※本記事はクリエイトSDホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
クリエイトSDホールディングスの2026年5月期(連結・通期)は、売上高497,128百万円(前期比108.8%)、経常利益25,232百万円(前期比107.8%、経常利益率5.1%)となった。食料品・調剤部門が牽引し既存店売上高前年比は+4.1ptと引き続き堅調に推移。増収効果による荒利額の確保と、人件費をはじめとした販管費の適正コントロールにより、増収増益・過去最高益を達成した。
連結業績(2026年5月期 実績)
売上高はEDLPの継続推進や調剤併設強化により既存店売上高が引き続き堅調に推移したほか、2026年3月以降のホルムズ海峡封鎖による買い溜め特需も増収に寄与した。売上総利益率は食品構成比の増加に伴う荒利ミックスの影響と各部門の荒利率低下により25.5%(前期26.1%)となった。販管費は人件費をはじめとした適正コントロールにより計画内で着地し、営業利益は23,970百万円(前期比105.9%)、経常利益は25,232百万円(前期比107.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は16,990百万円(前期比108.3%)となった。
| 項目 | 2026年5月期(当期) | 2025年5月期(前期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 497,128百万円 | 457,093百万円 | 108.8% |
| 売上総利益 | 126,953百万円 | 119,220百万円 | 106.5% |
| 販売管理費 | 102,983百万円 | 96,594百万円 | 106.6% |
| 営業利益 | 23,970百万円 | 22,625百万円 | 105.9% |
| 経常利益 | 25,232百万円 | 23,414百万円 | 107.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 16,990百万円 | 15,685百万円 | 108.3% |

部門別の状況(CSD単体)
部門別売上高(CSDグループ単体)をみると、OTCは前年のコロナ流行に伴う感冒薬・マスク等の反動減があった一方、2026年1月末のインフルエンザ流行第2波の発生や例年より多かった花粉飛散量等により前年横ばいで着地した。調剤は売上構成比が13.5%まで伸長。食料品は販売数増および単価上昇の影響により売上構成比が44.0%まで伸長した。
| 部門 | 2026年5月期 売上高 | 構成比 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 医薬品 | 127,846百万円 | 26.2% | 107.4% |
| OTC | 62,115百万円 | 12.7% | 100.4% |
| 調剤 | 65,730百万円 | 13.5% | 114.9% |
| 化粧品 | 52,899百万円 | 10.8% | 105.6% |
| 食料品 | 214,837百万円 | 44.0% | 109.7% |
| 日用雑貨品 | 70,719百万円 | 14.5% | 106.8% |
| その他 | 21,926百万円 | 4.5% | 104.1% |
| 合計 | 488,229百万円 | 100.0% | 107.9% |

通期業績予想(2027年5月期 計画)
2027年5月期(連結・通期)は、売上高541,000百万円(前期比108.8%)、経常利益26,500百万円(前期比105.0%)、当期純利益17,000百万円(前期比100.1%)を計画。2026年6月には株式会社やおふく(長野県上田市、4店舗)を子会社化し新商勢圏へ進出したほか、出退店ではドラッグストア50店舗の出店(退店8店舗)、調剤薬局45店舗の出店(退店4店舗)を計画している。
| 項目 | 2027年5月期 計画 | 2026年5月期 実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 541,000百万円 | 497,128百万円 | 108.8% |
| 売上総利益 | 137,000百万円 | 126,953百万円 | 107.9% |
| 販売管理費 | 111,700百万円 | 102,983百万円 | 108.5% |
| 営業利益 | 25,300百万円 | 23,970百万円 | 105.5% |
| 経常利益 | 26,500百万円 | 25,232百万円 | 105.0% |
| 当期純利益 | 17,000百万円 | 16,990百万円 | 100.1% |

株主還元
従来の安定的・継続的な連続増配から、より一層の還元充実と強化を図る方針。2026年5月期は当初計画(90円)から+3円積み増し、前期比15円増配となる93円を実施する見込み。2027年5月期はさらに+3円増配となる96円を予定しており、配当性向は36.5%となる見通し。
| 項目 | 2026年5月期 | 2027年5月期(予定) |
|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 93円 | 96円 |
| 前期比 | +15円 | +3円 |
| 配当性向 | 開示なし | 36.5% |

成長戦略・トピック
調剤薬局事業ではドラッグストアへの調剤併設率を2025年5月期末の53.0%から2026年5月期末に54.5%へ高めるなど、ドミナントエリアを中心とした深耕を推進。薬機法改正に伴う「指定濫用防止医薬品」の販売規制強化への対応として、有資格者の継続配置や接遇力向上に取り組む。設備投資は持続的な成長に向けて200億〜300億円強の積極投資を継続する方針で、2026年5月期は当初計画(250億円)に対し若干の未達となったが、2027年5月期以降も出店・改装・M&A・物流投資等への積極投資を継続する計画。
※本記事はクリエイトSDホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。