,195百万円8.3%増
親会社株主に帰属する当期純利益4,865百万円6.7%増

なお、継続企業の前提に関する注記について、短信は「該当事項はありません」としている。

本記事はグリムスが公表した2025年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はグリムスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次